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薔薇十字叢書 神社姫の森
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薔薇十字叢書 神社姫の森の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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話が進まずイライラします。 結末もがっかり。 薀蓄はいいから何を伝えたいか読者に分かるものを書いてください。 残念です。 | ||||
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京極夏彦の百鬼夜行シリーズのスピンアウト小説です。のっけから、京極堂と作家関口の薀蓄会話にうんざりした。なんで原子力発電所が現代の御霊神社なのか論理が飛躍しすぎててよくわかりませんでした。その後、久保竣皇という名前の作家を軸に話が展開されるのだが、この久保俊皇のデビュー作「神社姫の森」が、小説の中で紹介されていて、内容がループもので、呪いをかけられた少女を主人公の少年が何度も殺すといったもので、モチーフとしてはおもしろいところもなくはないのだが、なんだよ、またループものかよと少しうんざりした。途中、谷崎潤一郎が登場して、久保俊皇と会話するあたりはおもしろかったのですが、その後話があまりふくらまず、唐突に、京極堂が現れて、(憑き物落とし)=謎解きを始めます(p254~)。目次を見ると、序・波・宮となっていて、もちろんこれは、序破急のことなのでしょうが、起承転結の(転)が抜けているような構成に思えました。また、その謎解きが、はっきり言ってどうてもいい、人文科学系あるいはオカルトの薀蓄です。うんざりしました。ユングの集合的無意識だとか直接伝播説だとか、世界の神話がどうだだとか、母系社会、男性原理だとか、読んでて、恥ずかしくなりました。本家の百鬼夜行シリーズがあれほど分厚くて、薀蓄がいっぱいつまっているのに、あれほどヒットしたのは、ニューアカの影響がまだ残っているのとオウム事件が起きて、宗教だとかオカルトだとかに興味がいく人が多かったからなのでしょうかね? 冷静に考えて、なんで京極堂が話の後半で登場して、どうでもいいオカルト系薀蓄をだらだら話すだけで、犯人が自分の犯行を告白するのか理解不能。実際、そんなことをしたら、京極堂のわけのわからない話の途中で、みんな、あきれかえって帰るか、精神が錯乱した犯罪者なのだから、「うるせえ」と怒鳴って京極堂は殺されていてもおかしくないと思う。 | ||||
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うーん、ちょっとダメでした。 他の方は「シリーズ中、本家に最も近い!」とおっしゃっていますが、私には「外面だけ似せている」ようにしか読めませんでした。 憑き物落としにしては、総じて雑です。 雑に京極風にすると、大変読みにくい。 これだったら他の作品のように、京極作品とははっきり毛色が違ったものの方が楽しめました。 二次にしては近寄りすぎだし、さりとて本家には遠く及ばない、中途半端だな、って感想ですね。 それと、木場は大男じゃない!笑 このシリーズは憑き物落としシリーズ公認のようですが、今回の事件、これからの本家作品に干渉してしまわないのでしょうかね? もしかして京極先生、もう続けるつもりはないのでは?と思わず悲嘆してしまいましたよ。 | ||||
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