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人魚の眠る家
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人魚の眠る家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全154件 41~60 3/8ページ
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これは、娘を持つ人とそうでない人とで、母親の気持ちへの理解度が変わってくると思います。 頭ではわかっていても、大切な存在が、温かくて呼吸をしていたら、やはりあきらめきれないと思います。 自己満足といわれようと、やるだけやらないと気が済まないのだと思います。自分が生きるために。 東野作品はすべて読んでいます。 こんなテーマも書くんだなぁと、ますます今後の作品が楽しみです。 | ||||
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とにかく読んでください。ただそれだけ。 読んだらこの本の素晴らしさが本当に。本当に分かるはず。 | ||||
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今年 骨折して見に行けない・・・(; ;) 家でジックリ読みました 子供も大人になり遥か昔に戻り私だったらと思いながら涙 涙 映画より頭に残ります また、機会があれば本では詠みます | ||||
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母親の子供に対する愛情物語。その時自分ならどこまでできるか・・・。 子どもを持つ親ならきっと共感できるはず。たとえそれが常識を逸脱していたとしても。 | ||||
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とりあえず映画より先に読みました。 映画が先だと画像にひっぱられてしまうので。 本で読むほうが深く理解できるので先に読みました。 プロローグが最後に回収されていて、とても良い作品です。 脳と辛だの働きに関する理解が深められるとともに問題提起されます。 | ||||
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物語に出てくる母親の行為は、確かに自己満足かもしれません。しかし、誰がそれを非難できましょう。突然訪れた我が子の悲劇を受け入れられないのは当然です。そして、臓器を提供すれば、他の子供の命が助かると言っても、ハイ判りました。どうぞお使いくださいと言えないことが、親のエゴだなんて、誰も言えないと思います。たとえそれが、他人から見て「愛」ではなく、狂気と思われる行為であっても、この母親の振る舞いは、誰しもどこかで理解出来るような気がするのではないでしょうか。 とは言うものの、潤沢な資産があってできることでしょうし、また、もしこのまま娘が、普通の人の寿命と同じくらい生きていたら、どうするつもりだったのかと、考えてしまいます。 この小説は、脳死とは何か、その判定はどういうものなのか、そして臓器提供についての問題点などについても言及しており、そのあたりのことは、下手な解説書よりもわかりやすいと思います。 その上で、生きているとは、どういうことなのか?あるいは、死んでいるとは、どういうことなのか?という哲学的な根本問題さえ、読者に考えさせてくれました。 映画化されるそうですが、この重たい小説を映像化しようとは、思い切ったものです。どんな仕上がりになっているでしょうか? と、ここまで書いてから映画を見てきました。その感想は、Yahoo!の映画レビューにて。 | ||||
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脳死を受け入れられずに機械で生きた状態を保つ選択をした母親については何も言う気はしない。が、私自身は日常生活で私の価値観を他人(家族も含める)に押し付けて、それを通そうとしていか?と考える機会を与えて貰えた。 | ||||
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結構しっかりとした厚みのある小説ですが、話しに引き込まれて、あっという間に読めてしまいました。同じ子供を持つ母親として、薫子の気持ちが痛い程わかるだけに、深く深く考えさせられました。私も同じ状況に陥ったら、どうするだろうか…薫子のように、どんな形でもいいから我が子を側に置いておきたいと思うかも知れません。とても重い内容の話しですが、ラストはとても感動し、すっきり晴れやかな気分で読み終えました。 | ||||
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作者が一生懸命勉強したことが伝わってきました。科学的なことを作者が沢山勉強し、それが小説としての形をとることで人々に伝わる・・・小説の力を感じました。最後もいいですね。出てくる人がみんないい人なのもいいなと思いました。 | ||||
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読み終わっても自分の中で答えが出ない程、重いテーマでした。論理的、理性的な答えを出す事が正しい(この表現にも迷いがあります)ことなのか。こうあるべきだ、と必ずしも答えが出るものではないテーマだなと、読んでいて感じました。 | ||||
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薫子の行動が 狂気に満ちたものとは 全く思えません。 私は 6歳の娘を持つ母親ですが、もし 薫子と同じ立場に置かれたら、間違いなく 同じような行動をすることでしょう。 愛する我が子と過ごす時間を もっと もっと 大切にして生きていきたいと感じました。 | ||||
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臓器移植や延命行為へのいろいろな人の考え方に、私もとても考えさせられました。 移植する側、される側が実際に自分の子どもだったらと考えるとどうにも答えがでませんでした。 主人公の気持ちの葛藤がとても共感でき、号泣してしまいました。 映画も見てみたいと思います。 | ||||
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人の死について考えさせられる一冊。登場人物が皆違う考え方をし、どのような選択をしても自分の価値観を押し付けることがどんなに愚かなことであるのかを学ぶことができた。特に薫子の「この世には、意思統一をしなくていい、むしろしないほうがいい、ということがあると思うのです」この言葉がなにをもって死とするのかの答えであると思った。 | ||||
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この小説は、読み始めたら一気に数時間で読み終えました。先が気になって、休む気がしませんでした。 非常に重いテーマではありますが、現在も日本のどこかで、そういった家族がいると思うと、考えるべきテーマだと思いました。自分だったら・・・と思うと、まず、事故の原因や一緒にプールに行った人を責めそうですが、四葉のクローバーの話を読んでハッとしました。この作品を読んでいる間、だいぶ昔に見た「さっちゃんの四角い空」という映画を思い出し、親が子に対する態度に正解というものは存在しないのではと思いました。 | ||||
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みんながハッピーになれる奇跡の起きるファンタジーだと思ってたら、見事に裏切られました。 途中はむしろダークファンタジーかも⁉️とさえ勘違いさせられました。薫子さんのシンプルなしかし誰よりも強い思いと振る舞いはある意味で超ハードボイルドだと思いました。 | ||||
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恥ずかしながら、私は東野圭吾さんの本を初めて読みました。今までの話題作が気になってはいたものの、何となく読むタイミングを逃していたからです。 一度は読んだ方がいいかな、と、書店で目的もなく本を物色しているときに、店頭で大きく飾られたこの本を見つけました。 映画化の広告の帯に、好きな俳優さんが載っていたのも買うきっかけになりました。 結論的に言うと、難しい単語こそは多少出てきたものの、とても面白く、そしてとても勉強になる本でした。 生きるとは一体どういうことか、改めて深く考えさせられたように思います。 正解のない質問に、私は未だ答えを考えています。 迷っている方には是非一度、読んでほしいと思います。 | ||||
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久しぶりに読んだ東野圭吾の作品でしたが、やはり期待を裏切らないものでした。 ハリマテクスの社長である播磨和昌とその妻の薫子。 その二人の娘である瑞穂がプールで溺れて脳死状態になってしまいます。 そんな現実を受け入れてどうして親子で生きていくのか。 「この世には狂ってでも守らなきゃいけないものがある。そして子供のために狂えるのは母親だけなの」というある意味母親の強さを表す薫子の最後のひと言がとても印象的でした。 脳死について深く考えさせられる作品でもあります。 | ||||
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テーマは面白くて一気読み出来る。 ただ榎田と星野と星野の彼女は不要だと思う。 ついでに言うと旦那と離婚直前という設定もなくても成立するので冗長に感じる。 全469頁あるが、短編もしくは中編くらいに留めたら読後感が変わったかもしれない。 それから若葉の告白を聞いた薫子がどうして落ち着いちゃったか分からなかった。 読解力のある方いれば理由の解説が欲しいです! | ||||
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映画の宣伝から予想されるようなミステリーでも謎解きでもありません。狂気とも言える愛と、希望が書かれています。あの宣伝はミスリードしていると思います。そして、この小説は、母親の凄みの読み応えはありますが、映画化には全く向いていない話ではないでしょうか。瑞穂を見て「ひっ」と言ってしまう正直さ、不気味さが怖く、しかし親としてそう言い切れない所もあります。そういうわりきれないすべてを、活字から自分の中にもやもやと溜める話として価値があり、解釈されてしまった映像では平板になってしまうのではないか? | ||||
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先進医学の驚異と母親の狂気を見せつけてくれる。そんな作品でした。 | ||||
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