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鏡陥穽
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鏡陥穽の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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念のために書いとくと推理小説ではない、あらすじ読んで飛鳥部先生だし推理小説かと思ったがまったく違った 似たようなB級映画みたいな部分があった「黒と愛」なら、一応推理小説とも呼べなくもなかったが、こっちはちょっと推理小説と呼ぶのは無理がある でもそこらのB級ホラー観た後のような、「時間を完全に無駄にした感」は無い 無駄ではなかった、時間使って読んだ価値は充分あったと思えるのは、毎度飛鳥部先生の書く、なんか良い感じのキャラのおかげだろう 「黒と愛」も推理モノとして楽しんだわけではなく、そこらへんの良い感じが良い感じだったから満足だったわけで ただなぁ、今回は良い感じなキャラはあるんだけど、それ故にどうにも胸糞…… 胸糞さが評価を下げる やっぱハッピーエンドでなくてもいいから胸糞はやめてほしいよね 「砂漠の薔薇」とかは個人的には充分ハッピーエンドに、いやハッピーではないけど胸糞ではない、悲しいのと胸糞は違う 今回のはようするに良い感じの娘がひどい目にあって心壊れましたってだけやもんね、そりゃまあ胸糞ですわ 最初から達観してた系の娘ならともかく、レイプされて泣き叫んでたって話を聞くに、どちらかというと「バベル消滅」のような感じの娘なんでしょ もう最悪やん。そういう娘は好きだけどこんなん最悪やん ああくそイライラすると言葉がまとまらん、飛鳥部先生は百合作家としても一流だとは思う、恋愛を書くのが上手い人は百合を書くのも当然上手い、そこらへんは満足だから胸糞ってだけで最低の気分にはならんが でもやっぱり胸糞や | ||||
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本作はどのジャンルに分類されるべき作品なのだろうか。 ホラー?バイオレンス?モンスターパニック? 読後の印象は、クーンツの作品を読んだときみたいな感じ、というものだった。 そう、あの伝説的な名作「シャドウファイヤ」だ。 ストーリーのスタートは静かだ。 そして、怪異が少しずつ進行していく様子は、なにやら上質の怪奇ものを読んでいるという感じだった。 それが、あのエロ描写が登場したあたりから、少しずつ変容していく。 そして、怒濤のラストにむけて、エロとバイオレンスが突っ走るといった展開だ。 これは確かに読むひとを選ぶ作品だ。 そして、まちがってもミステリではない。 同じ人間が何人も登場するという不可思議というか謎はある。 しかし、その謎の解明がメインストリームではない。 登場人物も、みんないやなやつらばっかりだし。 けっしてすっきりとした読後感ではない。 しかし、乱歩の世界をもっとダークにエロにした世界にどっぷりと浸りたいひとには、なんともいえないだろう。 とくにフリークス好きにはおすすめだが、残念ながら私の波長にはあわなかったな。 | ||||
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