痾
評判
痾の評価:
3.83/5点 レビュー 18件。 C ランク
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全24件 21〜24 2/2ページ
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痾の評価:
3.83/5点 レビュー 18件。 C ランク
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
失った烏有は、無意識的に寺社への放火を繰り返していた。
するとそのたびに、焼け跡から他殺死体が発見される。
やがて彼のもとに「今度は何処に火をつけるつもりかい?」
と書かれた手紙が届くようになり……。
本作におけるミステリ的趣向を一言でいえば、手紙を媒介にした
《操り》ということになり、後期クイーンの作品群を彷彿とさせます。
(作中で、メルカトル鮎が烏有を「銘探偵」に育成する訓練の一環
として、烏有にクイーンの作品を読ませますが、その中に後期作品
がないという事実は、「銘探偵」がどのような存在であるかを暗示し
ているように思います)
また本作では、文字と絵画、すなわちシンボルとイメージを同一平面上に併置した
「リテラアート」なる概念がモチーフとなりますが、それと類比的に、犯人の見えざる
手によって、放火と殺人という本来は不連続であるはずの二つの事物がズレや齟齬
を伴った状態で連続性を持たされており、一種グロテスクなオブジェを構成しています。