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埋もれる
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埋もれるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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欲しかった1冊。 | ||||
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日本ラブストーリー大賞受賞ということで期待して読んだが、普通だった。 どこにでもある普通のラブストーリーで、相手が韓国人というだけ。 内面の複雑さやお互いに対する情熱や切なさは伝わってこず、流れに任せている今時の恋愛という感じ。 | ||||
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何気なく 本当に何気なく この小説を読み始めて、 なんというか不快感とは 少し違う気分の重さに みまわれた。 もともと韓国には興味があり、 期待が膨らんでいただけに この何とも言い難い気持ちを 表現するには表現力がないゆえ いろいろ誤解を生んでしまう かもしれないが 、 一言で言うなら重い。 エグいまではいかない、 だけど決して爽やかではない。 素晴らしい文章ゆえ、読むには 相当の気力が必要だと感じた。 読みおえて すぐ読みたいとは 言えないが、あと何年かして 忘れた頃に読むと 今とは違う 何かを感じると思う。 | ||||
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セリフやいろんな描写がとってもリアルなんですよ。 食事とかベッドシーンが!! どきどきしながら読みました。 韓国行きたくなりました。 赤くて辛いスープで麦ご飯食べたいです。 そして男性!ごつい手と肩幅。 ニンニクのにおい。 | ||||
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と言ってしまえばありきたりなのですが、主人公に絡んでくる人物たちがそれぞれリアリティがあり、読ませます。 とくに中年のテソク。作家志望で主人公と同じタイプの人間。 つまりテソクを通じて主人公の内面を照射することに成功しています。 ラストは公募の原稿とは違っているのかもしれません。 韓国の風俗が説明臭くない程度に散りばめられているので、ソウルに興味がある人にはお勧めだと思う。 でも主人公の年齢が26歳になっているのは違和感があった。 もっと作者の実年齢に近づけてもよかったのではないでしょうか。 | ||||
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喪失感ではなくはじめから持っていないという孤独、そんなものに圧倒された。主人公の内面が丁寧に描かれているので共感はできなくとも納得させられる。単なるラブストーリーという枠を超えて自分を求め続ける主人公由希の決断が印象に残った。 | ||||
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性に目覚めた由希が次第に男にのめり込み、韓国人男性二人の間で揺れ、 どちらを取るのか先が気になり、読み出したら一気読みでした。 こういう設定は好きなんですが由希の最後の選択は、あまり後味の良いものじゃなく、 いつまでも不安な感じが拭えなかった。 元カレとのHを盗撮されたり、生活臭たっぷりなH描写、 オフィスでどちらからともなく激しく求め合う場面はやたら官能的でしたね。 身も心も滅ぼすような恋を束の間味わえます。 | ||||
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異国での恋、というフレーバーを効かせた 第三回日本ラブストーリー大賞受賞作。 やや「突っ込んだ」恋愛小説として 下品にならない程度に踏みとどまっている点は悪くない。 主人公たちの向こう見ずな行動や 性愛描写が無頼派を装っているが、 例えば李良枝の小説と比べてみた場合、 異文化と云う壁の前に立たされた人間の姿が短絡的で、 書割のように薄っぺらく感じられてしまう。 | ||||
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韓国の地で地元民と留学生日本人がお互いの心とからだと国の違いを性愛生活の中で確かめ合うと言う話。 しかし韓国と日本というものの男女のすれ違いの感覚は日本と相違ない。わざわざ韓国という異国にして泊をつけたという感じ。 今までの大賞作や特別賞を受賞した作品に比べたらもの足りない気がした。 しかし韓国の文化にちょっと触れれるので韓国に興味がある人にはお勧めかも。 | ||||
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見境なく相手の事しか関心がなくなって一緒に過ごしたいと痛烈に欲っする女の習性が痛々しいまでに全面に表れていて驚かされた。 恋愛シーンだけではなく色々なアクシデントや出来事が交錯して現実味が帯びていてドラマを見ている様な興奮を覚えた。 | ||||
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梟森南溟の '欲情' を読んで何か心がすさんだ気がしたので,軽い気持でこの作品を読み始めた.ところがこの作品は極めて正統的な構成で,かつ美しい日本語で書かれた名作である.ヒロイン由希は日本語-韓国語の翻訳, 通訳の勉強を志していまソウルに住んでいる.幼いうちから父の頻繁な転勤のために,日本のどこの街にも帰属感が持てず,いつも受身の性格の持主に育った.ソウルで学費かせぎのアルバイトをするうちに,恋をする.弱気が災いしてなかなかうまく行かない.そこにもう一人の恋の相手が現れて,初めて男を本格的に愛するようになるのだが,今度は男が煮え切らない.弱気でいる限り恋は実らないと悟って,その気になって妊娠し,両親の猛反対を押し切って正規の結婚に漕ぎ着ける,と言う筋.日本語がしっかりしているのは作者が韓国語から日本語を相対化して書けるためかも知れない.後味のよい新鮮な作品として推薦. | ||||
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