ラベンダーの誘惑
- 恋愛小説 (118)
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30歳の主人公の“あがき”を痛く感じた。この未成熟さは目を背けたくなる程、生々しく息苦しくさえ思えたのに、本を置くことができず一気に読んだ。アロマという切り口ではあるけど、そこにあるのは欲望で、そのあたりの仕組み(?)も面白かく感じた。実はアロマに限らず、こういうことってあると思う…。 官能的なことが売り文句になっているけど、精神って体とやっぱり切り離せないんだなあ…、と納得も。 香りだけじゃなくて色彩も豊かな作品。 | ||||
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一気に読み終えた。梨絵の依存心が母、彼氏、アロマテレピー、瞑想、その時々に揺れながら、最後には自分自身の直感・感覚に身を委ねる…。 女性の生理感覚がとても共感出来た。 自信がない梨絵が、どんどん変わってゆく。その映像が目に浮かぶような気がする。 耕治の表面上はやわらかいが、実は頑なで自分の考えを許容しない。その象徴としてのにおいが効果的だ。バーユのバタくさいにおい。荒れている手での愛撫から感じるちょっとした違和感。 五感に訴える小説。それに何と行っても性描写がいい。 | ||||
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前作『埋もれる』の方が好きだが、こちらももちろん満足の内容。 母親との関係性が、よく書かれている。「こういう、娘に献身的にみえて、実は娘の人生を狂わせている母親って、いるいる!」と共感しながら読んだ。 恋愛描写は、さすがにうまい。読んですぐ小説の世界に引き込まれ、擬似体験できる。今回は「官能小説」ということもあり、エロティックなシーンは女性必読! 重要な小道具になるアロマについてもよく描かれていて、思わずアロマテラピーを始めたくなってしまった。 今の自分に満足していない30歳前後の女性に、ぜひ読んで欲しい一冊。 | ||||
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スミカ先生に惚れこみ、アロマテラピーに通ううちに、今まで抑えてきたものを開放させていく梨絵。その梨絵の気持ちがしみじみと伝わってくる。アロマで発情した梨絵が男を誘うところは、えっ!と思いつつも、ドキドキした。男がつまらない男だったのはどうかな……?。けど、それが効果を上げているのはたしか。男女の関係って、ほんとは性の相性も大きな部分をしめるんだよね。でも、たいがいのレンアイ小説はそこを避けているか、甘く描くかのどっちか。その点、この小説では、大胆に踏み込んでいる。章立てがアロマの名になっているのも小粋。 | ||||
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