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ラベンダーの誘惑



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【この小説が収録されている参考書籍】
ラベンダーの誘惑
ラベンダーの誘惑 (宝島社文庫 C な 3-2)

ラベンダーの誘惑の評価: 4.50/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(4pt)

体と精神の自立・・・

30歳の主人公の“あがき”を痛く感じた。この未成熟さは目を背けたくなる程、生々しく息苦しくさえ思えたのに、本を置くことができず一気に読んだ。アロマという切り口ではあるけど、そこにあるのは欲望で、そのあたりの仕組み(?)も面白かく感じた。実はアロマに限らず、こういうことってあると思う…。
官能的なことが売り文句になっているけど、精神って体とやっぱり切り離せないんだなあ…、と納得も。
香りだけじゃなくて色彩も豊かな作品。
ラベンダーの誘惑Amazon書評・レビュー:ラベンダーの誘惑より
4796668055
No.3:
(5pt)

一気に読んだ

一気に読み終えた。梨絵の依存心が母、彼氏、アロマテレピー、瞑想、その時々に揺れながら、最後には自分自身の直感・感覚に身を委ねる…。
女性の生理感覚がとても共感出来た。

自信がない梨絵が、どんどん変わってゆく。その映像が目に浮かぶような気がする。
耕治の表面上はやわらかいが、実は頑なで自分の考えを許容しない。その象徴としてのにおいが効果的だ。バーユのバタくさいにおい。荒れている手での愛撫から感じるちょっとした違和感。
五感に訴える小説。それに何と行っても性描写がいい。
ラベンダーの誘惑Amazon書評・レビュー:ラベンダーの誘惑より
4796668055
No.2:
(4pt)

女性のための官能小説

前作『埋もれる』の方が好きだが、こちらももちろん満足の内容。
母親との関係性が、よく書かれている。「こういう、娘に献身的にみえて、実は娘の人生を狂わせている母親って、いるいる!」と共感しながら読んだ。
恋愛描写は、さすがにうまい。読んですぐ小説の世界に引き込まれ、擬似体験できる。今回は「官能小説」ということもあり、エロティックなシーンは女性必読!
重要な小道具になるアロマについてもよく描かれていて、思わずアロマテラピーを始めたくなってしまった。
今の自分に満足していない30歳前後の女性に、ぜひ読んで欲しい一冊。
ラベンダーの誘惑Amazon書評・レビュー:ラベンダーの誘惑より
4796668055
No.1:
(5pt)

性をみつめている

スミカ先生に惚れこみ、アロマテラピーに通ううちに、今まで抑えてきたものを開放させていく梨絵。その梨絵の気持ちがしみじみと伝わってくる。アロマで発情した梨絵が男を誘うところは、えっ!と思いつつも、ドキドキした。男がつまらない男だったのはどうかな……?。けど、それが効果を上げているのはたしか。男女の関係って、ほんとは性の相性も大きな部分をしめるんだよね。でも、たいがいのレンアイ小説はそこを避けているか、甘く描くかのどっちか。その点、この小説では、大胆に踏み込んでいる。章立てがアロマの名になっているのも小粋。
ラベンダーの誘惑Amazon書評・レビュー:ラベンダーの誘惑より
4796668055

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