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喧嘩猿



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【この小説が収録されている参考書籍】
喧嘩猿 (講談社文庫)

喧嘩猿の評価: 3.18/5点 レビュー 11件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.18pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

木内一裕にハズレなしの神話もついに潰えた

漫画家『きうちかずひろ』から小説家『木内一裕』に転身して、第7作目の小説。木内一裕にハズレなしの神話もついに潰えたようだ。

森の石松の若き姿を描いた時代任侠小説であるが、どうにもしっくり来ない。物語はトントントンと小気味良く展開するのだが、浅い描写に頭の中に画が全く浮かんで来なかった。

現代小説に比べると時代小説の方が不利でもあり、有利でもある。時代小説は読者の想像力に頼る部分が大きく、如何に読者の頭の中で画を描いてみせるかが鍵だと思う。

自分の想像力の無さも原因かも知れないが、少なくとも先の6作に比べると珍しく出来の悪い作品だった。
喧嘩猿 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:喧嘩猿 (講談社文庫)より
406293129X

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