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友だち殺し
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友だち殺しの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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米国女流作家ラング・ルイスのデビュー作(1942)。 ミスリードをこれでもかと配置しているが、すべて直後にネタをわり、せっかくの緊迫感を薄め、 読み手が推理するたのしみを奪ってしまっている。こういった誤誘導は、物語の終盤まで残すべきだと思う。 犯行は、まったく杜撰としかいいようがなく、テキストにもあるとおり"棚ぼた"的であり、それを推理する タック警部補は、入念な箇条書きなどをまじえた思索に耽けるが、どれも真相とは異次元のものばかりだ。 つまり真相(むしろその前段階の事項だが)と紙面の大半があまりに異質に過ぎるのだ。飛躍はなはだしいと いっても良い。だからラストのサプライズも仰天するに及ばない。 出だしが衝撃的なだけに、なんとも、もったいない小説になってしまった。やはり第一作目ということで筆づかいが 荒くなってしまったのだろうか。 『死のバースデイ』のほうが評判が良いらしいので、機会があれば読んでみたい。 | ||||
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