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友だち殺し



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【この小説が収録されている参考書籍】
友だち殺し (論創海外ミステリ)

友だち殺しの評価: 4.00/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

デビュー作だからか・・・

米国女流作家ラング・ルイスのデビュー作(1942)。
ミスリードをこれでもかと配置しているが、すべて直後にネタをわり、せっかくの緊迫感を薄め、
読み手が推理するたのしみを奪ってしまっている。こういった誤誘導は、物語の終盤まで残すべきだと思う。
犯行は、まったく杜撰としかいいようがなく、テキストにもあるとおり"棚ぼた"的であり、それを推理する
タック警部補は、入念な箇条書きなどをまじえた思索に耽けるが、どれも真相とは異次元のものばかりだ。
つまり真相(むしろその前段階の事項だが)と紙面の大半があまりに異質に過ぎるのだ。飛躍はなはだしいと
いっても良い。だからラストのサプライズも仰天するに及ばない。
出だしが衝撃的なだけに、なんとも、もったいない小説になってしまった。やはり第一作目ということで筆づかいが
荒くなってしまったのだろうか。
『死のバースデイ』のほうが評判が良いらしいので、機会があれば読んでみたい。
友だち殺し (論創海外ミステリ)Amazon書評・レビュー:友だち殺し (論創海外ミステリ)より
4846014371

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