戦場のコックたち

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評判

戦場のコックたちの評価:

3.85/5点 レビュー 79件。 A ランク

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平均点3.85pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全77件 21〜40 2/4ページ
No.57
(5pt)

タイトルから連想するような軽い話ではない

作者を知らずにタイトルだけ見て購入。もっとお気楽な話だと思っていました。ナポレオンのお抱えシェフだったデュナンが、戦場のありあわせの材料で鶏肉のマレンゴ風を発明したような。
ところが、とにかく重い話で、多少ミステリーの味付けがしてあるものの、本日は戦記物だと思う。しかし、重厚な話であっても読み進まずにはいられないのは、作者の力量の高さゆえだろう。
アメリカの側からヨーロッパ戦線を読み解くという意味でも稀有な本だと思った。
戦場のコックたち (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 戦場のコックたち (創元推理文庫)より
4488453120
No.56
(5pt)

タイトルから連想するような軽い話ではない

作者を知らずにタイトルだけ見て購入。もっとお気楽な話だと思っていました。ナポレオンのお抱えシェフだったデュナンが、戦場のありあわせの材料で鶏肉のマレンゴ風を発明したような。
ところが、とにかく重い話で、多少ミステリーの味付けがしてあるものの、本日は戦記物だと思う。しかし、重厚な話であっても読み進まずにはいられないのは、作者の力量の高さゆえだろう。
アメリカの側からヨーロッパ戦線を読み解くという意味でも稀有な本だと思った。
戦場のコックたち Amazon書評・レビュー: 戦場のコックたちより
4488027504
No.55
(5pt)

サイコーです。

うまく、表現できないけど、とっても読んだ後のじんわりとした感じがとてもよかった。 戦争の醜さと、それでもなんとなくミリタリーものに憧れる男の気持ちをバランスよくまとめた文章が巧い。 本当の筆者は第二次世界大戦のヨーロッパ戦線を体験したアメリカ人で、その翻訳本を読んでいるような気分で読んでました。ミステリーとしてもよく出来ており、最後まで飽きることなく、いつまででも読んでいたい気分でした。
戦場のコックたち (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 戦場のコックたち (創元推理文庫)より
4488453120
No.54
(5pt)

サイコーです。

うまく、表現できないけど、とっても読んだ後のじんわりとした感じがとてもよかった。 戦争の醜さと、それでもなんとなくミリタリーものに憧れる男の気持ちをバランスよくまとめた文章が巧い。 本当の筆者は第二次世界大戦のヨーロッパ戦線を体験したアメリカ人で、その翻訳本を読んでいるような気分で読んでました。ミステリーとしてもよく出来ており、最後まで飽きることなく、いつまででも読んでいたい気分でした。
戦場のコックたち Amazon書評・レビュー: 戦場のコックたちより
4488027504
No.53
(4pt)

戦場で日常ミステリをやる凄い作品。面白さは並かも

序盤のいかにも面白くなりそうなワクワク感と違う方向に行ってしまうような、そんな感じがちょっと惜しかった……が、意外とライトな作風で読み易く、日常ミステリーとしてもなかなか
めちゃくちゃ面白いという感じではないが、楽しめて読めました
戦場のコックたち (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 戦場のコックたち (創元推理文庫)より
4488453120
No.52
(4pt)

戦場で日常ミステリをやる凄い作品。面白さは並かも

序盤のいかにも面白くなりそうなワクワク感と違う方向に行ってしまうような、そんな感じがちょっと惜しかった……が、意外とライトな作風で読み易く、日常ミステリーとしてもなかなか
めちゃくちゃ面白いという感じではないが、楽しめて読めました
戦場のコックたち Amazon書評・レビュー: 戦場のコックたちより
4488027504
No.51
(5pt)

ミステリー+反戦小説!

"僕は賢くもなければ、交渉が上手いわけでもない。銃撃も下手だから戦場の英雄にもなれないだろう。けれど覚えているレシピだけはたくさんあるんだ。"2015年発刊の本書は、様々に話題となった第二次世界大戦中のヨーロッパの戦場という非日常を舞台にした日常謎ミステリー、反戦小説。

個人的には合衆国軍の特技兵(コック)たちが主人公という目新しさと表紙の食イラストにひかれて手にとったのですが、これが予想以上に面白かった。

その理由の一つは読んでいるだけで実際の映像が浮かんでくるような人物や風景の【描写の厚さ、細かさ】これにより、主人公たちを架空の薄いキャラクターや絶対的ヒーローでもなく【あくまで等身大の若者たち】として説得力をもってリアルに描く事に成功していて、人気ドラマ『バンド・オブ・ブラザース』の様な群像劇好きな私にとって、ペーパーをめくるのが止まらない面白さでした。

また、ノルマンディー上陸作戦から始まり、ホロコースト、ドレスデン爆撃など第二世界大戦で何度も映画や作品となった場所や出来事を本書はまるで【俯瞰的な歴史ダイジェスト】の様に主人公たちの【謎解きと共に追体験させてくれる】のですが。こちらも舞台が変わる都度に他作品を思い浮かべたりしながら、一冊の本として【バランスよく収める事に成功している】と感じました。

第二世界大戦を舞台にした群像劇好きへ、また映像的な作品が好きな人、もちろんミステリー好きにもオススメ。
戦場のコックたち (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 戦場のコックたち (創元推理文庫)より
4488453120
No.50
(5pt)

ミステリー+反戦小説!

"僕は賢くもなければ、交渉が上手いわけでもない。銃撃も下手だから戦場の英雄にもなれないだろう。けれど覚えているレシピだけはたくさんあるんだ。"2015年発刊の本書は、様々に話題となった第二次世界大戦中のヨーロッパの戦場という非日常を舞台にした日常謎ミステリー、反戦小説。

個人的には合衆国軍の特技兵(コック)たちが主人公という目新しさと表紙の食イラストにひかれて手にとったのですが、これが予想以上に面白かった。

その理由の一つは読んでいるだけで実際の映像が浮かんでくるような人物や風景の【描写の厚さ、細かさ】これにより、主人公たちを架空の薄いキャラクターや絶対的ヒーローでもなく【あくまで等身大の若者たち】として説得力をもってリアルに描く事に成功していて、人気ドラマ『バンド・オブ・ブラザース』の様な群像劇好きな私にとって、ペーパーをめくるのが止まらない面白さでした。

また、ノルマンディー上陸作戦から始まり、ホロコースト、ドレスデン爆撃など第二世界大戦で何度も映画や作品となった場所や出来事を本書はまるで【俯瞰的な歴史ダイジェスト】の様に主人公たちの【謎解きと共に追体験させてくれる】のですが。こちらも舞台が変わる都度に他作品を思い浮かべたりしながら、一冊の本として【バランスよく収める事に成功している】と感じました。

第二世界大戦を舞台にした群像劇好きへ、また映像的な作品が好きな人、もちろんミステリー好きにもオススメ。
戦場のコックたち Amazon書評・レビュー: 戦場のコックたちより
4488027504
No.49
(5pt)

大変面白かったです

とてもおもしろく、一気に読んでしまいました。
戦場のコックたち (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 戦場のコックたち (創元推理文庫)より
4488453120
No.48
(5pt)

大変面白かったです

とてもおもしろく、一気に読んでしまいました。
戦場のコックたち Amazon書評・レビュー: 戦場のコックたちより
4488027504
No.47
(5pt)

戦友

とても良かった。
タイトルから想像したよりも、はるかに良い小説だった。
帝国陸軍軍人として太平洋戦線に従軍していたおじい様達が、戦いのモチベーションとして「戦友を守りたかったんだよ」と語っていたことを久しぶりに思い出した。
戦場のコックたち Amazon書評・レビュー: 戦場のコックたちより
4488027504
No.46
(5pt)

戦友

とても良かった。
タイトルから想像したよりも、はるかに良い小説だった。
帝国陸軍軍人として太平洋戦線に従軍していたおじい様達が、戦いのモチベーションとして「戦友を守りたかったんだよ」と語っていたことを久しぶりに思い出した。
戦場のコックたち (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 戦場のコックたち (創元推理文庫)より
4488453120
No.45
(5pt)

人間は平和のために戦争する。

これは久々にすごい小説に出逢った。
タイトルからしてお料理小説かと思ったが、バリバリの戦争小説。
裏表紙に「日常の謎」と書いてあるが、「非日常の謎」である、戦争中の物語なんだから。
舞台は第二次大戦中のヨーロッパで、連合軍のコック兵ティムを主人公とする物語。登場人物もみんな外国人なので海外小説を読んでいるかのよう。分厚い本だが、あっという間に引き込まれて読了した。

東京創元社お得意の連作ミステリ方式(5章からなる中編集)だが、ミステリよりも中身が凄い。戦争中の兵士の行動や心理、地獄絵図のような最前線の街の様子、極限の状況でどのようなことが行われていたか、史実を基によく描かれている。
一番うなったのは、アウシュビッツ収容所からのユダヤ人解放の場面。「夜と霧」の著者フランクルと逆の視点、解放する連合軍側の視点で描かれている。人間とは状況によっては、どんなことでもしかねない生き物だと、「善・悪」など二項対立では語れないのだと改めて思った。人間は平和のために戦争する愚かな生き物なのである。

この作品は時事ネタ、戦争ものにお決まり「お涙頂戴」のやらせ感、単調さなど全くなく、最初から最後まで沢山のテーマーと哲学を内包した、稀有な作品である。50年後100年後も読める古典となり得る力作である。
戦場のコックたち Amazon書評・レビュー: 戦場のコックたちより
4488027504
No.44
(5pt)

人間は平和のために戦争する。

これは久々にすごい小説に出逢った。
タイトルからしてお料理小説かと思ったが、バリバリの戦争小説。
裏表紙に「日常の謎」と書いてあるが、「非日常の謎」である、戦争中の物語なんだから。
舞台は第二次大戦中のヨーロッパで、連合軍のコック兵ティムを主人公とする物語。登場人物もみんな外国人なので海外小説を読んでいるかのよう。分厚い本だが、あっという間に引き込まれて読了した。

東京創元社お得意の連作ミステリ方式(5章からなる中編集)だが、ミステリよりも中身が凄い。戦争中の兵士の行動や心理、地獄絵図のような最前線の街の様子、極限の状況でどのようなことが行われていたか、史実を基によく描かれている。
一番うなったのは、アウシュビッツ収容所からのユダヤ人解放の場面。「夜と霧」の著者フランクルと逆の視点、解放する連合軍側の視点で描かれている。人間とは状況によっては、どんなことでもしかねない生き物だと、「善・悪」など二項対立では語れないのだと改めて思った。人間は平和のために戦争する愚かな生き物なのである。

この作品は時事ネタ、戦争ものにお決まり「お涙頂戴」のやらせ感、単調さなど全くなく、最初から最後まで沢山のテーマーと哲学を内包した、稀有な作品である。50年後100年後も読める古典となり得る力作である。
戦場のコックたち (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 戦場のコックたち (創元推理文庫)より
4488453120
No.43
(5pt)

お勧めです

一気に読めて、面白かった。
好き嫌いがあるにせよ、人には勧めたくなる。
戦場のコックたち (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 戦場のコックたち (創元推理文庫)より
4488453120
No.42
(5pt)

陰惨でやりきれない戦争の中で試される人間性

ミステリを期待すると、謎の内容、謎解きと真相に期待はずれと思うかもしれません。長めの短編(Kindleのカウントで1300くらい)が収録されていますが、各作品の謎解きパートの比率はかなり少なめです。
しかし物語そのものは、戦争の非人間的で残虐な面を描き、フィクションとはいえ、そのなかで示されるやさしさや思いやりといった側面が美しく描かれていたと思います。
また登場人物たちが単なる通り一遍の善人、悪人ではなく、多面的な側面をもった人物として描かれていることも作品の完成度を高めていると思います。
例えば、降伏した兵士を捕虜を収容する設備が無いからと撃ち殺し、ドイツ兵に協力したといってご近所の同国人に復讐し、収容所を解放すれば薪の山かと思えばやせ細った死体の山と、陰惨で読者に嫌悪感を持たせるシーンがある一方で、子供のころ黒人を差別したことを後悔している主人公のように、誰もが残虐な行為をする側にまわりかねない危うさに目を向けている点も優れた要素だと思います。
このような要素があるからこそ、単独で見れば他の作品に比べて作り物めいた出来レースのように思える最後の短編や、エピローグに残酷な世界の中にも、大げさに表現すれば、人間性への可能性に救いを見出し、ほっとすることができるのではないでしょうか。
戦場のコックたち (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 戦場のコックたち (創元推理文庫)より
4488453120
No.41
(4pt)

戦場がリアルに感じられる

第二次大戦の様子が垣間見れるようなリアルな描写。巻末の参考文献の多さも納得の内容でした。ミステリーを織り交ぜつつ、複数のエピソードが繋がっていく構成も楽しめました。主人公以外の人物描写がもう少し深くても良いかな。
戦場のコックたち (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 戦場のコックたち (創元推理文庫)より
4488453120
No.40
(4pt)

東京創元社の本で涙ぐんだのは、はじめてです。

あまい箇所もあるが、いい作品だと思う。

 年齢をとると、涙腺がゆるくなるので困ります。

 戦争って、やだね。
戦場のコックたち (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 戦場のコックたち (創元推理文庫)より
4488453120
No.39
(4pt)

日常にある違和感の謎 知りたくなりますよね

文庫になるのを待っての購入
バンドオブブラザースを見ていたので だいたいの状況は解りました
戦場という日常の中にある違和感にある謎
解明したくなりますよね
終盤で泣かされました そしてまたやられました 待ったかいがありました
前線を書くことはあっても 後方は珍しいので 本当に良かったです
戦場のコックたち (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 戦場のコックたち (創元推理文庫)より
4488453120
No.38
(4pt)

じんわりします

主人公はアメリカ南部の田舎町出身の17歳の青年で、キッドとあだ名をつけられた通りに純朴で子供のような人物です。

最初はボーイスカウトのキャンプの話かと思うほど呑気で牧歌的です。巨大な野外レンジで料理をするところは楽しそう。同じ輸送機に乗っていた兵士が亡くなったことを人伝てに聞いて、優しい主人公は心を痛めますが、まだ現実味がありません。

戦局が変わるにつれ、のんびり屋の主人公も過酷な戦場に駆り出され、ついに友を自分の胸の中で亡くします。亡くなる兵士が陽気な好人物だっただけに、このシーンは深く心に残りました。

次第に主人公の心が麻痺して冷徹な殺人マシーンになっていく様はひたすら悲しいです。

他のレビューサイトを見たところ、エピローグについては蛇足という意見もありましたが、私はあれほどの苦難を乗り越えた登場人物達が幸福な人生を送ったところを見たいという一心で読みました。(実際には悲しい話もありましたが。)確かに話としては失速していましたが、読書を通じた旅を登場人物と一緒に終わらせられて満足です。
戦場のコックたち (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 戦場のコックたち (創元推理文庫)より
4488453120