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(短編集)
バチカン奇跡調査官 独房の探偵
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バチカン奇跡調査官 独房の探偵の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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シリーズをここまで読んでの感想です。一見奇跡にしか思えない事象が科学的に解明されていく面白さはありますが、ここまで読んで何となく腑に落ちないのが平賀の人物造形の薄さでした。 相棒のロベルトはその生い立ちや自らの信仰心への疑問から、ことあるごとに鬱屈した感情を見せていますが、事件ごとに様々な人物と会い、または神を身近に感じたりしてどんどん人として成長していきます。仕事面でも禁書の解読やらエクソシストとして才能があるとか、バチカンでも自分の立ち位置を確立しつつあります。 反対に平賀は問題といえば重病の弟と行方知れずの友人のことだけで、本人はシリーズ開始から何も変わっていないようです。持ってる能力が科学面に秀でてることから、ただ容姿の良いロボットみたいな印象を受けます。 メインの二人の差は何なのかな、と思っていたんですけど私は次第に平賀って救いを求めたロベルトの想像上のお友達なのではないかと疑ってすらいました。 今作で弟の視点で話が進んでいたことから、平賀が実在してると再認識したわけですが、ここにおいても平賀は優しくて弟を導く存在でありながら、結局は部外者でしかない存在であったのが残念でした。 弟から見た平賀の話が読めるのかとおもったら、結局ロベルトの話になってしまいましたし。 ロベルトが嫌いなわけではありませんが、もうちょっと平賀だけにスポットライトを浴びせる話でもないと、バランスが悪く感じます。 この本の最初の話で某人とニアミスしたわけですが、そこから平賀の物語がやっと始まるんじゃないかと期待しております。邪悪な方に転ばないといいんですけど…。 | ||||
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読めるだけで良いと思ってましたが、とても綺麗な本で嬉しかったです!! | ||||
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短編ならではの自由な切り口で作者の好きな怪奇趣味のミステリが描けている。長編よりも中編くらいが作者の持ち味を引き出せるのかも知れない。 | ||||
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