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黙示



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【この小説が収録されている参考書籍】
黙示
黙示
黙示 (新潮文庫)

黙示の評価: 3.93/5点 レビュー 43件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.93pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全30件 21~30 2/2ページ
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No.10:
(4pt)

環境問題を多角的な視点で描き、しかも物語としておもしろい

本書は難しいテーマを分かりやすく、それに反して問題を単純化していない。環境問題は気になりながらも情報収集が十分でなかったと自覚している読者であれば真山ファンでなくとも十分楽しめ、環境問題の視点を手に入れることができるの。

環境問題に言及すると、とかく環境保護と企業の論理の二元対立になり、どちらかの視点で描かれるプロパガンダ出版物が多い中、企業側に農薬開発責任者、環境側に若手養蜂家を配し、二つの視点が軸になっている。そういった冷静な両論併記をしている反面、海外バイオ企業のロビー活動に乗っかって遺伝子組み換え種子の輸入を方向づけようとする若手政治家や、環境運動を善悪の視点で環境保護グループ内で過剰な行動に出る社会派主婦といった極端な視点を程よく不快に、また滑稽に描いている点が両論併記の根拠を補強している。

立場によって答えが180度変わるような問題を、分かりやすくバランスをもって伝えることは難しく、希少な作品だと思われる。ラジコンヘリコプターによる農薬事故を縦軸に、官僚、企業、市民運動家、フリージャーナリストといった多彩なプレーヤーを通してエンターテイメントとして面白くなければならないというハードルもクリアしている。ラストは予想を反してすがすがしいものになっているのも読者志向で書かれていることがうかがえる。
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4101390525
No.9:
(5pt)

TPPを超えた大きな問題

さすが真山仁という感じの本。
その圧倒的な取材力や問題提起、先見性などは圧巻であり、普段のニュースの見方を大きく変える。
コラプティオでの産業としての原発の側面や本作のGMOの問題は、新聞を読むときなどに注目してしまう。

昨今の異常気象を体験していると、地球が大丈夫なのかと深く考えてしまう。
そんな中で、農業の在り方や食の重要性を問う本作は、TPPという問題を超えた大きな問題を意識させてくれ、また今後私たち日本人がどのようなことを考えていくべきか、つまり弱小産業としての農業から強気産業としての農業への転換が、今後予想される食糧問題に対しての大きなリスクヘッジになり得るということ、また食料を自国で自給できるということが、将来を俯瞰するうえでとても重要であるということ、を強く感じさせる。
日本の農業の弱さを指摘する声が多く、またTPPなどから守っていこうという勢力が多いが、もっと長いスパンを見て考えていく必要があるということを痛感させられる。

本作は大きな問題提起をしている本であり、普段日本人がなかなか感じない、またはなんとなく知っているけどそこまで問題視していない大きな問題を気付かせてくれる本であり、真山仁のすごさを改めて感じさせてくれるものとなっている。
私は著者の作品がかなり好きであり、ファンであるが、今後も隠れた問題をどんどん提起していってほしいと思うし、私自身、著者の本を購入することなどで応援していきたい。
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4101390525
No.8:
(5pt)

黙示

『はげたか』以来、真山仁さんの本は読んでいませんした。
『黙示』は今これから日本列島が直面する問題の開幕を告げた
ものと感じました。 現職官僚も関係業界もただ事ではない時期に
突入。
一読者の勝手な希望は、列島住民とその子孫の生死に関わるこの問題
の今後を真山さんの魅力溢れる筆致で書き続けて頂きたい事です。
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4101390525
No.7:
(5pt)

この人の小説は金融系に限る!

■書名  黙示
真山仁 / 新潮社 / 本 / 2013年02月22日 / Amazonで見る ¥ 1,785

■全体的な感想
農薬を軸にした農業問題の小説。
真山氏の本は好きでよく読むのですが、この本は小説の色合いが薄く
ノンフィクションに寄った内容になっている。

あまり手に汗握る内容ではなかった。
この人の小説の中でも、金融系は結構な迫力があるが、その他のジャンルについては背景説明に多くの記述が割かれてしまっているので、少しトーンが落ちるな。
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4101390525
No.6:
(4pt)

農業現場にいる者として興味深く、一気に読みました

農業をネタとしたフィクションの場合、現場礼賛的(農的ライフスタイル礼賛)な要素が入りがちです。
そこをあえて切り落としている点に好感を持ちました。

そもそも「食糧生産としての農業」と「日本の農村文化継承」は切り分けて考える必要があるのですが
「日本の農業」というカテゴリーで語ってしまうと一緒くたになってしまい、両者の矛盾がかち合ってしまいます。
最近の農業小説「限界集落株式会社」黒野伸一や「幸せの条件」誉田哲也はその矛盾をテーマにしているという点で面白かったですが、
本作では、後者の「農村文化」はあえて切り落とすことで、より深く「農業」の問題に踏み込むことに成功しているように思います。

農林水産省主観、農業資材メーカー主観で語られるGMO・農薬・新農業施策はとても興味深かったです。
特に『「環境保護」の蓑に隠れた農薬批判が実はGMO推進の布石である』『日本の耕作放棄地に中国が目をつけている』
『農水省は兼業農家を中心としたJA的勢力をはやく切り捨てたい』
といった視点は「さもありなん」と思わせるに十分な材料が提供されており、勉強になりました。

また、自らのライフスタイルや食生活の本質を省みないまま「日本の農業や環境」を語り「TPPやグローバル資本主義」を批判する
浅い議論に対する著者の怒りには大変共感する部分がありました。
「元戦場カメラマンの養蜂家」という設定も私自身のプロフィールと重なる部分もあり、その葛藤にもリアリティを感じられました。

農業に対する基礎知識がないままで読むと、一つ一つの課題がもつバックグラウンドを理解するのに時間が掛かり
ちょっと足早で退屈なのかもしれませんが、私にしてみるとこれぐらい詰め込んだ上で「ある視点」を提供しているという点で面白く
最初から最後までノンストップで読んでしまいました。
5年後には古くなってしまう情報かもしれないので、まさに「旬は今」の小説です。
黙示 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:黙示 (新潮文庫)より
4101390525
No.5:
(5pt)

黙示を受けた者として、ここからは読者一人一人も考え行動すべき

本書は、著者らしく、農薬誤散布事件を冒頭に置いて、農薬会社の誠実さあふれる技術者、農水省の若い女性キャリア、元戦場カメラマンの養蜂活動家の3人の動きと思いが最初はバラバラに描かれながら、次第に農薬会社、農水省や永田町、地方の農村の様々な関係者、動き、思惑が拡散・交錯し、最後に大きな大きな動きが見えてくるという著者らしい展開が、テンポのいい語り口と虚実をリアリティを以、「黙示」のタイトルに相応しいラストまで一気に描いている。

主旋律としては、先達レビューで言われる通り、TPP・日本の農業の未来・食糧安全保障の3つのテーマをしっかり結びつけた骨太の問いかけになっている。読者が最も強く受け止めるべきは、TPP反対論で多く云われる日本の食糧自給が、TPPにより悪化する以上に、自然体で瀕死となるだろう暗澹たる未来予想図=黙示である。細部に神また悪魔が宿るとは古くからの至言だが、著者が示す事実や実状の一つ一つをまず読者が我がこととして調べ直して考えることなしに、黙示の意味するところは分からないだろう。
「黙示」自体が、キリスト教・ユダヤ教の原点に根差す、日本人には理解し辛い概念であるが、私の拙い理解では、黙示は単なる予言ではなく、一方で啓示であり、そこに示されることを受け止めた上で、如何にして民が生きていくかを神が問うているものだろう。
また、本書の原題が「沈黙の代償」であることを思えば、「黙示」には、本文中で何度も引用されるレイチェル・カーソンの「沈黙の春」を踏まえた部分があるだろう。同書は、本書に啓発された者が改めて読むべき最初の一冊であり、我々に彼女が示したところから、何を学び何を無視し何を行動しまたしなかったのかが、考えを進める上での第一歩であると強く感じた。

以上を主旋律といったのは、副旋律として本書ではたびたび3.11以降の日本のエネルギーの問題に言及されている故である。農薬は原発、GMOは米国からの輸入ガス火力と類推すべきであり、そうしたアナロジーを置くことで、養蜂活動を地産地消の自然エネルギー、ではあのプロジェクトは?、そして、早乙女議員や土屋はアレだなと組み立てることで、不毛な神学論争を繰り返した民主党政権崩壊後において我々は改めてエネルギー問題(原発問題ではない)を我がこととして地に足つけた再考すべきと分かるだろう。
(これまで、色々な思惑があったにせよ、日本がエネルギーと食糧で何とか米国隷属の最後の一線を守ってきたことは、シェールガスとTPPのメリットの前に、語られることも踏みにじられつつあることを、どれだけの人が理解しているだろう?あ、別に私はシェールガスもTPPも反対する立場ではないのですが。)

それにしても、いつもながら、著者の作品の人物はリアリティ溢れている。今回でいえば、政治家と官僚達は、こういう人達も確実にいると知る者には、うんうんと得心させられるし、平井と代田の揺れる思いと考えは、我々自身と思えるところだ。
些末ながら、珍しく色気とサスペンスを仕掛けた部分は伏線の回収が曖昧で残念といえば残念だが、かえって読者に想像の余地を残したとも思うので減点とはしない。その点では、描き込み不足だが平井の会社の関係者もああいう会社らしい人物像を揃えていて面白かった。
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4101390525
No.4:
(5pt)

”日本の食と農業“の行く路を問う・・・社会派小説。

物語は、農薬散布中のラジコンヘリが小学生の集団に墜落し、農薬を浴びて意識不明の子供が出て大騒ぎになるシーンで始まる。しかも、被害者の父親は、その農薬の開発者なのである。開発者である平井は、加害者および被害者でもあるのだ。この物語において語られているものごとは単純な“正しいor間違い”といったスキームには収まらない。このことは本書で一貫しているテーマである。たとえば、事故の原因となるネオニコチノイド系農薬は、使用法さえ間違えなければ安全とされているが、放射能のように安全性も危険性も目には見えない・・・したがって、人々には不安が残る。だからと言って排除すればいいのかは、単純な二進法的選択や説明では解決されない。
物話は主に、農薬メーカーの開発責任者・平井、養蜂家兼ジャーナリスト・代田、農水省の女性キャリア・秋田、3人の視点、それぞれの思い、事情がトロイカのように交叉しながら進んでゆく。そして、この3人以外に登場する女性編集者・土屋のNAIVE(単純、深く考えない)な行動・・・根拠なく農薬と放射能を結び付けて、ネット上で危険性を訴える。彼女の無邪気ともいえる、責任を負わない、発信は、限度を超えて拡大して行く。土屋の存在が、主要な3人を際立たせることに繋がる。これは、著者の狙いであり・・・効果的であったと思う。組織の中で、言動に責任を負わされている3人の苦悩、奮闘ぶりが読みどころであろう。本書で語られる”日本の食と農業“は・・・農薬の是非、TPPでもたらされる農業への影響、米中の食糧戦略等々を含んだ大テーマですが、非常に興味深く、一気に読んでしまいました。著者の取材力に感心した。お薦め。
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4101390525
No.3:
(5pt)

TPP交渉参加に動きの出たこの時期、著者の投じてくれた問題は実に重い

元戦場カメラマンの養蜂家、農薬製造会社の研究員、そして若手の農水省女性キャリア官僚。本書の三人の主人公が、帰属する社会集団の掟、背負うべき責任、築いてきた価値観、そして自らの信念を貫きつつ、巨大な流れに対峙して奮闘する。

養蜂家の代田、それに農水キャリアの秋田は、「プライド」に収録された短編作中の主人公だ。その後日談が拡大・融合し、ひとつの結末へと収斂してゆく物語は見事であり、米田や露木ら名脇役の再登板を含めて、実に嬉しい限りだ。

静岡県の茶畑で穏やかな時間を過ごす子ども自然教室に、コントールを喪失したラジコンヘリが農薬を撒き散らしながら飛来してくる。高濃度の農薬に暴露して痙攣し、意識を失う子供たちの惨状から物語は始まる。
・無人攻撃機の攻撃に突如さらされるアフガニスタン、パキスタンの人々の恐怖の情景が重なる。
・被害者の息子の父であり、被害をもたらした農薬の開発責任者でもある平井、農薬の危険性を訴えてきた養蜂家の代田。立場は違えど、二人の責任ある行動は良識ある人物の鑑でもある。

TV番組に出演した代田の不注意から「農薬は第二の放射能」との言葉が一人歩きし、マスコミが騒ぎ立てることとなる。

農薬とミツバチを巡る対立が対話となり、日本の農業の危うさ、ひいては地球規模の食糧危機へと物語は展開する。
・米国企業の尖兵となり、遺伝子組み換え食品をごり押しする国会議員
・減反農地の融通を求める中国のしたたかさ
・力と金を有する国が食糧を強奪する世界。もはや貿易赤字国となった日本はどう立ち振る舞うのか。
・飼料用とうもろこしや小麦粉どころか、遺伝子組み換え"動物"を食用とする時代が迫っていることを知らされると、人の能力を超えた存在=テクノロジーの扱いが問題となる。
ヒトは"文明の進化"にどう向き合えば良いのか。

秋田の行動力、特にエピローグ前のそれに、力を与えてもらった気がする。
なるほど、未来を変えることができるのは行動だけだ。

愛読している著名なメルマガで、農業の輸出産業化に異を唱える見解を読んだ。
国内でほとんど報じられない農業・食糧事情の深刻さと数年先の「日本の飢餓」の可能性を思うと、議論すべき事柄に違いない。
そして、まだ救われる可能性があると信じたい。

TPP交渉参加に動きの出たこの時期、著者の投じてくれた問題は実に重い。
一市民、そして会社組織に身を置く者として、何ができるのかを考えたい。

[補記]
地元ネタで恐縮だが、かつて明石海峡を航行した、たこフェリーの登場が嬉しかった(p260,266)。
作中に「大きなタコが足を広げているイラスト」とあるから、「あさしお丸」がモデルなんだろうな。
(実物は、2010年にタイのフェリー会社に売却されてしまったが。)
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4101390525
No.2:
(5pt)

真剣に食料安全保障を考えなければいけないですね。

真山仁は,企業買収をテーマにしたNHKの土曜ドラマ「ハゲタカ」で有名になり,以後現代社会に警鐘を鳴らすテーマを取り上げた経済小説の雄として活躍しています。
「ハゲタカ」の後編「バイアウト」,その主人公鷲津政彦が中国の国家ファンドに立ち向かう「レッドゾーン」,
テレビ局の裏側にあるものを赤裸々に描いた「虚像の砦」,地熱発電をテーマとした「マグマ」,
中国での原子力発電所の建設とその崩壊を描いた「ペイジン」,
震災後に偉大なる指導者として現れた男を描いた「コラプティオ」,
どの作品も期待を裏切らず,近未来のまさにそこにある危機を描いており,一気に読ませる力があります。
特に原子力発電所のクライシスを描いた「ペイジン」は東日本大震災のちょうど1年前に発表されていて,この人はなんてタイムリーなんだと感じたことを覚えています。

この「黙示」は短編小説集の「プライド」の中の「一俵の重み」から発展したようで農業問題がテーマとなっています。
農薬会社の研究員の平井宣顕,かつて紛争地で活躍していたカメラマンで現在は養蜂家の代田悠介,
そして農林水産省のキャリア官僚である秋田一恵,この3人が日本の農業のあり方を巡って絡み合いながら話が進んでいく。
平井が開発した農薬を積んだラジコンヘリが暴走し,代田の主催する養蜂教室に集まっていた子供たちに突っ込むところから話は始まる。
その子供たちの中には皮肉なことに平井の息子がいた。
代田は事故のインタビューで「農薬の恐怖は放射能以上」と口走ってしまったことで,渦中の人となってしまった。
農薬の開発者と養蜂家といった相反する立場と主義を持つ男二人,
アメリカでの干ばつ被害と農業をめぐる各国の思惑に戸惑い上司に支えられながら食料安全保障の道を探ろうとする秋田。
この3人の主人公を取り囲む多数のわき役陣となかなか贅沢なキャストです。
しかし,中盤に真山氏の小説には珍しく濡れ場が出てきますが,あの女性はストーリーの展開上必要だったのだろうかと感じました。
農薬問題から始まって,昨年の夏のアメリカでの猛暑と干ばつ,小麦やトウモロコシの壊滅的被害,世界の食料を買い漁る中国,
そしてGMO(遺伝子組み換え作物)をめぐる駆け引きなど,様々な要素が満載となっています。
今世間はTPP参加が微妙な問題となっていますが,関税が撤廃されたにもかかわらず,誰も日本に食料を売ってくれない,
そんな時代が来るかもしれない近未来の恐怖を暗示してくれます。
黙示 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:黙示 (新潮文庫)より
4101390525
No.1:
(4pt)

食の安全とは?農薬の危険性は?日米における農業戦略は?

「小説新潮」で連載していた「沈黙の代償」の改題です。
いつものごとく、書籍化に伴い大幅な加筆している模様です。

農水省の女性官僚、農薬メーカーの開発者で農薬を浴びて意識不明の重体になった小学生の父親、
養蜂家でカメラマンの男性が話の軸です。

ミツバチの集団失踪現象は、日本のメディアでも取り上げられ原因の一旦であるとされた
「ネオニコチノイド」がこの小説の主人公です。

食の安全とは?農薬の危険性は?日米における農業戦略は?など問題定義を考えさせられる作品です。

真山仁さんは、現実にあった事件・事故・疑惑をフィクションとノンフィクションを巧く織り交ぜ
問題提起してくださる作家さんだと思います。
ハゲタカシリーズでは企業買収について、マグマでは地熱の必要性、ベイジン、コラプティオでは原発問題など。

全作品読んでいますが、相変わらずノンストップで読めるそして、悩まされる作品でした。
黙示 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:黙示 (新潮文庫)より
4101390525

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