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ズタボロ



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【この小説が収録されている参考書籍】
ズタボロ
ズタボロ (幻冬舎文庫)

ズタボロの評価: 4.89/5点 レビュー 19件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.89pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

高次脳機能障害さえなければ。

ゲッツ板谷氏の作品は、単行本はほぼ読んでいる。
ゲッツ氏のブログで、ズタボロを発売していることを
知って、すぐにアマゾンで買い、今日読んだ。

冒頭で、ゲッツ氏が言っているように、脳出血
のため、高次脳機能障害があるらしい。

「ワルボロ」は10回ぐらい読んだが、解説で
重松清が絶賛したような、立川という街の空気
感を表す比喩がズタボロでは無かった。

あと、メタボロであったような、ゲッツ氏の
オナニーネタのような笑い飛ばすようなギャグ
が無かった。ワルボロでは、悪口ラップが
あった。

ゲッツ板谷氏は、金角時代からのファンで、
エッセイは腹を抱えるぐらい笑わされた。

ズタボロは、3部作の最後だが、高次脳機能障害
が無ければ、傑作になっていただろう。

ゲッツ板谷氏も、比喩ができない事を作品の
中で苛立ちとともに語っている。

しかし、三部作の終わりにするには、これが
ゲッツ板谷氏の実力であり、ベストだろう。
ズタボロはイマイチだったが、ゲッツ板谷氏
には、「家族が核兵器級に馬鹿」という切り札
があるので、ライターとしては何の問題もない。
ケンちゃん、セージ、キャーム、ベッチョの
馬鹿話をどんどん発表してほしい。
ズタボロAmazon書評・レビュー:ズタボロより
4344022602

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