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猫又お双と消えた令嬢



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【この小説が収録されている参考書籍】
猫又お双と消えた令嬢 (角川文庫(日本の作品))

猫又お双と消えた令嬢の評価: 3.43/5点 レビュー 7件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.43pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(5pt)

お気に入り。

なだ巻数はないですが、お金がなくつつましく暮らしながらも、なんだか心温まる物語です。
猫又お双と消えた令嬢 (角川文庫(日本の作品))Amazon書評・レビュー:猫又お双と消えた令嬢 (角川文庫(日本の作品))より
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No.2:
(5pt)

シリーズ三作、纏め読みがお勧め

とても上質なノスタルジック・ファンタジーであり、懐古趣味も満たしてくれる素敵な作品。
なんといっても、文句なく文章が上手いです。ラノベ風の表紙ですが、文章の格調高さには、ちょっとビックリしました。
隆一郎くんは、すごく現代的な主人公です。淡い性格で、厭味が無く、清潔で、意地悪さが無い。
アクの強い主人公が嫌われる今の時代にピッタリの、上品で、感情移入しやすい高感度の高いキャラです。
今の若い読者さんが好きなタイプではないかと思います。安心して、心地好く読み進められます。
ヒロインのお双ちゃんもすごく可愛いです。
定型のヒロインとは少し違う、なんというか……生身の女の子って感じがします。
大袈裟な萌えキャラではなく、ちゃんとした女の子で、めっちゃ可愛いですっ!!
謎解きも、読者が苦労しないよう、すごく親切に、乱歩っぽい感じで、楽しく作っていらっしゃいます。
キャラ一人一人が、きちんと生きた考えを持っていて、綺麗なラストは爽やかでスッキリします。
嫌な人が一人も出て来ない、ある意味での理想郷が、この作品にはあります。
ぜひとも、シリーズ三作揃えて一気読みして頂きたい。
絶対、イイ気分になれます!!
猫又お双と消えた令嬢 (角川文庫(日本の作品))Amazon書評・レビュー:猫又お双と消えた令嬢 (角川文庫(日本の作品))より
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No.1:
(5pt)

今、ミステリも優しさの時代へ

「今、RPGは優しさの時代へ」というキャッチコピーのもと、大ヒットしたパソコンゲームソフトが昔あったが、本作品にもそれに通ずるものがある。

「ミステリ」というジャンルは、初心者に厳しい。ミステリは、さまざまな「お約束」に縛られた作品形態であり、自分のような非コアファンにとっては、読んでいて疲れてしまうことが多く、「おいてきぼり」にされてしまうような感覚を覚えることが非常に多い。

同氏の他の作品、デビュー作であり代表作でもある「館」シリーズは、そのようなオーセンティック(?)なミステリであったが、本作品はそうではない。ほんわかとした雰囲気の中、安心して楽しめる良作である。「犯人がすぐに予想できる」とか、「猫又という設定が生かせていない」などの批判が見られるが、それはミステリ然としたミステリの世界に縛られてしまっている人たちの言である。

このような、カジュアルなミステリに対するニーズは確実に存在する。著者及び出版社は、いみじくもそのことを見抜き、世に投じてくれた。大きな喝采を送りたいと思う。ぜひシリーズ化、できればアニメ化を望みたい!
猫又お双と消えた令嬢 (角川文庫(日本の作品))Amazon書評・レビュー:猫又お双と消えた令嬢 (角川文庫(日本の作品))より
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