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(短編集)
飛行士たちの話
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飛行士たちの話の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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飛行機乗りの話は、この作家の得意分野だと思います。 | ||||
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ドアルド・ダールの本書『飛行士たちの話』は、1946年に刊行された彼の処女作の短編集である。 評者は、ずいぶん以前『あなたに似た人』を読み、最近『単独飛行』と『キス・キス』を読んだ。 ダールの処女作に興味をもったので入手して読むことにした。 が、正直いってあまり面白くない短編が多く期待外れだった。 巻末の解説で阿刀田高さんが、あるパーティの席で会った星新一さんが「ダール、ダールと言うけれど、本当の傑作はそう多くないね」と言ったことを記述していた。 この短編集のなかで「カティーナ」のストーリーは、ダールの自伝『単独飛行』のなかでギリシャで経験したことをベースとした創作だろうと思った。 評者も星新一さんとまったく同じ思いで「カティーナ」と「番犬に注意」の二作が、まあまあの秀作かな、と思いながら本書を読み終えたのです。 | ||||
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愛と勇気が大空に描かれています。いかに生きるか。大好きな本です。 | ||||
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ダールさんの短編は面白いです。また、後日、注文したいと思います。 | ||||
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後で気が付いたら紙の本を持っているので、どちらも旧訳だ。 新訳にすればよかったよ。 ジブリは置いておいて、戦争物洋画で、「番犬に注意」と同じ様なシチェーションの物見た記憶が有った。 映画では病室で意識が戻った英国軍の士官が地名から石鹸が泡立たない硬水のはずがないので、ここは敵地だと気づく所が同じ。 まあ、映画よりこの本の方が先なのだと思う。 | ||||
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40を過ぎて氏の作品に触れ、魅力に取り憑かれた一人です。 ニーチェの言葉のような力強さと繊細さと優しさに満ち溢れた表現は、不器用極まりない自分 の心に沁みわたってきます。 戦の無い現代を生きる我々とて、自機を駆り危機に直面しながら自分の判断にすべてを委ねて人生という無限空間を飛行していることに変わりはありません。 新訳本の紹介を目にしてこの作品に出会いましたが、私には旧約本のほうが自然な印象だったためこちらを購読しました。 電子書籍は試読ができるので助かります。 | ||||
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彼らに年は取らせまい? 「彼らは年をとらない」ですよ。 新訳版は酷すぎで、なぜ前の侭で出してくれなかったのか。 他の話もパソコン翻訳機通したみたいに何が何やら頓珍漢な会話で、初めて読む人には何を言っているのか解らないでしょう。 緊張感や垣間見えるはずの乾いたユーモアも消えてしまいました。 「猛犬に注意」はラストでガックリ、ネットでも読める旧訳版の緊張感ある台詞が… 時々読み返してみたくなる本ですから購入したのですが、実家の倉庫に有るはずの旧訳版を探すことにします。 | ||||
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内容はいい、それは分かっている。今風の感じがするが、それはそれで構わない。 しかし、旧バージョンの和田誠の表紙まで変えなくてもいいだろうに(版権の都合とかだったら別ですが)。 宮崎駿のアニメのシーンを描いたつもりなのだろうが、これはポップに過ぎると思った。 この表紙においおい書店店頭で慣れていくのだろうが、やっていいことと悪いことはあるのだと思ってほしい。 新訳の深夜プラスワンの表紙はよかったのに。★1つぶん、がっかりしました。まじめに。 | ||||
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とても上質な商品でした。対応も適切でした。これからもよろしくお願いします。 | ||||
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27年前に日本で出版された、飛行士たちの話を集めた短編集。実際に戦闘機中隊に配属し実戦を経験しているダールの作品だけあって、登場人物それぞれの心理描写や空中戦の緊迫した描写等、大袈裟ではなく、自然な感覚で意識に入ってくる。年月が経っている事もあり、英訳に古臭さが感じられるものの、現代の「スカイクロラ」の原点としても通じる(森がオマージュしている?)爽快感が伝わってくる。 | ||||
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この本の短編「彼らは年をとらない」について書きたい。 この短編が 宮崎駿の「紅の豚」の中の 非常に印象的なエピソードの原作であることは結構知られている。妻が本書を買ってきて 読んで 気がついて 僕にそれを教えてくれて ネットで調べて僕も知った次第だ。こういう妻を持ったことには感謝している。 映画のエピソードは 豚が語る怪異譚である。戦闘に疲労困憊した時に見た一編の夢の話だ。非常に美しい風景の中で 生と死を思わせる話だ。「紅の豚」という 宮崎の活劇でも指折りの傑作映画の中で ふと見ているものを黙らせる美しい場面である。 原作は 映画のエピソードとは幾分異なっている。映画の方が短く切り取っている分 印象的に出来ている一方 原作は十分説明出来ており 話も複雑になっている。どちらが好きかはこれは好みだと思うが。 飛行機乗りを扱った話には琴線に触れるものがいくつかある。「星の王子様」「夜間飛行」といったサンデグジュペリの作品は言うまでもないし 本作も しかり である。 | ||||
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ダールの作品は読んだことがなかったのですが、宮崎駿監督がどこかで紹介されていたのに影響を受けて読んでみました。邦題通り、第二次世界大戦中のイギリス空軍のパイロットを主人公にした物語10編が収められています。 処女短編集なので粗削りなところがあることと、戦時中に書かれたせいもあってかときどきセンチメンタルに流れ過ぎること以外は面白かったです。やはり飛行機の操縦の描写とかは経験者にしか書けないような臨場感に溢れています。それに加え、随分と気持ちよさそうに飛行機を飛ばすなあということを感じました。 | ||||
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