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北天蒼星 上杉三郎景虎血戦録
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北天蒼星 上杉三郎景虎血戦録の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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おもしろいすぐ読みましたおすすめです | ||||
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丁寧に包装されて配達予定日に届いていました。所蔵本として大切にしたいと思います。 | ||||
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火坂雅史「天地人」を読んだ後に、上杉景虎のことが気になり読んでみました。この本に出会わなければ誤解したままだったかもしれないです。 | ||||
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文句無しの五つ星です。いや、今まで読んだ中で最高傑作と言っても良い作品でした。 景虎ぁぁああ、、、最後は涙無くしては進めません。ボロボロ泣いてしまいました。そして景勝陣営、相対的に悪として描かれるとはいえ憎悪の対象、末代まで怨みたくなるほど。それほど丁寧に描かれ濃密な作品でした。 私自身、上杉家は謙信はもちろん景勝、そして直江兼続、ここを中心に、その他有名な家臣たちは知ってはいました。御館の乱は、サクッと景勝が勝ったんだろうな、という知識でした。今回は上杉家を深掘りした作品を読みたく手に取りました。それがまさか過去最高傑作だとは知らずに。 本当に素晴らしい作品です。ぜひ皆さんも! | ||||
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上杉家の家督を景虎がとっていたとすれば、 戦国史も全く変わったものになっていたと思う。 | ||||
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本書は、2011年4月に刊行され、2013年の文庫化に当り、大幅に加筆・修正されました。 内容は、北条氏康の七男が、久野北条家の当主になったものの、北条家の都合で上杉家への人質となり、 上杉謙信に気に入られて後継者となったものの、関東の争乱によって立場が微妙となり、 謙信が後嗣を決めた矢先に不慮の死を遂げ、謙信の甥・景勝に滅ぼされた御館の乱を描いた小説です。 勝者の景勝や直江兼続を扱った作品は多々あるものの、敗者の景虎を描いた作品は少なく、読み応えがありました。 また、本書での謙信の死に関する記述は、「勝者が歴史を作る」観点から完全に否定できません。 | ||||
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上杉景虎を描いた作品として,だいぶ前に近衛龍春氏の『上杉三郎景虎』を読んだことがある.とても面白い作品であり,景虎に深く感情移入させられた.そのことが尾を引き,本作品をなかなか読み進められなかった.前作読了以来,景虎に感情移入し過ぎてしまっており,その死を自分の中で納得させるのが難しくなっていた.死を受け入れたくなかったから,本作品でもう一度景虎の死を味わされることに苦痛を感じ,少しでもその死を先延ばししたかった.だから1ヶ月以上かけて読んだ. いま読み終えた直後にこの感想を書いているが,謙信の「義」は景虎に継がれ景勝が継いだ上杉家は謙信のそれとは違うとする伊東潤氏の解釈に,ようやくその死を受け入れられた気がする.本作品を手にして良かった. | ||||
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久々に一気読みした戦国モノ。読んで良かった。 「天地人」を読んだ人の何割かでもコレを読んでくれないだろうか。 北条と武田と、関東管領の上杉家と、長尾家、越後の国人たち などなど様々な思惑が絡み合う状況の複雑な越後。 その状況の中で「義」を重んじ、関東の糾合を模索していたのは、 景勝ではなく景虎のほうである・・・・・・という新しい物語が 心に響いてくる作品だった。 作者の志が熱い。 堀江宗親は裏切り者ではなかった、という解釈も心に残る。 景虎サイドから見た世界なので、 常に「先の見えなさ」のど真ん中にいなければならなかった景虎の 不安な感じは伝わってくるのだが、 謙信のとった行動の不可解(あるいは曖昧さ)の説明が、 この小説だとちょっと弱い。 歴史新書『関東戦国史と御館の乱』のほうを先に読んでいなかったら 関東全体の動きをつかめなかった気がする。 まぁ、あと、やはり主人公を持ち上げすぎのような(笑) だからというか、なんというか、 この作品の一番のツボは「黒い」直江兼続かもしれない。 ここまで陰険で不気味で怖い兼続も珍しい。 愛と義の兼続はもう辟易しているので こういうのを一度読みたかったんだよね!と感激したくらい。 なので★も5つにしてみた。 | ||||
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久し振りに本当に価値ある本に出会った。 主人公の「上杉三郎景虎」は相模の獅子「北条氏康」を実父とし越後の龍「上杉謙信」を義父としたいわば戦国のサラブレッドである。 しかし、彼が人と違ったのはその前半生での経験を生かし戦国の世にあって己の信じる「義」を貫かんとしたところである。 謙信の謀殺により上田長尾一族の繁栄にすべてを賭ける「上杉景勝」「直江兼続」の宿望と甲相越三国の繁栄こそが民を安寧に導く道と信じる「三郎景虎」の宿願が相容れなくなった時、越後を二分する戦国史上でも稀なる悲劇が訪れる。 作者は最期まで「義」を信じて貫こうとする「三郎景虎」の苦悩と悲壮な結末を余すところなく描き切っている。 北天の蒼星「上杉三郎景虎」・・・。 死を賭してまで「義」と「理想」を追い求めたその生涯はこの小説のなかで今も北天に輝き続けている。 | ||||
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北条氏から上杉謙信のもとへ人質として送られ養子となった「上杉三郎景虎」の生涯を忠実に再現した歴史小説! しかも、作者の情熱とポリシーがヒシヒシと伝わる文章使いに感動します。 昨今の歴史小説には史実を度外視し、面白いドラマに仕立てる傾向があるようですが・・・ 歴史小説の面白さは「史実」にあると思います。 その史実に真っ向から立ち向かう作者が、あえて敗者の「上杉三郎景虎」を選んだのか? 上杉景勝との家督相続争いに巻き込まれながらも己の理想を貫こうとした武将の生涯こそが戦国時代の美ではないのでしょうか? 戦国時代を知る上で、読んでそんはない一冊だと思います。 | ||||
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