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北天蒼星 上杉三郎景虎血戦録
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北天蒼星 上杉三郎景虎血戦録の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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序盤に出てくる、融深と西堂が誰なのかわからない。読み始めてからずっとイライラが続いた。ようやく西堂が、出家した主人公の名前だとわかった。 いま、ようやく半分ほど読み進めてきたが、もう読むのをやめようと思う。主人公の人生が谷ばかりの人生で、よかったねといえないことばかり。ほかの方が、死んでほしくないのでと書かれてる気持ちがわかる。朝倉義景や今川氏真のような無能者だったら、これほど心が暗く憂鬱にならなくて済んだのに。 | ||||
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残念ながら主人公“上杉景虎”に最後まで魅力を感じられず…。 『大国間の覇権争いに翻弄されつつも、最後まで己の理想を貫こうとした武将の生涯』 とあり、その理想とは“甲相越三国同盟により民を安寧に導く”ことにあるとするが、 その理想なるものは物語の冒頭に“ポンと”投げ出されただけで、なぜそこに理想を求めるのか?その想いは最後まで明確に伝わってこない。 (唯一胸に響いたところを上げるとすれば息子の生首と対面した場面か…) 酷な言い方をすれば、リーダーシップを最後まで発揮できずに、上杉謙信の後継争いに敗れた戦下手で無能な指揮官としか感じられないのである。 また、直江兼続が腹黒い悪者として描かれているが、その悪辣さも今一歩迫力不足でしっくりこない。 (藤澤周平『密謀』の上杉景勝と直江兼続の方がよっぽど魅力的である。) 葉室麟に続く歴史(時代)小説分野の直木賞受賞作家は、この“伊東潤”に間違いないと確信しているが、 どうしても長編は最初から最後まで史実に縛られざるを得ず、史実に基づきながらも、物語を自由に紡ぎ “戦=いくさ”の無常を説く伊東潤の良さは『戦国奇譚 首』『同 斬』『城を噛ませた男』といった短編集にこそ発揮されていると思う。 | ||||
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