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棄霊島



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【この小説が収録されている参考書籍】
棄霊島 (上) (角川文庫)
棄霊島 (下) (角川文庫)

棄霊島の評価: 4.21/5点 レビュー 24件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.21pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全17件 1~17 1/1ページ
No.17:
(5pt)

届いた

ありがとうございます。
棄霊島 (上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:棄霊島 (上) (角川文庫)より
404102059X
No.16:
(5pt)

届いた

ありがとうございます。
棄霊島 (下) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:棄霊島 (下) (角川文庫)より
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No.15:
(5pt)

作者の構想

すたれた炭鉱町と戦時下、戦後のどさくさの歴史とあくの強い登場人物とで、長篇がしあがりました。

解決後の詠嘆まで込みのドラマでした。「過去のある政治家」というテーマで、充分なお話となりました。
棄霊島 (上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:棄霊島 (上) (角川文庫)より
404102059X
No.14:
(5pt)

同袍がよかったかな?

2冊一緒に頼んで、1冊ずつ届きました。[上]からだったから、よかったけど、少し遅れても2冊一緒がよかった。2冊目は2日後に届いたから、問題はなかったのですが、気持ち的にね。
棄霊島 (上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:棄霊島 (上) (角川文庫)より
404102059X
No.13:
(5pt)

早い!綺麗!

外味も中味も綺麗な状態ですぐ、届きました。
満足です。
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4041020603
No.12:
(5pt)

重厚な読後感

悪人がだたの一人も出てこない。殺人犯にでさえ人間的共感の深い内田康夫の力量に深く脱帽。
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404102059X
No.11:
(5pt)

久しぶりの内田康夫

以前より好きな作家のひとり。しばらく新刊から離れていたので、海外赴任を機に一気にまとめ買い。やはり、内田康夫はいいですね。
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404102059X
No.10:
(5pt)

久しぶりの内田康夫

以前より好きな作家のひとり。 しばらく新刊から離れていたので、海外赴任を機に一気にまとめ買い。 やはり、内田康夫はいいですね。
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4041020603
No.9:
(5pt)

浅見光彦ものは面白い

文庫2冊の長編は読みでがある。なかなか文庫2冊の本は購入しないが、今回は買ってよかったという感想。推理要素が豊富でいい。
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404102059X
No.8:
(5pt)

定番の浅見光彦ものはおもしろい。

推理要素が多くて面白い。 久しぶりに読んだが、以前と同様に楽しめる。
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4041020603
No.7:
(5pt)

読み返しました

長崎に行くので、昔雑誌で読んだ標題の本書を購入しました。字の大きさは、私には許容範囲。よかったです。
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404102059X
No.6:
(4pt)

初めて浅見シリーズを読みました。

TVドラマでお馴染みの浅見光彦シリーズ。ドラマは好きで何度も見ていますが、原作を読むのは今回が初です。読んだきっかけは帯に百番目の事件と書いてあったから。
浅見が旅(取材)先で親しくなった老人(元刑事)が遺体で発見される。彼を殺した犯人を追ううちに30年前の事件が謎を解く鍵だと気付く。上巻だけでもちょっと事件の切なさを感じてしまった。
炭鉱・教育・宗教・拉致問題がテーマになっているらしく、それぞれ説明の補足が多い!知識として勉強にはなるけど、読むペースはかなり落ちました。下巻はミステリらしく、もっと浅見の活躍が見たいなぁ。
TVでは見られない浅見の表情(思考)が原作の面白味でしょうか。事件の黒幕が大物なだけに、ラストが気になってしまします。これから下巻を読みます。
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404102059X
No.5:
(4pt)

時代の闇と真実は一部の人にしか明かされないのか

上巻で拉致問題や宗教などの説明が長かった分、下巻はサクサクと読めました。しかし、「これでいいのか?」と思わずにはいられない切なさと無念さが残った。当初、あんなに後口さんの無念を晴らす!と意気込んでいたのに、これで本当にいいの?と嘆かずにはいられなかった。感じ方は人それぞれだと思うけど、こういうラストは好きになれない。これでは刑事としての執念で追い、殺された後口が浮ばれないよー。
こういうストーリーが完璧な形で終わるのは厳しいと思うけど、人間関係の難しさや人の生き方の差を痛感した。
しかし、実際の近代歴史の闇の部分をストーリーに入れているのは、あまり歴史に関心を持たない自分には勉強になった一面もある。全てが正しいとは思わないが、本を読む事で知る事があるのは勉強になる。専門書は読まない(読めない)から。
ラストになってやっとタイトルの棄霊という言葉が出てきて、それが余計に無念さを感じさせた。
次に読むのは、もう少し明るい作品がいいなぁ、としみじみ思ってしまいました。
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4041020603
No.4:
(4pt)

解決編(下巻)への期待大

上巻を読了した時点では、なかなかいい出来だと思います。ミステリーの立て方、推理への期待が湧き上がってきます。下巻の展開いかんでは佳作のランクに入ってくると思います。文章も安定感があります。下巻を読んだ後で、またご報告します。
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404102059X
No.3:
(5pt)

初めての内田作品

初めて内田作品を読んだ作品です 記念すべき百番目のミステリー 前身の贄門島は棄霊島の序章とも言えます 贄門島は北朝鮮(というか朝鮮)絡みの話で棄霊島は北朝鮮の拉致と一人の生存証明がキーワード 贄門島より棄霊島は遥かに重いです たった一人の人間の生存証明が思わぬ波紋を呼ぶこの話は単に北朝鮮と密貿易や密入国を行っていた前作贄門島より数倍考えさせられます 日本が60年経っても尾を引くキーワードをフィクションながら颯爽と書き上げたこの作品はお気に入りになりました 百一番目のミステリーが楽しみですね
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4041020603
No.2:
(5pt)

相手は政治家

本書は浅見光彦が手掛ける100回目の事件に相当する事から、記念の長編上下巻となっている。著者はかつては鉄道を題材にした面白い推理作品を多く手掛けていたが、浅見光彦を登場させてから少し作風が変化し、浅見光彦というキャラクターがすっかり定着した感がある。最近の作品は時事問題を大きく取り入れているが、本書も例外ではない。本書ではゆとりの教育などに対する教育問題や北朝鮮に関する問題を取り上げて、著者なりの意見を述べているが、著者の時事問題への造詣の深さがうかがえる。

記念すべき本作品は廃墟化した島である長崎県の軍艦島を舞台とする難題に挑戦する。今回の事件は、当時の現場の刑事が、捜査の中止を上層部より指示されたという経緯があり、政治色を臭わせる。事実、浅見が目を付けたのはある政治家だ。今回の事件の解明はけっして容易ではない。本書の表紙カバーには廃墟と化した軍艦島のおどろおどろしい写真があしらわれている。

下巻に続く。
棄霊島 (上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:棄霊島 (上) (角川文庫)より
404102059X
No.1:
(5pt)

正義とは?

著者が本書上下巻で描きたかった事を代弁すると「正義とは国、宗教、時代などにより変化する」という事だと思う。今回の事件の根元は戦中戦後の激動の時期にまで遡る。特に朝鮮との関係において極めてデリケートな部分までが描かれている。戦中戦後の事ではなく、ごく最近起きたある殺人事件の動機が、戦後のどさくさの時期の出来事が端を発している。本書では、その前提の上で、文部科学大臣と首相とのやりとりまで生々しく描かれている。半分はフィクションであるが半分はフィクションではない。

著者は北朝鮮による日本人拉致問題に対する、極めて言いにくい事をズバズバと述べている。ここでも、どこまでが正義でどこまでがそうではないのかを鮮明にしようとしている。浅見光彦はフィクションである部分の、この現代の殺人事件の全貌を突き止めた。しかし彼はこれまでの様に、警察にその内容を伝えずに封印してしまう。何も言わない事や知らないふりをする事が最大の想い遣りであり、それも一つの正義の有り様だと判断するのだ。

本書の読後感は決して爽やかではない。否、爽やかであってはならない。現在進行形の非正義が厳然と存在するのだから。
棄霊島 (下) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:棄霊島 (下) (角川文庫)より
4041020603

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