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棄霊島



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【この小説が収録されている参考書籍】
棄霊島 (上) (角川文庫)
棄霊島 (下) (角川文庫)

棄霊島の評価: 4.21/5点 レビュー 24件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.21pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(2pt)

上下巻の必要なし。この内容なら1冊でしょ。

旅情ミステリーの大家である内田康夫の長々編。

本著者のファンであるが、残念ながらいま1つ。

まず、これほどの長編にする必要性に疑問が。

正直、水増し感が否めない。

本編中に何度も主人公浅見を借り、著者の考えと思われる「政治思想」や「宗教観」みたいなものがすいぶん長々と(それこそ数ページに渡って)述べられる。

でも、これは余計。本作とはまったく別にエッセイで表現すればよい話だ。

また、事件の手がかりが関係者がむやみやたらと全国に散らばっているせいで、いつも以上に浅見の行動の多くは移動に費やされてしまう。

著者があちこち旅行に行ったのを、税金対策で取材費として計上するためストーリに無理に入れたか?、と勘ぐりたくなってしまいそうだ。

きちんと構成すれば、上下2巻にはならずに済んだ。

そのせいで長編の割りに読後感は1冊分という感じ。

また、終わり方も少し不満が。

ラストに関わるため多くは語れないが、事件解決を約束してきた遺族や協力者にその責務を果たすことができたのか..。

もちろん浅見シリーズの特徴である楽しい点も。

本作の主な舞台になる軍艦島のくだりは、興味深い史実とともに楽しく読めた。
棄霊島 (上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:棄霊島 (上) (角川文庫)より
404102059X
No.1:
(2pt)

長すぎる。

ちょっと長すぎる。

主人公の主張や思考が繰り返し、延々と並べられている。

シリーズの大ファンならばともかくとして、一般的にはテーマが重いだけに、この長さはさらに追い討ちをかけてくる。

またミステリとしてのトリック等には新味がないために、余計な部分で長くしている印象が強い。

1冊にまとめ切れていれば、もっと違った読後感があったと感じてしまった。
棄霊島 (上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:棄霊島 (上) (角川文庫)より
404102059X

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