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棄霊島
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棄霊島の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.21pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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光彦の100事件目となる作品です。 今回は良い歴史も悪い歴史も詰まっている軍艦島。 ユネスコ世界遺産登録で脚光を浴びましたが、 島の歴史を学ぶ上でも意味がある一冊かなと思います。 終盤のある大物との長い問答は、シリーズではあまり見ないパターンで読み応えがありました。 また、結末もそうしましたかという感じです。 いろんな意味で読みがいのある作品でした。 | ||||
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出生がらみの筋立てはアガサクリスティーを思い起こさせます。 しかし、こうして日本語で書かれた作品を読んでみると、盛り上がりに欠けるということでしょうか。 光彦が「ああでもない、こうでもない」という独り言が多く、それが単調さの理由のひとつです。 いつまでも60才くらいの婦人が武道に優れた元刑事をナイフで殺害したと想定し続けているところは、どんなものかと思います。 | ||||
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上巻冒頭の浅見光彦と老刑事との交流は、気持ちが通じ合い、年齢を超えた友情が芽生えて感動的でした。 二人の五島列島の教会巡りは、旅情ミステリーらしく楽しめました。 しかし、敵役の「巨悪」の政治・経済上の悪が追求されずに、 別種の事件が追求されるだけなので、スケールが小さくなってしまったのが残念です。 例によって、解決編には賛否があると思います。 ひねりすぎて誤った方向に行ってしまったように思われました。 | ||||
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浅見光彦100事件目の節目の作品とのことである。かつて炭坑の島として栄えていたものの、今は炭坑の閉鎖とともに廃墟となっている長崎の軍艦島を舞台にしたストーリーである。僕もかつて軍艦島の写真を何かの雑誌で見た際に、その異様な光景に圧倒された覚えがあるが、一度は日本の中でも最先端をいっていただろう街がゴーストタウン化して朽ち果ててしまっている現状は、何とも言えないはかなさを感じる。その軍艦島にスポットを当てているのは、なかなか斬新な着眼である。しかし、ストーリー自体は、どちらかというと経済成長の間の日本の闇の部分の記述や長崎を中心とした各地の旅情の記述が中心となっており、どうも上下巻にしてしまうと中だるみしてしまっている感は否めない。 | ||||
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浅見光彦100事件目の節目の作品とのことである。かつて炭坑の島として栄えていたものの、今は炭坑の閉鎖とともに廃墟となっている長崎の軍艦島を舞台にしたストーリーである。僕もかつて軍艦島の写真を何かの雑誌で見た際に、その異様な光景に圧倒された覚えがあるが、一度は日本の中でも最先端をいっていただろう街がゴーストタウン化して朽ち果ててしまっている現状は、何とも言えないはかなさを感じる。その軍艦島にスポットを当てているのは、なかなか斬新な着眼である。しかし、ストーリー自体は、今回はわりと最初の方から犯人らしき人物が分かってしまうので、どちらかというと経済成長の間の日本の闇の部分の記述や長崎を中心とした各地の旅情の記述が中心となっており、どうも上下巻にしてしまうと中だるみしてしまっている感は否めない。 | ||||
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