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誓約
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誓約の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全47件 21~40 2/3ページ
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薬丸氏の作品はほとんど、拝読いたしております。本作品も、いつものように一気読み致しました。楽しく読めるエンターテイメントですね。 | ||||
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薬丸岳さんの本は面白いですね。なによりも早すぎず遅すぎないテンポのよさ。 あえていうなら、犯人の動機を詳しく書いてほしかったです。 | ||||
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過去に犯した過ちと向き合う作品。 加害者は罪と向き合うことができるのか。 被害者は加害者を赦すことができるのか。 薬丸さんらしさ溢れる一冊でした。 ただ中盤あたりには黒幕が予想できてしまって、 後半が冗長に感じました。 | ||||
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他人には言えない暗い(悪い)過去を持つ主人公。 かつて素行の悪さからやくざに追われ、その状況を打開すべく、ある人物を殺す約束を結ぶことでお金を得て整形をし一時的に難を逃れて幸せに暮らす。 しかしながら、殺人のターゲットとなる人物が刑務所から出所し、かつての(殺人の)約束を履行するよう迫られ、約束を反故にすれば自分の娘を傷つけられる危険が・・・。 中盤まではかなり勢いよく読ませるストーリーであったものの、後半に入る前に犯人の見当が付いてしまったのは残念。 また、それだけではなく犯人の動機までもがある程度予想がついてしまい、終盤を読んで「やっぱりそういうことか」という展開になった。 途中まではとても面白かっただけに、登場人物を増やすなどして読者に犯人を予想させない(予想を裏切る)ことができたならより良い作品になっていたと感じる。 | ||||
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4月14冊目の薬丸作品。神の子、友罪と期待倒れの作品読書が続いただけに今回は中盤までは違和感感じず読み進められた。ただ犯人探しという意味ではディティールは別として直ぐに見当がついてしまった。 問題はクライマックスに向かっての道程だが相変わらず無茶がある。テーマ自体は非常に共感を覚える作者ですがストーリーテーラーとしては未熟と言わざるを得ないかな… | ||||
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どんな状況下であっても、犯罪は犯してはならない。 どんなに虐げられ辱められても、暴力を正当化してはならない。 本書で顕著にみられる感情、それは「憎悪」だ。 激しい「憎悪」に囚われた人物たちが登場する。 読み始めて、今までの薬丸作品とは少し違う?と感じた。 なぜなら「赦し」、「償い」をテーマにすることが多いからだ。 過去に罪を犯したが、罪を償い、幸せに暮らしている主人公を 犯人は手紙とスマホをうまく使い、姿を見せずに追い詰めていく。 それは昔交わした「誓約」がもととなっている。 約束を守る代わりに手にした幸せ。壊すことなど考えられない。 だが犯人は当然反故にすることなど許すはずもない。 主人公の逡巡をうまく描く。彼はまた罪を犯すのか。 読み進めていくうちに、犯人はだれか?誰も信じられなくなっていく。 読後、やはり「薬丸作品」なんだと思わせる。 それは「大切なひとを何としても守る」というテーマだ。 罪を犯した人間は、赦されず、幸せになってはいけないのか。 どんな罪でもだ。考えさせられる。 | ||||
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テンポのいい文章はあいかわらずだが、この作品は、中盤誰が、主人公に電話を入れて、指示しているのか、つまり真犯人は誰か、サスペンスタッチに、続くストーリーにグイグイ読み進めたが、最後が、いけない、あまりにも強引な終わり方。 | ||||
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大小は別にして、「つい魔が差して」、これが人生で一度も起きないと断言できる人はたぶんいないと思う。 良いことではないが、仕方の無いことだし、ゼロにすることはたぶん無理だ。 だけどゼロに近づける努力は、誰しもがすべきことだ。 その一つとしてお勧めしたいのが、本作『誓約』だ。 本作を読んだことは、忘れてもいい。 ただ、頭の片隅に置いて欲しい。 「憎しみは憎しみしか産まない」、ということ。 自分がしたことは、一生ついて回るということ。 誰しもが感じ、考えなければいけないテーマを扱った作品なので、多くの人に読んで欲しい。 | ||||
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単純に面白く最後まで楽しく一気に読めました 展開の速さと死者からのメッセージというミステリーに引き込まれました さすが薬丸岳!満足の1冊です | ||||
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微かな救いはあるものの、この作品もまた人間の罪と罰をテーマにした重苦しい小説だった。 いつもの薬丸岳ならば、説得力のある緻密なプロットに手に汗握り、感情移入しながら読むのだが、この作品には少しプロットの粗さを感じた。 家族にも恵まれ、幸せに暮らすレストランバーの向井聡には、誰にも言えない過去があった… 向井の驚愕の過去とタイトルの『誓約』の意味が少しずつ明かされると同時に向井は事件の火中に身を投じていく。 現代版の『カルネアデスの舟板』といったところだろうか。 向井を追い詰める者の正体は誰なのかという興味と二転三転の展開は相変わらず見事。 | ||||
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面白くて、一気に読んでしまいました。 描写力はすごいです。 それぞれの人物の辛辣な心境が、伝わってきます。 でも、途中で犯人はなんとなく分かってしまいました。 薬丸さんの他の作品を読んでいる方なら、おそらく途中で展開が予測できてしまうでしょう。 | ||||
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説明通りで、配達もちゃんと予定通りに来ました。 良かったですよ。 | ||||
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初めから犯人はこのうちの誰かだと思っていたけれど、 それが誰か知りたくて、どんどん読み進めていきました。 おもしろかった。 けれど、いまいちリアリティに欠けているかも。 。 整形手術でそんな簡単に顔の大きなあざが消せるのか、とか 指を詰められても暴露しない、とか、ラストとか・・・。 それに、被害者はひどいことをされたら何年たっても許せないと思うけど、 主人公の意識が緩すぎて、そんな気持ちだったらやられても仕方ないって感じ。 だからラストのきれいな終わり方にもやもやしました。 ハリウッド映画みたいな気持ちで考えたらとてもおもしろい作品だと思う。 | ||||
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陰惨な物語ではある。若い頃、顔の痣が心を歪めたとはいえ、人に暴行を働き、女性の帰宅を狙って強盗を働き、はてはやくざとの諍いでやくざに付狙われることになった主人公、向井。 娘を残酷に殺された母親から、いつか出所する犯人二人を必ず殺すという約束で、新しい戸籍を取得する費用と整形費用を用立ててもらい、それ以来10数年真面目に生きてきて、結婚もして娘も居る幸せな日々。 よいパートナーと出あって、こじんまりとしたバーのマスターとして暮らしているが、ある日そんな向井の元に手紙が届く。犯人二人が出所したと。約束を果たせというのである。出来ないのなら家族に累が及ぶと。それがタイトルの意味である。 というような話であるが、そんなに長い間待つなんて、気の長い犯人だなと思った。またラスト近くになり犯人の可能性のある人間が次々消えていく頃から真犯人の見当は付いていくが、読みやすく、物語のつじつまは収束して、エンターテインメントとしては面白いと思った。 ラストのハッピーエンドの感じは、それでいいのとか思っちゃったが。 | ||||
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控えめなトーンのなかで、意表をつくストーリー展開で、ノンストップで楽しめます。 | ||||
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やくざ者に追われ他人に成りすまして生きてきた男。その男は他人の戸籍を買って整形手術をするお金を手に入れるため、16年前にある女性と人を殺す約束をしていた。過去に罪を犯した男は幸せを手に入れることができるのか。 相変わらずぐいぐい引っ張られ、一気読みだった。約束とはいえ、今の幸せを壊してまで人を殺害するということを躊躇する男の葛藤と、あくまで要求を突きつける依頼者の想いがぶつかりあいながら物語は展開していく。 中盤から後半にかけての犯人探しのための時間稼ぎの手段がいまひとつだったし、最後はきれいにまとまりすぎている感じがしたが、最後まで楽しめた。著者の作品はハズレがないので、次回作も期待したい。 | ||||
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面白く読めた。ミステリーとしては秀逸。 最後は、犯人もなんとなくわかった。そこらへんのちょっとしたゆるさも悪くない。 だって、なんでこの人だったんだろうというのは分からなかったから。 殺人の誓約によって、顔の見えない人間に主人公がどんどん追い詰められていくのは、 かなりハラハラした。 テーマは薬丸岳の真骨頂と言える重いテーマだけど、ミステリーの要素がほどよく加わり楽しく読めた。 | ||||
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全体的に登場人物も少なくて、よくあるタイプのサスペンスです。 とりわけ新しさはないけど、だからこそ作者の腕のみせどころ、読みやすくて面白いです。 ネタバレにならないようにレビュー書くのってミステリーでは難しいですね。 とにかく、2時間もののドラマにぴったりです。 | ||||
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中盤までは、引き寄せられるように読んでいたが、結末が、何か物足りない感じがした。 | ||||
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やっと読む事できました。貪るように読みましたね、薬丸さん作品に飢えていたのだと思います。 期待通りの内容でした、久々の当日借りの当日返しです。 顔に痣のある男、両親に捨てられ施設で育つも、その痣のせいで周りの視線に耐えかね、暴力三昧を働く。 ある犯罪被害者の母親から、娘を陵辱の上殺した二人の犯人を殺して欲しい、金は払うのでその金で整形し、 新たに生きれば良いと持ちかけられ、申し出を受ける。 十数年後、当時末期がんで既に死んでいるはずの母親から、約束通り殺人の実行をせよとの手紙を受け取る。 ここからスピーディーに展開していきます、手紙の主は誰なのか?意外な結末でした。 お勧めです、是非どうぞ。 | ||||
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