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槐(エンジュ)



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【この小説が収録されている参考書籍】
槐
槐 (光文社文庫)

槐(エンジュ)の評価: 4.24/5点 レビュー 34件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.24pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全28件 21~28 2/2ページ
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No.8:
(4pt)

気が付けば…一気読みでした。

中学校の野外活動部が、恒例の夏休みキャンプに出かける。その夜、反グレ集団・関帝連合がそのキャンプ場を占拠する。
 
 帯を見て、展開が怖くなり、読むのを躊躇しましたが、アマゾンの書評では、むちゃくちゃイケてる!とありましたので、ビクビクしながら読みはじめました。

 出足は暗く、それでいてテンションが下がり気味な設定…だから良かったのでしょうか?

 反グレ集団が登場すると同時に、どんどんのめり込んでいきました。

 そのあとは一気読みでした!

 いやはや・・・良かったです。

 ただ血なまぐさいシーンもありましたので…それが嫌な方だと遠慮するかもしれないです。

 しかしながら、私個人としては、アマゾンのレビューの通り、エンターテイメントの王道を楽しませて頂きました。

 ありがとうございます。
槐Amazon書評・レビュー:より
4334929958
No.7:
(5pt)

2015年No.1!

ドラグーンといい、槐といい、まるでアニメの世界です。この設定を徹底的に突き詰めたら超一級の物語になるんですね。エピローグを泣きながら読みました。なんと愛すべき登場人物たちなんでしょう! 舞台が現代日本で主人公が中学生なんで機龍警察よりサクサク読めました。ページをめくる手が止まりません。こんな小説久しぶりです! 月村先生、まさにエンターテイメント職人+(^_^)v
槐Amazon書評・レビュー:より
4334929958
No.6:
(5pt)

素晴らしい

久々に、読んでいて痛快な気分になりました。
最初は少し読むつもりでしたが、読み出したら止まらなくなり、気がつくと徹夜して読んでました。
この作者の他のシリーズも読んでみます。
槐Amazon書評・レビュー:より
4334929958
No.5:
(5pt)

最高におすすめ、ラストも良い。

機龍警察しか読んだ事なかったのですが、かなり印象が違う感じでした。
機龍警察と違ってSF要素は全く無いです。
格闘シーンが熱いです、激アツです、カフェで読んでて声が出そうになりました。

感動エンタメ激アツ要素がてんこ盛りで、筆力も高いので本当におすすめ。
仕事人、ダークヒーロー物、格闘物、ジュブナイル物が好きな人は鳥肌必至です。
槐Amazon書評・レビュー:より
4334929958
No.4:
(5pt)

続編希望

一度読み終わってから、すぐに名場面を再読。2度目も十分面白い。
初めの60頁を過ぎたあたりから、止まらなくなる。
最初は、私は先生じゃない、とか言っていたのに、途中から自分で「先生は」とか言い始めて、Sキャラの女性教師に。半グレ相手に徹底したお仕置きを開始。月村先生、楽しんでいるでしょ。
もし続編が書かれるなら、公安から身を隠すため、アキバ辺りでメイドさんを・・・
槐Amazon書評・レビュー:より
4334929958
No.3:
(5pt)

読み逃してはいけません。

これまで、作者の印象は、とても実力はあるが、わさわさアクションがあり今ひとつの感じがありましたが、この作品はおそらく次々と裏切られます。特に教頭がカッコイイです。
もちろん少年たちがイキイキと描かれています。
久しぶりに読み終わってもまだまだ読んでいたい気にさせる作品でした。
ハードカバーで買っても損のない至福の読書時間を満喫できます。
槐Amazon書評・レビュー:より
4334929958
No.2:
(5pt)

なんとロマンティックな

機龍警察最新作と表裏一対
ともいえる槐。底流には同じ
感覚が流れるが登場人物が
中学生と言うこともあり、
妙に甘口。でも、それも善哉
槐Amazon書評・レビュー:より
4334929958
No.1:
(5pt)

この朝を知っていた者は誰もいなかった

夏休みの朝、中学生達と顧問の先生が、キャンプ場へと出発する。このわずか一昼夜の後にどんな感懐を抱くことになるか、彼らの誰も想像できなかった。読者の僕も想像できなかった。知っていたのは著者だけだ(それはそうだが)。

イタリアオペラの矛盾点として、巨大な肺活量を有する巨躯の歌手が病人の役で寝台に寝て大音声で歌う、というような指摘がある。でもこれはイタリアオペラの本質とは関係ないから、これを言ってもイタリアオペラの問題点をついたことにはならない。
本書においても、そこらの詐欺集団がこのような犯罪をやるだろうかというのは、的外れである。
というより、それどころではないのである。序盤から、こんなことになっちゃって後の展開はどうなるんだ? というようなどんでん返しが幾つもある。虚構ならではの「ありえない」設定の中にこそ旨味たっぷりの展開が待っている。
駆け引きと裏切り。それに地雷のような謎解き。 推理小説を読むようでもある。途中でこんなことが起こったら物語の先はどこへ向かうのだろうと、目眩を感じるほどであるが、勿論著者の筆には何でもないらしく、話は濃密なまま進展し、そして夜は明ける。

教頭先生の構えたところとか、茜の構えたところとか、意図的に書かれたと感じるコミカルなおかしさに愛着のわく描写もある。

中学生の性格の描き分けも面白かった。
森の中で先生に追いすがっていろんな台詞を言う進太郎君は純朴なのかアホなのか。両方かもしれないが、進太郎君、おじさんは君のことも誉めてあげるぞ。
槐Amazon書評・レビュー:より
4334929958

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