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探偵の探偵3
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探偵の探偵3の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全70件 41~60 3/4ページ
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前作と変わらず歯切れがよく、リズム感のいい文章、あっという間に読み終えた。 読書の傾向として、深く考えながら読み進めるものは、敬遠しているのでその意味でも読みやすかった。 探偵の探偵という玲奈が妹を殺した犯人を探し求める中で、様々な事件に絡んでいく。 それにしても玲奈は目的を果たすためには、躊躇のない判断と行動力。 読み進めるにつれて、ぐいぐい引き込まれていく。 誰が妹の敵なのか・・・・ ついにたどり着いた。 この小説がテレビドラマになるという。 誰が玲奈をやるのだろう。ちょっと気になる。 | ||||
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探偵の探偵・探偵の探偵2と続けて読んでいますが、本当に話の流れが早くい気に読んでしまいます。というか、先が気になり読めてしまいます。 本当はとっても弱いであろう玲奈という女の子が主人公。悪徳探偵を追いかけて、やめて~という気持ちになるくらい、先へ先へと突き進みます。今回は玲奈の妹の死について追求していきます。 前から名前を知っていた作者ですが、このシリーズ作品を読んですごくファンになってしまいました。次回作にも期待します。 | ||||
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リアリティーがありすぎて、怖い、と思ってしまうような探偵業界の常識やDVの実態描写です。 妹を死に至らしめた悪徳探偵を追うために自分の一生を捧げながらも、DV被害者を助けずにはいられない主人公玲奈は、幼い少女の心を何重もの壁に隠して孤高の道を進まんとする一匹狼。袋叩きにされても悪徳探偵やDV加害者に制裁を加えずにはいられない焦燥感は、忘れられない妹が被害者に重なるから...。 切ないけれど先へ先へと読ませるテンポのよさが小気味よいです。完結編でありながら、新たな展開を予想させる結末に次作が待たれます。 ドラマ化決定されたとのこと - 映像が目に浮かぶストーリーなので、連続ドラマでも配役がとても気になります。 | ||||
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悪徳探偵と対決する探偵の探偵紗崎玲奈の物語も三巻目。 今回もスピード感あふれるストーリーとリアルな探偵の知識や技術の描写に引き込まれました。 またもや玲奈は身も心もボロボロになってしまうし、琴葉との関係もちょっと残念なことになってしまうので、読んでいて痛々しく感じるところもありましたが、それ以上に予想もしていなかった展開に驚きと興奮を感じました。 これで玲奈の背負った過去の因縁とは一区切りですが、その背景に探偵の探偵にとって真の敵らしき姿が見えて来るので、続きも楽しみです。 | ||||
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探偵というので警察とともに犯人を捕まえると思っていたらとんでもない! 他の探偵を狙ったり狙われたりー 表現が生々しいところもあるので、様子を思い描いてしまう私には、とても読むのがつらい場面もありました。テレビで放送されるとのこと 。半分みたいな、半分こわいな、複雑な気持ちです。 | ||||
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悪徳探偵の撲滅活動をする対探偵課のお話第三弾です。 主人公玲奈が追ってきた妹を死に追い込んだ死神との決着を迎え、 一旦、一区切りとなります。 それにしても、玲奈はなぜこんなにも毎回、危機的状況に陥るのか。 警察の包囲をいとも簡単に撒いてしまう、あれだけの知識、分析力、行動力があれば、 未然に予測し回避できそうなものだが。。。。 このシリーズ、最大の謎です。 | ||||
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第3巻もやはり松岡圭祐さんの作品らしく、予想をはるかに超えた結末が待っていました。 そして、またしても次の巻へ続く謎。。。 主人公紗崎玲奈を待っているのは何だろう。 時に見せる玲奈の純粋な少女の一面が、とてつもなく切なく感じます。 いろんな意味で痛々しいシーンの連続で苦しくもなります。 でも。 次々と過去と現在がつながり、こんなに悲しい結末を迎える小説は久々です。 だからこそ、主人公が迎える本当の結末は見逃せない。 その思いが1巻ごとに膨らむ作品です。 | ||||
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今までの推理小説とは違います。 主人公は超人的な推理力や身体能力を持ってるわけではない、あくまでも普通の女の子が主人公。 推理を間違うこともあるし、それによって誰かが身体的・精神的に傷つくこともある。 感情を殺そうとしても、怖い時や悔しい時には涙する。 本をよく読む人なら時にその普通さに苛立つこともあると思います。 なぜその結論に頭が回らないのか、頭脳や武力で敵を倒せないのか、誰ひとり傷つけることなく守れないのか、と。 でもあくまでもこれは、普通の女の子が主人公。本当に現実世界でも起きてると言われても違和感ない設定。 だから自分がもし主人公だったらこうなるのかなと考えながら読むと、やはり同じ結果、もしくは最悪の結末になってしまうと思います。 絶対に飽きさせない展開、結末です!! そしてとにかくストーリーの疾走感が半端ないです。気になって1~3巻を2日で読み終えました。読みやすいのも特徴です。 次回作が待ち遠しいです!! | ||||
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悪徳な探偵を「駆除」するという新しい切り口の探偵小説で1,2巻から続いて一気読みでした。 現実の世界でも実在するような悪徳探偵や、社会問題でもあるDVやストーカーなどリアリティをもって扱っており、同時に知られざる探偵業の裏技や内情なども描かれ読みごたえ抜群でした。そして「美女」で「頭も切れる」といういかにも小説的なヒロインにもかかわらず、ボコボコにやられてしまったり拉致されたりと完璧すぎない加減もまた読者の心拍数を上げる要素になっていると思います。 文中に漂うハードボイルドの香りと最終盤のミステリーの醍醐味を楽しみました。 一応の「死神」の解決を迎えても、まだまだ続編が読みたいシリーズです。 | ||||
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とことん理詰めで推しながら、なおも驚愕のどんでん返し!最上級のフーダニットもハウダニットも楽しめる。是非、推理小説、特に本格好きの読者におすすめしたい。 | ||||
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死神との決着自体があっさりし過ぎているのも気になるところだが、私には内容がエグい。 玲奈の肉体的外傷より心的外傷が耐えられない。 松岡圭祐作品は4巻で一区切りということなので第4巻までは読むつもりだが、第4巻では琴葉との別れもあるようなのでキツそう。 | ||||
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前2作から変わらない、いや、それ以上の息をつかせぬ展開の早さ。途中で本を置くことを許さず、一気に読みきらせる迫力がこのシリーズにはある。 いよいよ目の前に現れる「死神」の正体とは? まだ、このIII巻を読んでいない人は、まず、「探偵の探偵」「探偵の探偵II」を読むことをお勧めする。 特に「探偵の探偵II」をじっくり読んでおいて欲しい。「死神」はそこにいた・・・ 本巻の終盤で、作品のスピードは、これまでにない加速を見せ、その時は突然訪れ、一気に終焉する。 その展開で読者の寂寥感を誘っておきながら、まだ終わりではないこと、さらに大きな闇が待つことを匂わせて、次巻へ・・・ 「探偵の探偵IV」までの4ヶ月が待ち遠しい。それまでにこの3冊を何回、読み返すことになるのだろうか? | ||||
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紗崎玲奈は冷静沈着、頭脳明晰にして大胆不敵な行動力を持つ。弱い者を護るが必ずしも正義の味方ではなく、目的の為なら手段を選ばず、探偵事務所に籍を置きながら、復讐を目論む一匹オオカミのダークヒロインでもある。そしてときには驚くほどの脆さや幼さも見せる。こうした資質がときには周囲の者の母性や漢気(おとこぎ)のようなものを呼び起こすのか、孤独ではあっても孤立無援にはならない運命を持っているようにも見える。またその手を含め、心身とも清純そのものに感じられる。 シリーズ三作目のこの本では宿敵の謎が明かされていくが、別の謎と彼女の孤独はさらに深まる。覚悟の上に自身が択んだ道とはいえ、破滅に向かってひた走るような彼女を誰かとめてほしいと救いを求めたくなるが、彼女の近しい者や読者の悲痛を感知せずが如く、初めから続く重低音のようなトーンが次作の結末へと続いていく。 | ||||
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1作目からの本作のファンの方であれば、玲奈をこのような過酷な運命に巻き込んだ「死神」に、玲奈がどのように辿り着き、どのように決着をつけるかを固唾をのんで見守ってきたことと思います。シリーズ3作目の本作では、玲奈がついに「死神」を倒すことになるのですが、代わりに妹を亡くした以降玲奈を支えてきた絆を失うことに…。玲奈を見守ってきた読者にとっては、作者のあまりに非情な展開に、圧倒されること必然です。これを読まずして「探偵の探偵」は語れません。また玲奈の更なる試練を感じさせる最後の伏線が・・・。次作も目を離せません。 | ||||
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妹の咲良をストーカーに殺され、その死に関わった探偵を探し出すために「探偵を探偵する探偵」になった紗崎玲奈を描いた、バイオレントサスペンス。「探偵の探偵」(松岡圭祐:講談社文庫)の第3弾だ。この巻では、いよいよ、その因縁の相手と決着がつく。 この作品に出てくる探偵は、決して明智小五郎や金田一 耕助のような、正義の名探偵ではない。不法行為は当たり前。描かれている探偵の仕事とは、まさに不法行為そのものなのだ。玲奈が対峙するのは、依頼者から、詐欺のような手段で高額報酬を巻き上げたり、犯罪者に加担するような悪徳探偵。玲奈は、傷だらけになりながらも、そんな悪徳探偵たちを狩っていくダーク・ヒロインである。 作品の中で玲奈たちが使う手口は驚くべきものだ。ターゲットに関する情報を得るのに、何をどのように調べれば良いのか。どのように、標的のプライバシーを覆うベールを引きはがしていくのか。現代社会の危うさを、これでもかというくらい見せつけてくれる。本当にこんなことをオープンにして良いのだろうか。考えてみれば、とてもこわい小説である。 最初にひとつ前振りのような話が入っているのだが、本筋の話の方は、DV被害者の1人である市村凛が、刃物を振り回した夫の沼園賢治に追われて、スマ・リサーチに駆け込んできたことから始まる。凛は、玲奈が出した覚えのない手紙を持っており、送られてきたというブックボックスにはGPSが仕込まれていた。そして、同じものが、他のDV被害者にも。 玲奈が追いかけてきた、妹の敵・澤柳菜々。その正体は意外な人物だった。ストーリーの驚くような展開ぶりに、読者は意表を突かれるだろう。菜々に拉致された峰森琴葉に迫られた究極の選択。それは、玲奈と琴葉の切ない決別となってしまう。玲奈の歩む道の先にあるのはただ破滅のみ。それでも、玲奈は、この道を歩み続ける。ひとりぼっちで。その姿は、あまりに哀しい。 本レビューは、拙ブログ「風竜胆の書評」にも同時掲載しています。 | ||||
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主人公玲奈が、妹の敵である「死神」を追い詰めるべく、 悪徳探偵を駆除していきながら、次第に「死神」に迫る。 ついに姿を現した「死神」に対し、玲奈がとった意外な行動がとても印象に残る話です。 死んだ妹に重ねている琴葉との関係の変化も見所で、 早く続きが読みたくなりました。 早く続きが読みたい作品です。 | ||||
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ついに追い求めていた死神と決着がつきます。 かなりエグい闘いの果てに玲奈が得たものは何だったのか、考えさせられました。 | ||||
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妹をストーカーに殺され、その時情報を提供していた澤柳菜々という探偵を追い詰める玲奈。 ひとまず解決に至るが、澤柳菜々の指導者である姥妙の存在が浮上。 PRGの定石では、ある魔物を倒すと次により強い魔物が現れ、ラスボスを倒して終わりとなるわけだが、姥妙はどのレベル? | ||||
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実は、3巻から手に取ったので、前半は、やや意味を理解しがたいところもあり、登場人物の関係図が頭に浮かびにくかったものの、読み進むにつれ、ぐんぐん入り込んで行きました。山場が一気に来て感じですが、まだ続くようですね。もう1度、1巻から再読してじっくり味わいます。誰が悪徳なのか否かまだまだ読み込めませんが、そこが楽しみでもあり、ドラマ化の配役やコミックでのイメージを早々して、更に楽しんでいます。死神との対決が一気に盛り上がりますが、最後の家族での場面はこれからの伏線なのかどうか…7月が待ち遠しいです。 | ||||
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紗崎玲奈が追い求めていたいた死神がついに目の前に。 いかにして死神が玲奈に迫ったのか? この後、どうなってしまうのか。 ハラハラドキドキしながら読み進めました。 そして一気に読み終えました。 また、3巻で終わりでなく、次なる強敵の存在が見え始める。 ますます続きが気になる巻でした (続きがあってよかった… | ||||
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