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探偵の探偵3
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探偵の探偵3の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全70件 21~40 2/4ページ
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相変わらず、主人公・紗崎玲奈がボロボロになりながら、世の中の「悪」というものに対峙する。きっと常人よりは遥かに強いのだろうが、武道の達人でもなく、華奢な女性である身では、屈強な男性による本気の暴力にはかなわない。それだけでなく、今回は悪意ある女性による卑怯な暴力にも対抗しなければならない。身体的な暴力だけでなく、精神的な暴力。彼女の選ぶ道は、なんと救いがないのだろうと、本当に切なくなる。 一方、探偵業の知る知識の幅広さにも、驚きを隠せない。街にあふれる監視カメラへの対応、部屋を借りる際の驚くべき方法など、これは本当なのだろうか? よく分からないながらも、私の部屋の鍵は斜めになっている。 | ||||
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もはやハードボイルドではない。三作目にして本作は牙をむく。“正義”とは何か?を正面から問う。権力が解決できない社会の闇、それでも助けを求める人々はいる。玲奈は自分の“正義”を貫く。一方で探偵業は社会の必要悪の感を否めない。まさに社会にとって両刃の剣。“正義”と“悪”とを今一度直視できた気がする。 | ||||
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ついに宿敵「死神」との直接対決。 もちろん探偵vs探偵なので直接ではないが。 死神という明確な敵が存在することで、より突き進む玲奈、そして巻き込まれる人々。 琴葉との関係もこれでいいのかと心配しつつも、心配する暇がないくらいの切迫。 読中には3巻目でラストなのか、まだ続くのかが判別できない(完結しても続いてもおかしくないストーリー展開)のため、どういう意識で読むかによって後味が変わってくる作品のように思う。 | ||||
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玲奈と琴葉が袂を分かつことになったり、身を挺して被害者を助けた窪塚さんが報われなかったりと 予想外な出来事が続き、玲奈が最も痛々しく感じられる巻でした。 「玲奈にどうか平穏な幸せを」と願わずにはいられません。IV巻の発売が楽しみです。 | ||||
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「バイオレンスだけど暖かい」と「探偵の探偵I」を読んだときから感じている このおもいは「探偵の探偵III」にもずっと引き継がれています。 玲奈さんと琴葉さん このお二人がそばにいたら、「よく頑張ったね」と強く抱きしめたく二人です。 闘争シーンでのすごさには ハラハラ ドキドキ、二人の心情の描写にはジーンとする というように様々な感情が、読む者をラストまでひきづって行きます。 探偵とは その技とは 今まで考えたこともない世界で繰り広げられる様々な技法(裏技)に、一般人に教えてしまっても良いのかと心配すらしてしまいます。 次回作、ドラマ化がとても楽しみです。あまりの過激な描写に、ドラマ化は無理と思っていたので、待ち遠しく思います。 | ||||
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そうきましたか・・・。読んでみないとわからない。IIIIIIと一気に読んでください。 | ||||
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本を読むのは好きですが、現役の作家のものはほとんど読まないので、この作者のものはこのシリーズが初めてです。だけどこのシリーズは非常にいいと思います。緊迫感があって「描写」が「地に」着いている。もてはやされているものでも必ずしも「そう」とは限りません。このシリーズを期待してみて行きたいと思います。 | ||||
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松岡さんといえば、万能鑑定士などでただ謎解き、人の死なないミステリで有名でしたが、これはバイオレンス!探偵といえば、ホームズ、または金田一や毛利小五郎とどこか人のいい人を想像しますが、どんな職業でも悪はいるもので、そんな人達を取り締まる人達がまたいるということも驚きです。そして、人はこうして人を騙すのかみたいなところもわかって勉強になりました。さらに女性もここまで強くなるのかと、なんだか女でも、ハードボイルドできるじゃないかとなんかかっこいい気がしました。 | ||||
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推理小説としては読んでいて引き込まれるところが多々あり実に面白い。主人公の狂気に近い正義感は読むものを選別してしまうかもしれない。被害者に降り注ぐぬぐえない傷の描き方も秀逸である。だが、この作品は惜しい。何が惜しいのか、最近のメディアミックスに媚びすぎである。ドラマ化進行中と帯にはあるし、内容的にも深夜隊ドラマに最適である。雰囲気があう。しかし、どこか違和感を覚える。内容がラノベと見紛う部分があるのだ。どこかとは言わないがそこが残念だった。しかし、物語は読んでいてわくわくする冒険活劇感があるからだろうか。とにかく読んであなたの感想が聞きたい。 | ||||
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探偵の探偵1~3と続けて読んでください! 松岡ワールドにズズッと引きずり込まれて、最後まで一気に読んでしまいます。 バイオレンスの怖さ、リアリティの凄さにドップリ浸かってしまいます。 完結編?、いえいえ続編の予感が漂っています。 今後の松岡作品も楽しみにしています! | ||||
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3巻とも読んで、主人公の紗崎玲奈はどこまでも弱い人なのだなと思いました。ただ一つ成し遂げたいことのために、強くあるしかなかった女性なのだと改めて思いました。個人的な偏見なのですが、こういったミステリーの女性主人公は本当にめったなことがない限り涙を見せないように思うのですが、紗崎さんはけっこうな頻度で涙を見せているのでそのように感じました。 物語も佳境に入り仇である『死神』との対決を繰り広げていくのですが、どこまでも現実的に進んでいく物語に読む手が止まりません。、人々を悪意によって貶めていく悪徳探偵とその依頼人たちを、自身も深手を負いながらも習得した技術と知識、その場にある物を上手く使い立ち向かう探偵の探偵、紗崎玲奈の対決にとても興奮しました。 結末も切ないといえば良いのか、上手く表現できないのですがとにかく、早く次巻を読みたい、そう思いました。 テレビドラマも楽しみに待ちたいです。 | ||||
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探偵ものの小説はたくさん読んできたが、こんな種類は全く初めてだった。確かにこんな構成もありだな、と思いながら読み進めた。 普通に生活していれば、こんな過酷な生活に足を踏み入れることはなかっただろうに、と普通の人間は思ってしまう。 また、他の探偵小説でここまできつい暴力の描写はないと思う。少し目をそむけたくなる。 だが、止まらない。どんどん進んでいく。 だれがドラマでこの主役をできるのか?また楽しみが増えた。 | ||||
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ぐっと引き込まれ、気づけば読み終わっている。 まるでジェットコースターのような物語である。 しかし、そのストーリーは冷たくリアル。怖いという感覚すらする。 そんな冷たさに引っ張られながらも、妹のために人生を捧げる温かい主人公、レナの背中を追いかけてみてはどうだろう。 | ||||
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探偵の探偵レビュー↓ 「思っていたより濃厚だった。この作者の小説は初めて読んだが、タイトルや表紙からさっくり読めるライトノベルのような軽く読めるミステリかと思っていた。しかし、物語やキャラクタが複雑に絡み合い、特に伏線を回収していく後半は圧倒されっぱなしで一気に読んでしまった。」 | ||||
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リー展開はこれまでのシリーズと共通しているところだが、こんなに孤独で血まみれになる痛々しいヒロインは他のシリーズにはない独特な雰囲気。勧善懲悪、スマートとはかけ離れたちょっと大人なシリーズと言えるかもしれない。 読み始めたら一気に読んでしまいたい。できればI巻からまとめて読むのがオススメ、ということで・・・、環境を整えてから一気に読んでください!! | ||||
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悪徳探偵という存在を恐ろしいと感じました。 もしかして、身近にもこんなことが起きる可能性がゼロではないのではないかとおもってしまう。。。 そんな悪徳探偵を駆除する探偵の主人公。 妹を死に追いやった悪徳探偵を追い詰めるために生きているとしか思えない主人公。 この巻でその探偵の正体がわかり決着をつけることが出来たのですが、意外性と悲しい結末。 彼女に救いが訪れる日がきるのでしょうか? もし、前巻の記憶が薄れているのでしたら読んでからこの巻を読むことをお勧めします。 ドラマ化も決定しているとのこと。 どのような方が演じるのでしょう。放映が楽しみです。 | ||||
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社会に企業、役所、警察などから情報が漏れています。 逆に個人情報を守るためにと加害者あるいは加害者になりそうな人を守っている のが現実です。 そんなとき、被害者を守るのは誰? どこかに探偵の探偵みたいなところがあってくれればよいのにと思うのは私だけでは ないようです。 玲奈を助ける人は少なく自らどこにでも飛び込んでいく姿にほれ込みます。 琴葉の成長が待たれます。 | ||||
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面白くて最後まで一気に読んでしまいます。でも思い返して見ると千里眼の岬 美由紀にすこしキャラかぶっているような感じもしました。 | ||||
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全巻を通して読むことをお勧めします。 コンセプトが面白いだけに、模倣作まで出てくるのではと感じます。 記者の不正やヤリ過ぎ報道をやっつけるような。 次回作に期待しています。 | ||||
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Qシリーズ、αシリーズなど、今までの『人の死なないミステリー』の松岡作品とは全く違う魅力を感じられる作品でした。 この作品の大きな特徴でもあるバイオレンスシーンは更に迫力を増し、リアリティーのある描写は更に生々しく、痛々しく、 読んでいて心が痛くなりますが、主人公 紗崎玲奈の感情描写も深く綴られており、読み応えのある内容でした。 フィクションならではの、悪徳探偵への手段を選ばない退治の仕方、その反面、ノンフィクションのような、 探偵業界の一般人には知ることのない、防犯カメラのかわし方を始めとする、裏ワザのテクニック等がとても巧妙に随所に多く描かれており、 現実社会で実際に真似する人が出なければ良いと思える程でした。 ドラマ化決定との事なので、映像化されたものを観て、1作目から再度読み返したいと思います。 テンポの良い文章で、どんどん読み進み、その文章が脳裏に映像となって浮かんできていました。 読みながら想像していた自分の頭の中の映像と、TVで映像化されたものとの違いも楽しみたいです。 そして4作目、期待しています。 | ||||
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