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(短編集)
蠅の帝国: 軍医たちの黙示録
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蠅の帝国: 軍医たちの黙示録の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 21~27 2/2ページ
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帚木蓬生の作品としては、どちらかと言えばドキュメントよりこれまでにある医学・医療を題材とする小説群の方を好みます。 | ||||
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大変適切に送って頂き、満足しました。時間がなく、読み始めるまでにじかんがかかりましたが。 | ||||
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軍医は戦争中は比較的恵まれている。彼らの本当の辛酸は戦後から。一読をお勧めする。 最初は内部被曝を取り上げている。あとは、南方、満州の話など。 目から鱗がおちる戦中、戦後史がそこにある。 医師会がこの本を第一回医療小説大賞 に選んだのには深い理由がありそうだ | ||||
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戦争を知らない世代にはぜひ読んでほしい。 臨床経験がない中で軍医として扱われた医学生たちの過酷な日々を。 特に医療関係者にお薦めします。 | ||||
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箒木氏の本はほぼ読んでいますが、考えさせられる内容の本ばかりです。 この”蠅の帝国”もそうです。軍医の戦争体験とその悲惨な光景が たんたんと書かれていて、なるほどと納得させられました。 ”蠅”だったのでしょう。日本帝国は。 ただ、同じような内容のものが書かれているので★4つにしました。 | ||||
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戦前、医大の卒業者は、徴兵で召集された場合は一兵卒として二等兵で入隊しなければならないが、 軍医見習士官として志願すれば、数か月の実務後に軍医中尉として遇されるという道を選ぶことができた。 一兵卒と士官待遇の差は大きく、誰もが志願し軍隊を経験することとなる。 その様な大学を卒業したばかりの若者の空襲、原爆、洞窟戦や、ソ連による占領、捕虜、戦犯などの体験談を作者がまとめ上げたものです。 (恐らく医学誌の寄稿文を作者の目で書き直したものと推測) 通常の軍隊記と比べると、前線での戦闘はないものの、徴兵検査員だったり、原爆症の調査だったりと他ではなかなか読むことのできない興味深い内容でした。 ただ『蝿の帝国』というタイトルの為に、この本を手に取るのを躊躇してしまわれる方が多いのではないかが心配です。 全15話のうち、蝿の出てくる話はたったの1話。わざわざこのタイトルにする必然性は全くなかった。 軍医たちの黙示録だけで十分で、そのほうがよかったと思います。 | ||||
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1.戦争の実体を、軍医たちの理性的な目で見ている。感情的な記述の戦記物が溢れる中で、貴重な証拠である。 2.敗戦後の満州で悲惨な目にあったという報告は多い。その中で、この本の中に示されている人間的な中国人たちが手を差し伸べてくれた経験は心が暖まる。 3.戦争体験者はいまや絶滅に瀕している。事実を冷静な目で見ている軍医たちの記述が文字として残されることは貴重である。 | ||||
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