火星に住むつもりかい?

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評判

火星に住むつもりかい?の評価:

3.63/5点 レビュー 105件。 A ランク

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平均点3.63pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全160件 141〜160 8/8ページ
No.20
(3pt)

素敵なキャラが一人いるけど出番が…

伊坂さんの本は全て素敵で個性的なキャラが何人が出てきて話す度にどんどん引き込まれていくのだけれど、今回は素敵なキャラと思えるのが一人しか出てこなかった気がする。
毎回伊坂さんの作品で引き込まれてしまう始まりの一文はすごく良かったです!
火星に住むつもりかい? Amazon書評・レビュー: 火星に住むつもりかい?より
4334929893
No.19
(4pt)

☆4弱 最後はふんわりハッピーエンドと思ったら痛い目にあうぞ!!

ストーリーは他の方が書かれているので割愛

ラストはいつもの「絡み合った糸がほどけた!」という爽快感(も、あるにはあるけど)
ではなく、ぐっと考えさせる感じ

罪人といわれているけども、実際は見せしめのために
警察にどんどん殺される市民。それもギロチンで!

ほとんどの人は「そんな風に見えなかったけど犯罪者だったのね」で終わる恐怖
そんなのおかしい、と思う一部の人も声をあげると狙われるので、発言ひとつが命がけ。

いつもの軽いタッチなんだけど重いよ。重い。
でもいつ現実になってもおかしくないような気もする。

次回作気になるわー
火星に住むつもりかい? Amazon書評・レビュー: 火星に住むつもりかい?より
4334929893
No.18
(2pt)

5割〜6割の力で読むとちょうどいい作品(どんどん読み飛ばしていいとおもいます。)

今まで伊坂幸太郎作品をいくつも読んできましたが、以前のような伏線や独特なキャラクター、くすっとさせられるような会話のやりとりがなくなった気がします。

説明口調な文体で、飛ばし読みでもわかるような内容。

純文学的というとよりエンタメ重視。

はっとさせられる驚きがなく、やっぱりそうなるよね。という予想通りな展開でした。

力を入れないでサラッと読むのが相応しいとおもいます。
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No.17
(5pt)

ひさびさの大傑作!

架空の日本では、テロ対策を目的とする平和警察が絶大な権力をふるっている。密告によって危険人物を連行し、公開処刑を行う。
一度引っ張られて生きて帰った人はいない。泣く子も黙る平和警察に敢然と立ち向かうヒーローが現れた。
奇妙な行動を続けるヒーローの目的と正体は?

作者は以前から、公権力が暴走したときの恐ろしさを主張していた。同様のテーマの作品は以前にも書いているが、本作はその完成型ではないだろうか。特高警察か魔女狩りを思わせる平和警察の残忍さには寒気がする。
何より怖いのは、市民が密告制度に協力していること。そして平和警察を嫌って『いない』ことだ。
ネット上で人権や平和を訴える人に、「非国民」「売国奴」など意味も理解せず旧軍用語を使って罵倒する連中を見ていると、本作をあながち夢想とは思えなくなる。「お上大事」の従順さと草の根サディズムが合体すると、この世は地獄と化する。テロリストの爆弾より、こっちのが怖いような。

緊密に構成されたプロットと過不足のない達者な文体は、いつも通りの伊坂作品だ。ヒーローが素晴らしく魅力的だ。
行動する動機といい能力のユニークさといい、新しいタイプのスーパーヒーローと言っても過言ではない。
敵対する警察側のキャラ造形も秀逸だ。後半は追う側と追われる側の双方に視点が行き来する。
ラスト50ページほどは心臓が鷲掴みにされるような緊迫感だった。小説でこんなに興奮したのは久しぶりだ。
伊坂幸太郎の優れた部分が存分に味わえる。ファンはもちろん必読だが、初読みの入門書にも適している。
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No.16
(5pt)

自分が住む世界の不安定さを映し出している

村上龍の"半島を出よ"を読んだ時のような、フィクションだけどリアリティがある世界観が一貫していた。ダークサイド伊坂好きにはお勧め。
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No.15
(5pt)

プロット構成の巧みさに脱帽

伊坂作品はほぼ全て読破してきましたが、これまでのような最後に伏線を一気に回収する手法でなく
合間に回収をして、あえて読者に先の展開を予測させる、というようなプロット構成。もちろん期待をいい意味で裏切られること必至
物語に関しては述懐しませんが、興味深かった一節が、伊藤計劃の「虐殺器官」に
登場するジョン・ポールの「戦争を引き起こす謎の言葉」についての言及がなされているところ
やはり悪を企てる黒幕とは、人の心理について熟知し掌握に長ける狡猾な化物(モンスター)であることを
改めて実感した一冊
火星に住むつもりかい? Amazon書評・レビュー: 火星に住むつもりかい?より
4334929893
No.14
(5pt)

統計、生物、組織の勉強になる

章立てで視点が切り替わるので最初は読みにくいかと思ったが、統計、心理学(魔女狩り)、生物(虫)、組織論など色んなネタが盛り込まれていて、非常に勉強になる一冊だった。
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No.13
(3pt)

方向転換?

伊坂幸太郎さんの作品を全て読んでいますが、今までの作品から方向転換がされた気がします。

この作品では伊坂さん特有のジョークやユーモアが今までと比べると明らかに減っています。意図的なもののようにも感じます。
陣内や西嶋などの強烈なキャラがいないにしても、過去の作品では登場人物の思考や会話がユーモアに溢れていたのですが、この作品ではそういう部分が減らされている気がします。

序盤は情報が山積みされていくだけの少し読みにくい内容で、中盤から要所要所にテンポの良さやユーモアが含まれており、終盤で伏線が繋がっていくのですが、んー少し物足りなかったです。

内容は複数人の目線から進んでいく事を除けば、王道のミステリー小説と言えると思います。
読み進めていく中で情報を集めて結末を予想していく事を楽しむような小説でした。
事件、伏線、結末がはっきりしているだけに、ある意味オーソドックスな内容でした。

今までの雰囲気を消した分、内容重視?と思っていたら、意外と普通だなーという感じでした。

題材は違いますが、サンダーボルトと似た雰囲気を感じました。
すごく映画向きな感じがします。

過去のキャラクターが登場することも無くなりましたし、伊坂さんがこれまでの作品から方向転換しようとしているのかなーと思いました。
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4334929893
No.12
(5pt)

怖い、怖い。でも、爽快な気分で読み終わった、まさに伊坂ワールド!

伊坂ワールド、まさにそのものです。
平和警察怖い!
こんな事態になったら、おそらく私は小さく縮こまって、できるだけ、他の人の目に留まらないように静かに静かに過ごそうとするだろう。

とにかく、伊坂さんの描く近未来、好きです。
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No.11
(4pt)

ボウイの名曲からインスパイアされた伊坂流ディスユートピア小説 

久々の伊坂幸太郎。以前ビートルズの「ゴールデン・スランバー」を題名にしたことがあったが、今回はデヴィッド・ボウイの初期の名曲「Life On Mars?」を持ってきた!ボウイファンの私は一も二もなく購入、久々の伊坂節を堪能した。

 舞台はいつもの如く仙台。警察組織の中に「平和警察」なる部署が誕生した。テロリストや危険分子を町から排除して未然に治安の悪化を予防する目的で創設され、いくつかの地域で実績を上げてついに仙台にやってきた。
 ところがこの平和警察の職員選抜試験の基準はなんと「サディスト嗜好」のある者というところがなにやら怪しい。そう、これは現代の魔女狩りなのだ。

「平和警察に睨まれた人物とは、つまり、(実際はどうあれ)危険人物に他ならない。中世の魔女狩りでは、魔女と疑われた人物は、拷問によって死ぬか、もしくは魔女だと自白して処刑されるかのどちらかの選択肢しかなかった」(カッコ内は私の注釈)

 だから平和警察に引っ張られてしまえば、無実はありえない。現代風な無機質なギロチンで公開処刑されるしかないのだ。これが犯罪の抑止力になるのは数字が示している。しかし何かおかしいと思わないか?

 おかしいと思った人物は、例えばひそかに平和警察に反抗しようとする地下組織に協力する。しかしそれも罠ではないと言い切れるのか?
 となると個人で自分の知っている範囲内の人を守ろうとするしかない。そのための武器を偶然手に入れた「正義の味方」君は序盤で活躍する。いったい彼の正体は?そして奇妙な武器の正体は?

 軽妙でテンポの良い伊坂節は健在。ぐいぐい読者を引っ張っていく。対抗する平和警察に呼ばれた真壁という人物も実に魅力的。昆虫が種として生き残るための様々な手段を延々と説明し続けるのが面白いのだが、それが最後の最後に伏線として生きてくるのは見事。
 そして武器となるものの意外さもニヤリ。実はオーディオのスピーカーにも頻用される素材なのだ。ちなみに拙宅にもこの素材あります。

 さて、ローカルな正義の味方君は最後に罠と知りつつ、公開処刑されそうな少年を助けようと悲壮な覚悟で出陣するのだが敢え無く捕まって絶体絶命。さあ彼の運命は?

 ここから先は出版されたばかりなので伏せておくが、一転二転三転くらいする目まぐるしいどんでん返しが待っている。平和警察を壊せるのは同じ匂いのするクロオオアリしかない。でもそうなったって世の中は良くなるわけじゃない。

 「世の中は良くなったりはしないんだから、それが嫌なら、火星にでも行って、住むしかない」

 伊坂らしい皮肉に満ちたディスユートピア小説の閉め方だ。でもあとがきを読んでちょっと驚いた。

『 自分でもどうにもならない恐ろしいニュースを目にし、落ち込んだ時、デヴィッド・ボウイの名曲「Life On Mars?」を聴くことがあります。この曲名の和訳は、この本のタイトルのような意味だと(調べもせず)勝手に思い込んでいたのですが、実際には、「火星に生物が?」という意味だと知り、恥ずかしくなった思い出があります。』

 私も伊坂の言うとおり「火星に住むつもりかい?」が正しいのだと思っていた。この曲のサビはこうなっている。

Take a look at the lawman
Beating up the wrong guy
Oh man! Wonder if he'll ever know
He's in the best selling show
Is there life on Mars?

 う~ん、やっぱりそうなのかな?伊坂流解釈でもいいと思うけれどね。ちなみにこの曲はアメリカのスタンダードナンバー「My Way」を皮肉った曲だと言われている。コード進行も「My Way」とそっくりに作ってある。初期ボウイの反骨精神を取り込むことで伊坂幸太郎は自らをリフレッシュし、いい作品を作り上げたと思う。
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4334929893
No.10
(4pt)

ボウイの名曲からインスパイアされた伊坂流ディスユートピア小説

久々の伊坂幸太郎。以前ビートルズの「ゴールデン・スランバー」を題名にしたことがあったが、今回はデヴィッド・ボウイの初期の名曲「Life On Mars?」を持ってきた!ボウイファンの私は一も二もなく購入、久々の伊坂節を堪能した。

 舞台はいつもの如く仙台。警察組織の中に「平和警察」なる部署が誕生した。テロリストや危険分子を町から排除して未然に治安の悪化を予防する目的で創設され、いくつかの地域で実績を上げてついに仙台にやってきた。
 ところがこの平和警察の職員選抜試験の基準はなんと「サディスト嗜好」のある者というところがなにやら怪しい。そう、これは現代の魔女狩りなのだ。

「平和警察に睨まれた人物とは、つまり、(実際はどうあれ)危険人物に他ならない。中世の魔女狩りでは、魔女と疑われた人物は、拷問によって死ぬか、もしくは魔女だと自白して処刑されるかのどちらかの選択肢しかなかった」(カッコ内は私の注釈)

 だから平和警察に引っ張られてしまえば、無実はありえない。現代風な無機質なギロチンで公開処刑されるしかないのだ。これが犯罪の抑止力になるのは数字が示している。しかし何かおかしいと思わないか?

 おかしいと思った人物は、例えばひそかに平和警察に反抗しようとする地下組織に協力する。しかしそれも罠ではないと言い切れるのか?
 となると個人で自分の知っている範囲内の人を守ろうとするしかない。そのための武器を偶然手に入れた「正義の味方」君は序盤で活躍する。いったい彼の正体は?そして奇妙な武器の正体は?

 軽妙でテンポの良い伊坂節は健在。ぐいぐい読者を引っ張っていく。対抗する平和警察に呼ばれた真壁という人物も実に魅力的。昆虫が種として生き残るための様々な手段を延々と説明し続けるのが面白いのだが、それが最後の最後に伏線として生きてくるのは見事。
 そして武器となるものの意外さもニヤリ。実はオーディオのスピーカーにも頻用される素材なのだ。ちなみに拙宅にもこの素材あります。

 さて、ローカルな正義の味方君は最後に罠と知りつつ、公開処刑されそうな少年を助けようと悲壮な覚悟で出陣するのだが敢え無く捕まって絶体絶命。さあ彼の運命は?

 ここから先は出版されたばかりなので伏せておくが、一転二転三転くらいする目まぐるしいどんでん返しが待っている。平和警察を壊せるのは同じ匂いのするクロオオアリしかない。でもそうなったって世の中は良くなるわけじゃない。

 「世の中は良くなったりはしないんだから、それが嫌なら、火星にでも行って、住むしかない」

 伊坂らしい皮肉に満ちたディスユートピア小説の閉め方だ。でもあとがきを読んでちょっと驚いた。

『 自分でもどうにもならない恐ろしいニュースを目にし、落ち込んだ時、デヴィッド・ボウイの名曲「Life On Mars?」を聴くことがあります。この曲名の和訳は、この本のタイトルのような意味だと(調べもせず)勝手に思い込んでいたのですが、実際には、「火星に生物が?」という意味だと知り、恥ずかしくなった思い出があります。』

 私も伊坂の言うとおり「火星に住むつもりかい?」が正しいのだと思っていた。この曲のサビはこうなっている。

Take a look at the lawman
Beating up the wrong guy
Oh man! Wonder if he'll ever know
He's in the best selling show
Is there life on Mars?

 う~ん、やっぱりそうなのかな?伊坂流解釈でもいいと思うけれどね。ちなみにこの曲はアメリカのスタンダードナンバー「My Way」を皮肉った曲だと言われている。コード進行も「My Way」とそっくりに作ってある。初期ボウイの反骨精神を取り込むことで伊坂幸太郎は自らをリフレッシュし、いい作品を作り上げたと思う。
火星に住むつもりかい? Amazon書評・レビュー: 火星に住むつもりかい?より
4334776280
No.9
(5pt)

すごかったです

伊坂幸太郎さんの既刊作品の中で、一番好きだと思っていたのがグラスホッパーです。
という人には、かなりお勧めだと思います。

大まかなあらすじは国家権力に立ち向かう小市民、というストーリーです。
悪はとことんあくどく、というか、残酷な人物による暴力が淡々と描かれるパートも少なくないので、不快に感じる方がいるかもしれません。
ですが、その「不快」さをやっつけてくれる「正義の味方」が登場するので、それはもう爽快です。
でもその爽快さはすぐにはやってきません。最初は「えっ何っ誰っ」て思って(それがストーリーの軸なんですが)、読み進めていくうちに、じわじわ希望が見えてくるというか、とにかく気持ちが明るくなるんですね。
最後のほうはどうなるんだろうどうなるんだろうって思って手が止まりませんでした。
もちろん想像してなかった仕掛けもいっぱいありました。

なるべく先入観抜きに見てほしいので簡単に書きましたが、物語は全然つながって無い点が結んでいけば一つになるように、非常に伏線に満ち、私を最後まで楽しませてくれました。
この小説はエンターテインメントそのものだと思います。
本当に買ってよかったです。
火星に住むつもりかい? Amazon書評・レビュー: 火星に住むつもりかい?より
4334929893
No.8
(3pt)

ヒーロー?

発売前の宣伝文句を真に受けてしまったのか?
あるいは、誤解していたのか?
完全に自分の想像を逸脱していて
読み終わった後の爽快感は皆無だった。

ヒーローが巨大組織と戦う!!

勝手に思い込んでいたストーリー
確かに相手は巨大組織ではあるが
主人公は立ち向かったのか?

勝手なジメージや
思い込みで読み始めると
落ち込むよ!!
と 言う教訓になった作品
モチロン、作品としては素晴らしいと思います!!
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4334929893
No.7
(4pt)

ゴルスラのマイナーチェンジ?

なかなか面白かったです。
大筋はゴールデンスランバーですけど。
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4334929893
No.6
(5pt)

皆…個々の正義

待ち遠しかった…伊坂幸太郎作品。
今回は 残虐さ、裏切り、国家権力を背景に 隠蔽 まぁ~いたせりつくせりの伊坂ワールド。後半 3/2まで ジェットコースターの気分でした。
まだ 読んでない方も いらっしゃるので 詳細は 書いては…ダメかな。。
何とも…言えない 登場人物が 後半 この人がいなかったら…湿った気分で終わった事でしょうね。
帯に《あの、正義てなんでしょうね?》最後まで読んで…本当に何だろう??と 考えさせられました。
火星に住むつもりかい? Amazon書評・レビュー: 火星に住むつもりかい?より
4334929893
No.5
(5pt)

仮面ティーチャーを彷彿とさせる

巨悪があり、仮面のヒーローがそれに抵抗する。
藤沢とおる「仮面ティーチャー」や永井豪「けっこう仮面」を思わせますが、今作では巨悪が国家権力なのでもう行き詰まり感が半端ないです
誰が仮面の男なのかというのが物語の焦点の一つですけど、どう転んでもハッピーエンドになりそうもない状況なわけです。
物語の展開を予想して暗澹たる気持ちになりながらも読む手は止められませんでした。
それでも読後感は悪くなかったです。むしろ良かったです。
問題解決からは遠いところでエンディングになりますけど、なんかスカッとしました。
火星に住むつもりかい? Amazon書評・レビュー: 火星に住むつもりかい?より
4334929893
No.4
(5pt)

伊坂氏の小説を何冊か読んでいる方でしたら

伊坂氏の小説を何冊か読んでいる方でしたら、お分り頂けるかと思いますが、

この本は、よく人が死ぬパターンの方の小説です。

残酷なシーンはグラスホッパーやマリアビートルの様にエグく、大きな勢力に巻き込まれ、

一人悪の警察組織と闘う様は、ゴールデンスランバーに近く感じる。

偽善と擬態がテーマで正義の味方(犯人?主人公?)は最後まで、善と偽善との間で悩み続け、

警察組織内では、昆虫の擬態よろしく、異物の裏主人公が最後にこの小説をどんでん返しする

最高の長編小説です。

個人的に、行儀が悪い話ですが、食事をする時に、よくタブレットを前に置いて、

読みながら食べていますが、この小説のグロい表現はなんとも食欲をなくします。

結果ダイエットに良いかもしれません・・・。

もし映画化するようでしたら絶対R指定ですよ。きっと。

ちなみに、誰も火星には行きませんしSF小説でもありませんので、お間違えのないように・・・。
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4334776280
No.3
(5pt)

伊坂氏の小説を何冊か読んでいる方でしたら

伊坂氏の小説を何冊か読んでいる方でしたら、お分り頂けるかと思いますが、

この本は、よく人が死ぬパターンの方の小説です。

残酷なシーンはグラスホッパーやマリアビートルの様にエグく、大きな勢力に巻き込まれ、

一人悪の警察組織と闘う様は、ゴールデンスランバーに近く感じる。

偽善と擬態がテーマで正義の味方(犯人?主人公?)は最後まで、善と偽善との間で悩み続け、

警察組織内では、昆虫の擬態よろしく、異物の裏主人公が最後にこの小説をどんでん返しする

最高の長編小説です。

個人的に、行儀が悪いのですが、食事をする時に、よくタブレットを前に置いて、

読みながら食べていますが、この小説のグロい表現はなんとも食欲をなくします。

結果ダイエットに良いかもしれません・・・。

もし映画化するようでしたら絶対R指定ですよ。きっと。

ちなみに、誰も火星には行きませんしSF小説でもありませんので、お間違えのないように・・・。
火星に住むつもりかい? Amazon書評・レビュー: 火星に住むつもりかい?より
4334929893
No.2
(3pt)

人や物語の焦点が掴みづらくて…

『破格の娯楽小説』や『正義の味方』といった煽り文句から期待される爽快感はなく,
国家権力の横暴や監視システムへの畏怖や嫌悪など,どちらかと言えば重ための雰囲気.
また,幼稚な印象さえも受ける組織の名称が,却ってその思いを引き立たせているようで,
荒唐無稽とは思いながらも,近くに起きそうな想像のしやすい世界に複雑な感情を覚えます.

ただ,物語の入り方,細かい視点変更や区切りのアイコン,小さな点が繋がる終盤など,
この著者らしい雰囲気は随所に見られるものの,今ひとつ人物や物語の焦点が掴みづらく,
正義や偽善といったテーマとおぼしき部分も,どこかありがちで説明的に感じてしまいます.

終盤以降に語られる真実やその後も,確かにうまくまとまって畳まれてもいるのですが,
何か捨て置かれたものがあるようにも思え,苦々しさと違うモヤモヤが残ってしまいます.
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4334929893
No.1
(5pt)

キャプテンサンダーボルトの流れもありかと。

伊坂幸太郎は時代の空気感を書き出すのが抜群にうまいと実感した。
読後感はスッキリしないけどそれもこの時代らしい。
火星に住むつもりかい? Amazon書評・レビュー: 火星に住むつもりかい?より
4334929893