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聖女の救済
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聖女の救済の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全211件 121~140 7/11ページ
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トリックがわからない。犯人がわかっているのにトリックがわからない。 もどかしい思いとどう展開していくのか?と想像しながら読み進めていくとどんどん東野ワールドにハマっていく。 トリックがわかった瞬間は、エッ!、となってしまい、まとめに向かう部分はトリックに気が付くのが遅かった自分を責めた。 それにしても東野氏の読ませる力量はスゴイ! | ||||
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テレビドラマの方から入ってしまったので 理系バリバリのオタク系推理ものかと思いきや かなり正当な推理小説なのでした。 もちろん最初から犯人は判っており 探偵が犯人をどう追い詰めていくのか、 が物語の焦点であるわけで その触媒が理系知識ではなく 犯人の心情である点がオーソドックスなのだ。 そういう意味で湯川が探偵である必然は無いのだが 凡百の推理小説もどきに比べれば 質の高いエンターテイメントであることには変わりが無い。 | ||||
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テレビドラマの方から入ってしまったので 理系バリバリのオタク系推理ものかと思いきや かなり正当な推理小説なのでした。 もちろん最初から犯人は判っており 探偵が犯人をどう追い詰めていくのか、 が物語の焦点であるわけで その触媒が理系知識ではなく 犯人の心情である点がオーソドックスなのだ。 そういう意味で湯川が探偵である必然は無いのだが 凡百の推理小説もどきに比べれば 質の高いエンターテイメントであることには変わりが無い。 | ||||
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夫が毒殺される事件が発生し、離婚を迫られていて動機のある妻が犯人だと思われるのだが、妻には北海道にいたという鉄壁のアリバイがあった上、毒殺の方法は不明。ドラマでもお馴染みの草薙刑事と内海刑事がそれぞれの視点から事件を調査しながら、湯川教授が巻き込まれていく展開に、どんどん引き込まれて一気に読んだ。 特に妻の性格が印象的だった。夫が浮気していることに感づいていながら離婚を迫られても平然としており、浮気相手の女性が自分の教え子であっても教え子を本気で心配して恨んだりせず、また刑事の尋問にも冷静に対処する穏やかで賢い女性。内海刑事が分析した通り「賢くて我慢強い」彼女ならではのトリックに、本書のタイトルはぴったりだと思った。 | ||||
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夫が毒殺される事件が発生し、離婚を迫られていて動機のある妻が犯人だと思われるのだが、妻には北海道にいたという鉄壁のアリバイがあった上、毒殺の方法は不明。ドラマでもお馴染みの草薙刑事と内海刑事がそれぞれの視点から事件を調査しながら、湯川教授が巻き込まれていく展開に、どんどん引き込まれて一気に読んだ。 特に妻の性格が印象的だった。夫が浮気していることに感づいていながら離婚を迫られても平然としており、浮気相手の女性が自分の教え子であっても教え子を本気で心配して恨んだりせず、また刑事の尋問にも冷静に対処する穏やかで賢い女性。内海刑事が分析した通り「賢くて我慢強い」彼女ならではのトリックに、本書のタイトルはぴったりだと思った。 | ||||
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これは、あれですね。 アイデア1発があって、それを膨らませて1つの長編にするという、 その作家テクニックを読む作品だと思う。 だから、最初に犯人を提示して、読者に犯人探しを封印させて、 単純にその殺しの方法を、読者に推理してもらう。という、 古畑チックな構成になっているんだと思う。 それにしても、警察は湯川さんに頼り過ぎなのでは。。。 あと、テレビチックなのも。。。 | ||||
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これは、あれですね。 アイデア1発があって、それを膨らませて1つの長編にするという、 その作家テクニックを読む作品だと思う。 だから、最初に犯人を提示して、読者に犯人探しを封印させて、 単純にその殺しの方法を、読者に推理してもらう。という、 古畑チックな構成になっているんだと思う。 それにしても、警察は湯川さんに頼り過ぎなのでは。。。 あと、テレビチックなのも。。。 | ||||
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『ガリレオの苦悩』から続けて読んだので、 ボリュームたっぷりで、大満足です。 『容疑者Xの献身』以来、 警察の捜査には協力をしない、 そう誓ったのだが、 内海薫の相談に、 ついのってしまう。 その、きっかけもまた、 草薙がらみで ちょっと微笑ましいともいえる。 『百夜行』や『幻夜』を思い起こさせる、 “女”の登場。 わかりやすい動機とは裏腹に、 まったく手がかりのないトリック。 そして、 驚愕の結末へ! 犯人らしき人物は、 ほとんど一人。 でも、 アリバイも、証拠もない。 あるのは動機だけ。 東野作品だけに、 どう、どんでん返しがあるのか、 ハラハラしながら読み進みました。 そして、 最後に残る切なさもまた、 ・・・らしい。 | ||||
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『ガリレオの苦悩』から続けて読んだので、 ボリュームたっぷりで、大満足です。 『容疑者Xの献身』以来、 警察の捜査には協力をしない、 そう誓ったのだが、 内海薫の相談に、 ついのってしまう。 その、きっかけもまた、 草薙がらみで ちょっと微笑ましいともいえる。 『百夜行』や『幻夜』を思い起こさせる、 “女”の登場。 わかりやすい動機とは裏腹に、 まったく手がかりのないトリック。 そして、 驚愕の結末へ! 犯人らしき人物は、 ほとんど一人。 でも、 アリバイも、証拠もない。 あるのは動機だけ。 東野作品だけに、 どう、どんでん返しがあるのか、 ハラハラしながら読み進みました。 そして、 最後に残る切なさもまた、 ・・・らしい。 | ||||
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現在、映画が話題になっている”ガリレオ”こと湯川学シリーズの最新作だ。 東野圭吾らしく、緻密に張り巡らされた伏線が、最後に結実する。 最後の最後に、タイトルの意味がわかるようになっている。 理論的には可能だが、現実的には不可能と湯川に言わしめた殺人の方法とは? 犯人は容易に推定できるが、アリバイがくずれない。 殺人の方法が特定できない。 トリックはそこだけなのだが、それで一気に長編として成立させる筆力には脱帽する。 ”聖女の救済”の意味とは? 東野圭吾らしく、遊びごころにもあふれている。 それは読んでのお楽しみだ。 | ||||
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「容疑者Xの献身」に続くガリレオシリーズ長編2作目。 今回湯川が挑む相手は女、そして完全犯罪。 警察官としてあくまで正しい線から捜査をする草薙、 女性刑事特有の勘を働かせて疑問を解決しようとする内海、 そして突きつけられた難問に科学者として立ち向かう湯川。 3人それぞれの苦悩、そして各自の役目を担って活躍する姿が 非常にバランスよく描かれていて、飽きることがありません。 そしてまた、謎解きには非常に頭を使わせられます。 面白いし先が気になってどんどん読み進むのですが、 草薙と内海の情報をヒントに真実に近づいてゆく湯川の苦しみ、 そして驚愕、哀しみがありありと目に浮かび、 「容疑者〜」同様にものすごく切なくなります。 緻密なトリックに隠された人間の深い心理、これこそが東野圭吾の真骨頂。 読めたと思ったらそれはもはや騙されたのと同じ、 実はその裏にもう1枚、いや2枚、捲るべきベールが待ち受けている。 そしてようやく真実にたどり着いたとき、 読者はまずその発想に唖然とさせられ、そして、強い衝撃を受ける。 その瞬間の快感に虜になり、そしてまた彼の作品を手に取ってしまうと、 もうそこから先は溺れるようにただ東野ワールドに浸かってゆくだけ。 「容疑者〜」が好きな方なら間違いなしの1冊。 人間の愛、憎悪、それらが生み出すありえない出来事・・・。 そして最後にタイトルの意味が分かったときは、もうため息さえ出てきます。 読み始める際には必ず徹夜を覚悟してください。 | ||||
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現在、映画が話題になっている”ガリレオ”こと湯川学シリーズの最新作だ。 東野圭吾らしく、緻密に張り巡らされた伏線が、最後に結実する。 最後の最後に、タイトルの意味がわかるようになっている。 理論的には可能だが、現実的には不可能と湯川に言わしめた殺人の方法とは? 犯人は容易に推定できるが、アリバイがくずれない。 殺人の方法が特定できない。 トリックはそこだけなのだが、それで一気に長編として成立させる筆力には脱帽する。 ”聖女の救済”の意味とは? 東野圭吾らしく、遊びごころにもあふれている。 それは読んでのお楽しみだ。 | ||||
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「容疑者Xの献身」に続くガリレオシリーズ長編2作目。 今回湯川が挑む相手は女、そして完全犯罪。 警察官としてあくまで正しい線から捜査をする草薙、 女性刑事特有の勘を働かせて疑問を解決しようとする内海、 そして突きつけられた難問に科学者として立ち向かう湯川。 3人それぞれの苦悩、そして各自の役目を担って活躍する姿が 非常にバランスよく描かれていて、飽きることがありません。 そしてまた、謎解きには非常に頭を使わせられます。 面白いし先が気になってどんどん読み進むのですが、 草薙と内海の情報をヒントに真実に近づいてゆく湯川の苦しみ、 そして驚愕、哀しみがありありと目に浮かび、 「容疑者〜」同様にものすごく切なくなります。 緻密なトリックに隠された人間の深い心理、これこそが東野圭吾の真骨頂。 読めたと思ったらそれはもはや騙されたのと同じ、 実はその裏にもう1枚、いや2枚、捲るべきベールが待ち受けている。 そしてようやく真実にたどり着いたとき、 読者はまずその発想に唖然とさせられ、そして、強い衝撃を受ける。 その瞬間の快感に虜になり、そしてまた彼の作品を手に取ってしまうと、 もうそこから先は溺れるようにただ東野ワールドに浸かってゆくだけ。 「容疑者〜」が好きな方なら間違いなしの1冊。 人間の愛、憎悪、それらが生み出すありえない出来事・・・。 そして最後にタイトルの意味が分かったときは、もうため息さえ出てきます。 読み始める際には必ず徹夜を覚悟してください。 | ||||
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ガリレオの新作、とても楽しみに本を開きました。 でもこれはどうだろう・・ 一人一人の登場人物は個性的で、魅力はあるのですが、 どうもちぐはぐな印象。 犯人のアリバイを崩していくストーリーですが、 その肝心のトリックもあまりパッとしなかったです。 そして思ったことは、「この話長すぎないか?」と言うことです。 湯川先生がなんども実験を繰り返しますが、 特に大きな動きもなく、退屈にすら感じました。 これがドラマで、福山雅治と柴咲コウの顔を見ているのでしたら、 きっとそれでも良いんだと思いますが、 本として読ませる場合は、あの厚さは必要なかった気がします。 | ||||
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ガリレオの新作、とても楽しみに本を開きました。 でもこれはどうだろう・・ 一人一人の登場人物は個性的で、魅力はあるのですが、 どうもちぐはぐな印象。 犯人のアリバイを崩していくストーリーですが、 その肝心のトリックもあまりパッとしなかったです。 そして思ったことは、「この話長すぎないか?」と言うことです。 湯川先生がなんども実験を繰り返しますが、 特に大きな動きもなく、退屈にすら感じました。 これがドラマで、福山雅治と柴咲コウの顔を見ているのでしたら、 きっとそれでも良いんだと思いますが、 本として読ませる場合は、あの厚さは必要なかった気がします。 | ||||
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読み終わった率直な印象としてはかなりオーソドックスな推理小説だと感じました。 最大の焦点は「殺害のトリック」であり、湯川学が「虚数解(理論的には答えがあるが、現実的には不可能に近い)」と表現したほどの、想像を超えた殺害方法はかなり特殊なもの。 ・・・と、ここまでだと「容疑者Xの献身」と被るが、向こうは「献身」であってこっちは「救済」であり、両方共に犯人は深い愛情を持ちながらも殺害を決意する動機はかなり違うので、そういった部分を考えるのがこの小説の醍醐味のような気もします。 同時に出た「ガリレオの苦悩」とどちらを先に読んだ方が良い、というのも特にないと思うので、長編が読みたいならこっち、で良いのではないでしょうか。 | ||||
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レビューでトリックが・・・とおっしゃっておられる方々は、この作品の本質を見誤っているように思われます。読後に「女って怖いな」と思わせる犯人の情念!これこそがこの作品のテーマだと思います。 | ||||
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虚数解。その言葉の響きに引き付けられた。 ガリレオシリーズ長編第2作。 内海刑事は初登場である。 物語は淡々と進む。 常に”虚数解”、この言葉が頭を離れない。 いったい何が起こるのか?どんな衝撃的なトリックが隠されているのか? そればかりを考えながら読み進めていた。。。が まさか、こんな考え方があったとは。まさに虚数解のトリック。 理論的には存在するが、現実にはありえない。 この概念をミステリーにそのまま導入できるのはやはり東野圭吾しかいないのでは。 湯川のキャラが福山版湯川に近づいている気がする。 この作品を書いていたのはドラマと並行してか、ドラマの前か、そんなものだろう。 福山のキャラが強すぎて頭に残っているためにそう感じてしまったのか? 内海刑事も柴咲コウのキャラクターが直接に浮かんでくるようなキャラクターである。 ドラマのキャスティングが絶妙だったのか? | ||||
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読み終わった率直な印象としてはかなりオーソドックスな推理小説だと感じました。 最大の焦点は「殺害のトリック」であり、湯川学が「虚数解(理論的には答えがあるが、現実的には不可能に近い)」と表現したほどの、想像を超えた殺害方法はかなり特殊なもの。 ・・・と、ここまでだと「容疑者Xの献身」と被るが、向こうは「献身」であってこっちは「救済」であり、両方共に犯人は深い愛情を持ちながらも殺害を決意する動機はかなり違うので、そういった部分を考えるのがこの小説の醍醐味のような気もします。 同時に出た「ガリレオの苦悩」とどちらを先に読んだ方が良い、というのも特にないと思うので、長編が読みたいならこっち、で良いのではないでしょうか。 | ||||
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レビューでトリックが・・・とおっしゃっておられる方々は、この作品の本質を見誤っているように思われます。 読後に「女って怖いな」と思わせる犯人の情念! これこそがこの作品のテーマだと思います。 | ||||
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