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聖女の救済
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聖女の救済の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全72件 61~72 4/4ページ
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毒物と並んで最大のポイントとなる点の調査を事件直後に鑑識が見逃すことに矛盾を感じる。 TVや映画で主役級の人物像は読者の8割方にはできていると思うので、他の方も書いているとおりそのイメージで読み進む方が大半であろう。その中で被害者側の人物は「容疑者・・」と比較すれば印象が薄いと感じる。 | ||||
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読んだらやめられなくなる、ヤミツキにさせるといった東野圭吾独特の魅力はこの作品の中にも存分に感じられる。 どんなトリックが使われたのだろうと、話が進むにつれて段々とその期待が高まっていった。 『容疑者Xの献身』では見事にその期待以上のトリックで感動し、 『流星の絆』では前者に比べると感動は少なかったものの、最後のどんでん返しに驚かさせた。 しかし今回の作品に関してはその期待の方が大きくて、消化不良に終わった感じがする。 確かにトリックはすごいが、そこまで奥の深さを感じさせない。 まぁそれが「虚数解のトリック」と言われたらそれまでなのだが。 どうもスッキリしない、最後のオチに関してはいつもより浅いのではないか。 話は本当にジワジワ進み、期待を高めるつくりになっているだけに悔やまれる。 感動を狙った話ではなく、トリック勝負ならもう少し味が欲しかった。 毎回期待に応えてくれる東野圭吾の作品ということで評価は厳しくしたが、読んで損はない一作だ。 | ||||
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読んだらやめられなくなる、ヤミツキにさせるといった東野圭吾独特の魅力はこの作品の中にも存分に感じられる。 どんなトリックが使われたのだろうと、話が進むにつれて段々とその期待が高まっていった。 『容疑者Xの献身』では見事にその期待以上のトリックで感動し、 『流星の絆』では前者に比べると感動は少なかったものの、最後のどんでん返しに驚かさせた。 しかし今回の作品に関してはその期待の方が大きくて、消化不良に終わった感じがする。 確かにトリックはすごいが、そこまで奥の深さを感じさせない。 まぁそれが「虚数解のトリック」と言われたらそれまでなのだが。 どうもスッキリしない、最後のオチに関してはいつもより浅いのではないか。 話は本当にジワジワ進み、期待を高めるつくりになっているだけに悔やまれる。 感動を狙った話ではなく、トリック勝負ならもう少し味が欲しかった。 毎回期待に応えてくれる東野圭吾の作品ということで評価は厳しくしたが、読んで損はない一作だ。 | ||||
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「ガリレオの苦悩」に比べると、内海薫のキャラクターが柴崎コウそのものではなくなり、幾分落ち着きのある知的な女性に描かれているものの、i podで福山雅治を聴いている描写には、商業主義を感じ、興ざめしました。 物語は徹底的にフィクションを貫いてくいれないと、読み手は気分を害します。 また、最近の東野圭吾は、土曜ワイド劇場的で、物語の終盤になって、「実は、こんな人がいました」と核心に迫る人物が登場し、急展開してしまう軽薄さがあり、がっかりします。 「容疑者Xの献身」が原因で警察と距離を置く湯川を事件に引き入れるため、また内海薫を湯川に近付かせるために、草薙が犯人に恋をする展開は強引過ぎて、やはり、がっかりしました。 | ||||
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東野圭吾さんの作品は大好きです 特に「容疑者Xの献身」とか最高やなって思いました でも今回のガリレオシリーズはどうなんやろ・・一晩で読んじゃったけど・・ おもしろいかって言われれば確かにおもしろいです けど、いい小説を読んだ後に感じる独特の浮遊感というか そういうものを今回の小説では感じられなかったです んー微妙・・厳しいかもやけど、他の東野さんの小説と比べたら星3つ!! | ||||
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「ガリレオの苦悩」に比べると、内海薫のキャラクターが柴崎コウそのものではなくなり、幾分落ち着きのある知的な女性に描かれているものの、i podで福山雅治を聴いている描写には、商業主義を感じ、興ざめしました。 物語は徹底的にフィクションを貫いてくいれないと、読み手は気分を害します。 また、最近の東野圭吾は、土曜ワイド劇場的で、物語の終盤になって、「実は、こんな人がいました」と核心に迫る人物が登場し、急展開してしまう軽薄さがあり、がっかりします。 「容疑者Xの献身」が原因で警察と距離を置く湯川を事件に引き入れるため、また内海薫を湯川に近付かせるために、草薙が犯人に恋をする展開は強引過ぎて、やはり、がっかりしました。 | ||||
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東野圭吾さんの作品は大好きです 特に「容疑者Xの献身」とか最高やなって思いました でも今回のガリレオシリーズはどうなんやろ・・一晩で読んじゃったけど・・ おもしろいかって言われれば確かにおもしろいです けど、いい小説を読んだ後に感じる独特の浮遊感というか そういうものを今回の小説では感じられなかったです んー微妙・・厳しいかもやけど、他の東野さんの小説と比べたら星3つ!! | ||||
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面白いことは間違いなく、一気読みは必至だと思います。 ただ、後半真相が明らかになるにつれ物語が失速していくように感じたのは私だけでしょうか。リーダビリティの核となるトリック、言い換えればタイトルの意味するものについては「いくら何でも無理じゃない?」という感想しか出てきませんし、被害者にも加害者にも人間的な魅力が最後まで感じられなかった。ダンナも奥さんも、考えていることがあまりにむちゃくちゃです。(こういうキャラの部分については、何かそれまでの印象を一変させるようなツイストが仕込んであると思ったんですけどね) 「情念」とか帯に書いてあって何やら重そうだけど、実際はそうでもない話だと思います。 蛇足ですが、登場する女性刑事がiPodで福山雅治の曲を聴いているとか、こういうお遊びって必要なんでしょうか。喜ぶ人ももちろんいると思うけど、個人的には少しがっかりでした。 | ||||
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そう感じました。 トリックは面白く、着眼点はさすが東野圭吾といったところですが、全体的に冗長かなと思います。もう少し二転三転させて欲しかったです。 あと、犯人は随分身勝手で、感情移入できるわけではありませんでした(被害者は悪くないとは言いませんが、殺されるほどではないかと)。 今回出てくる登場人物それぞれに特に人間的魅力はありません。 あと、これは完全犯罪ではありません。いくつかの偶然が重なり、さらには警察の現場保全能力に問題があります。 色々言いましたが、東野圭吾だから厳しめに採点したわけで、一般的には面白いと思います。 | ||||
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そう感じました。 トリックは面白く、着眼点はさすが東野圭吾といったところですが、全体的に冗長かなと思います。もう少し二転三転させて欲しかったです。 あと、犯人は随分身勝手で、感情移入できるわけではありませんでした(被害者は悪くないとは言いませんが、殺されるほどではないかと)。 今回出てくる登場人物それぞれに特に人間的魅力はありません。 あと、これは完全犯罪ではありません。いくつかの偶然が重なり、さらには警察の現場保全能力に問題があります。 色々言いましたが、東野圭吾だから厳しめに採点したわけで、一般的には面白いと思います。 | ||||
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湯川、内海、草薙の役回りがはっきりしていて、おもしろいことは確かです。とくに、ボケ役が多かった草薙刑事が今回は重要な役になっていて、彼のドラマといってもいいほどです。単なる愛憎劇のような出だしから、だんだんと話がふくらんでいく展開は東野圭吾らしいと思います。一気に読ませるだけの作品ではあります。でも、このような結末であるならばガリレオである必要はないです。別に、謎解き自体に科学の知識はいらないですし。また、犯人は最初から明かされていますが、彼女の犯行に至るまでの心理に説得力がありません。被害者の人物造形もこんな奴いるかって感じでやはり説得力に欠けます。雑だといってもいいくらいです。何よりすべてを知った上で、結婚した犯人の心情が最大の謎です。『容疑者Xの献身』も人物造形に難がありましたが、ガリレオと愛憎劇とは相性が悪いと思います。それと、読むのなら先に同時発売の短編集の第1章を読んだ方がいいです。なぜなら内海刑事が登場するのは短編の方が先で、湯川が捜査協力を再開したきっかけになっているからです。長編から読むと、そうし経緯が分からないため、最初のところに違和感を感じると思います。また、何人かのレビュアーが勘違いしていますが、この作品の連載が始まった時点はドラマ開始のずっと前です。ドラマが始まってからも連載は続いていたので、終盤はドラマからの影響はありますが、ドラマを意識して創作されたものではありません。 | ||||
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湯川、内海、草薙の役回りがはっきりしていて、おもしろいことは確かです。とくに、ボケ役が多かった草薙刑事が今回は重要な役になっていて、彼のドラマといってもいいほどです。単なる愛憎劇のような出だしから、だんだんと話がふくらんでいく展開は東野圭吾らしいと思います。一気に読ませるだけの作品ではあります。でも、このような結末であるならばガリレオである必要はないです。別に、謎解き自体に科学の知識はいらないですし。また、犯人は最初から明かされていますが、彼女の犯行に至るまでの心理に説得力がありません。被害者の人物造形もこんな奴いるかって感じでやはり説得力に欠けます。雑だといってもいいくらいです。何よりすべてを知った上で、結婚した犯人の心情が最大の謎です。『容疑者Xの献身』も人物造形に難がありましたが、ガリレオと愛憎劇とは相性が悪いと思います。それと、読むのなら先に同時発売の短編集の第1章を読んだ方がいいです。なぜなら内海刑事が登場するのは短編の方が先で、湯川が捜査協力を再開したきっかけになっているからです。長編から読むと、そうし経緯が分からないため、最初のところに違和感を感じると思います。また、何人かのレビュアーが勘違いしていますが、この作品の連載が始まった時点はドラマ開始のずっと前です。ドラマが始まってからも連載は続いていたので、終盤はドラマからの影響はありますが、ドラマを意識して創作されたものではありません。 | ||||
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