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聖女の救済
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聖女の救済の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全72件 41~60 3/4ページ
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容疑者Xの献身がよかったので読んでみましたが、少しがっかりしました。内容は虚数解とか言わなくてもよく、ありふれたものであり、また綾音という女性は確かに魅力的に書かれていますが、聖女というような感じを受けませんでした。さらにいえば救済という言葉もあまりピンをこなくてオーバーな言い方であるように思いました。タイトルと内容がちぐはぐな印象が残りました。ただ、話はとても共感でき、面白いので一読の価値はあります。 | ||||
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ガリレオこと天才科学者湯川が解き明かす完全犯罪。結婚時、『一年で子供が出来なかったら離婚』との約束どおり、夫、義孝は何の躊躇いもなく離婚を切り出した。妻、綾音は彼女の優秀な助手・宏美の妊娠を密かに確信していた。翌朝しばらく実家に帰ると綾音が家を留守にしていた時、夫は死体で宏美に発見される。毒物の特定は出来たが殺害方法が一向に解明出来ず、草薙刑事は美貌の未亡人に心を惑わされ捜査に難航していた時、女性刑事内海は湯川の研究室を訪ねる。捜査には協力はしないと言うであろう湯川を友人の草薙が「容疑者に恋をしている。その為、事件の視点を見誤っている」と話し興味を抱かせ謎解きに力を貸して貰う事に。が、ガリレオにしてもその犯行を推理できても果たして実行可能かと思わせる『何もしない事が殺害方法』とは・・・? 仕事を辞め家事に専念しいつでも夫の世話が出来るよう待機している完璧な主婦が留守をしたら・・・。 | ||||
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ガリレオこと天才科学者湯川が解き明かす完全犯罪。結婚時、『一年で子供が出来なかったら離婚』との約束どおり、夫、義孝は何の躊躇いもなく離婚を切り出した。妻、綾音は彼女の優秀な助手・宏美の妊娠を密かに確信していた。翌朝しばらく実家に帰ると綾音が家を留守にしていた時、夫は死体で宏美に発見される。毒物の特定は出来たが殺害方法が一向に解明出来ず、草薙刑事は美貌の未亡人に心を惑わされ捜査に難航していた時、女性刑事内海は湯川の研究室を訪ねる。捜査には協力はしないと言うであろう湯川を友人の草薙が「容疑者に恋をしている。その為、事件の視点を見誤っている」と話し興味を抱かせ謎解きに力を貸して貰う事に。が、ガリレオにしてもその犯行を推理できても果たして実行可能かと思わせる『何もしない事が殺害方法』とは・・・? 仕事を辞め家事に専念しいつでも夫の世話が出来るよう待機している完璧な主婦が留守をしたら・・・。 | ||||
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人気シリ−ズの最新作。直木賞を取った前作があるのでハ−ドルが高くなるのは仕方のないこと。 内容は悪くはないと思うのだが、話の進め方が少しまずく、被害者の人格や犯人が動機を持つにいたった過程をもっとクロ−ズアップしたほうが説得力があったような気がする。 謎解きを重要視しすぎたため、作品全体のインパクトが薄れたような印象が強い。 トリックも、なんだか力押しで説得されたような気がするし、前作のような感動も薄い。 最近仕事が多すぎのようですが、東野さん、少し仕事を減らして作品のクオリティ−を上げてください。 | ||||
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人気シリ−ズの最新作。直木賞を取った前作があるのでハ−ドルが高くなるのは仕方のないこと。 内容は悪くはないと思うのだが、話の進め方が少しまずく、被害者の人格や犯人が動機を持つにいたった過程をもっとクロ−ズアップしたほうが説得力があったような気がする。 謎解きを重要視しすぎたため、作品全体のインパクトが薄れたような印象が強い。 トリックも、なんだか力押しで説得されたような気がするし、前作のような感動も薄い。 最近仕事が多すぎのようですが、東野さん、少し仕事を減らして作品のクオリティ−を上げてください。 | ||||
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ドキドキしながら一気に読んじゃいました。ホントにこの著者は上手い。 各キャラの使い方から、描写から、とっても上手い。 真夜中まで読みふけって、読み終わってから「ありえない」と呟いたとしても、 もう遅い(笑) 読んでいる最中はもう夢中でページを繰ってたから。 読み返すと、いろいろと疑問がわいてくるし、なんかおかしいよと感じる部分が多い。 だから『容疑者Xの献身』と比べたら、あちらが上かな、と思う。 それとも、こんな「ありえない」トリックで本を一冊書いちゃうのだから、 やっぱり東野圭吾はスゴイと見直すべきなのか。 細かく書くとみんなネタばれになってしまうのだが、 花は枯れないのか気になるし、 シャンパングラスを洗ったまま出しっぱなしなのは〜、という推理も首をかしげる。 最大の引っかかりは、 このトリックがなされていた場合、私が愛人の女の子だったら 絶対に毒入りのほうを使って死んでいたなぁと思ったこと。 主人公はそれも想定していたのだろうか? 作中では不明だった。 もうひとつは、殺される男の「子どもが作れない女に用はない」という 身勝手な論理は、現実世界においては決して特殊なものでないだけに、 全体的に無理矢理にストーリーを構築したような印象が強い。 それにして草薙さん、完全に脇役ながらいい味だった。 トリックについて正確にわからない状態の読者も たぶん「あ〜あ、如雨露買ってきちゃったよ」と思ったはず。 そして内海さんの観察眼が鋭くて楽しかった。 | ||||
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ドキドキしながら一気に読んじゃいました。ホントにこの著者は上手い。 各キャラの使い方から、描写から、とっても上手い。 真夜中まで読みふけって、読み終わってから「ありえない」と呟いたとしても、 もう遅い(笑) 読んでいる最中はもう夢中でページを繰ってたから。 読み返すと、いろいろと疑問がわいてくるし、なんかおかしいよと感じる部分が多い。 だから『容疑者Xの献身』と比べたら、あちらが上かな、と思う。 それとも、こんな「ありえない」トリックで本を一冊書いちゃうのだから、 やっぱり東野圭吾はスゴイと見直すべきなのか。 細かく書くとみんなネタばれになってしまうのだが、 花は枯れないのか気になるし、 シャンパングラスを洗ったまま出しっぱなしなのは〜、という推理も首をかしげる。 最大の引っかかりは、 このトリックがなされていた場合、私が愛人の女の子だったら 絶対に毒入りのほうを使って死んでいたなぁと思ったこと。 主人公はそれも想定していたのだろうか? 作中では不明だった。 もうひとつは、殺される男の「子どもが作れない女に用はない」という 身勝手な論理は、現実世界においては決して特殊なものでないだけに、 全体的に無理矢理にストーリーを構築したような印象が強い。 それにして草薙さん、完全に脇役ながらいい味だった。 トリックについて正確にわからない状態の読者も たぶん「あ〜あ、如雨露買ってきちゃったよ」と思ったはず。 そして内海さんの観察眼が鋭くて楽しかった。 | ||||
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全体的にいまいち。 「理論的に可能でも現実的にありえない」とか、「虚数解」というほど大げさなトリックではないと思う。まあ本人は大変だったろうけど。 「聖女」とか「救済」というタイトルも見掛け倒しで、登場人物のキャラクターや内容にくらべて仰々しすぎる。 世間一般のミステリーならこんなものだと思うが、東野作品にしては期待はずれ。 | ||||
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全体的にいまいち。 「理論的に可能でも現実的にありえない」とか、「虚数解」というほど大げさなトリックではないと思う。まあ本人は大変だったろうけど。 「聖女」とか「救済」というタイトルも見掛け倒しで、登場人物のキャラクターや内容にくらべて仰々しすぎる。 世間一般のミステリーならこんなものだと思うが、東野作品にしては期待はずれ。 | ||||
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東野さんの作品の良さはハッとさせる衝撃的なトリックより寧ろ、感情移入せずには入られない加害者・被害者の人間描写にあり、ミステリ小説というより文学作品の位置づけで、2001年に「秘密」に感動(震撼)して以来、ほぼ全ての作品を購読してきました。 残念ながら本書では、文章を読んでも想像力が喚起されず、普段より重要な位置づけの草薙でさえも感情移入仕切れませんでした。「ゲームの名は誘拐」や「レイクサイド」と同質の文学作品としての質の低さを私は感じました。もう一方の同時発売の「ガリレオの苦悩」に期待したいものです。 | ||||
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東野さんの作品の良さはハッとさせる衝撃的なトリックより寧ろ、感情移入せずには入られない加害者・被害者の人間描写にあり、ミステリ小説というより文学作品の位置づけで、2001年に「秘密」に感動(震撼)して以来、ほぼ全ての作品を購読してきました。 残念ながら本書では、文章を読んでも想像力が喚起されず、普段より重要な位置づけの草薙でさえも感情移入仕切れませんでした。「ゲームの名は誘拐」や「レイクサイド」と同質の文学作品としての質の低さを私は感じました。もう一方の同時発売の「ガリレオの苦悩」に期待したいものです。 | ||||
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最後のトリックがわかった時、東野圭吾氏の、話の展開のさせ方の巧みさには大いに感心させられました。 そして私自身も、先入観にとらわれながら読み進めていたことに気づきました。 しかしそのトリック自体は、『容疑者xの献身』のような「言われてみるとシンプルなことだけど、盲点になっている」トリックに比べたら、非現実的である分、読んでいて想像できないのも当然であるとも思え、心底唸らされるものではなかったような。 また、このトリックであれば、「強烈に頭の回転が速く、考え方が柔軟で、鑑識との連携がきちんととれるキャラクター」であれば、謎を解くのは、あえて「物理学者:湯川」である必要はないように思いました。 単に推理小説として読むならば、それなりに楽しめるとは思いますが、そもそもガリレオシリーズは、「物理学者:湯川」でなければ解けないであろう、科学的な知識を屈指した謎解きに面白さがあるわけで、そんなガリレオシリーズならではのものをこの小説に求めている方にとっては、少々物足りなさを感じるであろうと思います。 | ||||
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最後のトリックがわかった時、東野圭吾氏の、話の展開のさせ方の巧みさには大いに感心させられました。 そして私自身も、先入観にとらわれながら読み進めていたことに気づきました。 しかしそのトリック自体は、『容疑者xの献身』のような「言われてみるとシンプルなことだけど、盲点になっている」トリックに比べたら、非現実的である分、読んでいて想像できないのも当然であるとも思え、心底唸らされるものではなかったような。 また、このトリックであれば、「強烈に頭の回転が速く、考え方が柔軟で、鑑識との連携がきちんととれるキャラクター」であれば、謎を解くのは、あえて「物理学者:湯川」である必要はないように思いました。 単に推理小説として読むならば、それなりに楽しめるとは思いますが、そもそもガリレオシリーズは、「物理学者:湯川」でなければ解けないであろう、科学的な知識を屈指した謎解きに面白さがあるわけで、そんなガリレオシリーズならではのものをこの小説に求めている方にとっては、少々物足りなさを感じるであろうと思います。 | ||||
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先ほど読み終えました。 トリックに関しては、なるほど、とは思いましたが、どうにも腑に落ちない部分が残る印象で、 もはや両手を挙げて降参するしかできなかった『容疑者Xの献身』と比べると、やはり劣ります。 個人的にドラマには大いに不満に思っていたので、湯川准教授や作品の雰囲気が前作と変わりなかった事には安心しました。 湯川さんが急にイケメンになってたり、モテモテになっていたら、焚書に処してやろうと思ってましたからw | ||||
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先ほど読み終えました。 トリックに関しては、なるほど、とは思いましたが、どうにも腑に落ちない部分が残る印象で、 もはや両手を挙げて降参するしかできなかった『容疑者Xの献身』と比べると、やはり劣ります。 個人的にドラマには大いに不満に思っていたので、湯川准教授や作品の雰囲気が前作と変わりなかった事には安心しました。 湯川さんが急にイケメンになってたり、モテモテになっていたら、焚書に処してやろうと思ってましたからw | ||||
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期待の湯川学シリーズ、一気に読破しました。正直感想は、「『容疑者X』を超えなかった」です。今回登場する容疑者と周辺人物のキャラがいまいち明確でなく、警察側も、内海と草薙でお腹いっぱい感が。それに加え、湯川学。湯川の登場シーンも、以前ほど「アッ」と言わせるほどのものはなく。。。残念でした。新作の短編集を読んで、また評価したいと思います! | ||||
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一読して、東野圭吾の近作にしては珍しい本格ミステリーだと思った。しかし、何となく釈然とせず、もう一度読み返した。二度目は事件のポイントに的を絞って。 その結果、疑問に思ったこと。 第一に、最初の現場検証で、警察(鑑識)が〇〇〇を調べなかった(少なくとも証拠保全しなかった)のは不自然。犯人が後から証拠隠滅できるとは…(絶句)。 第二に、〇〇〇についての説明が微妙。注意深く読むと、痕跡を残さずにトリックを仕掛けることが本当に不可能なのか、明確に検証されたかどうかよくわからない書き方だと思う(作者が意図的にそうしたのだろうが)。 つまり、あえて言えば、湯川の推理が本当に正しいのか、厳密にはわからないのではないか? しかし、この作品はその点を問題にしておらず、湯川の推理は正しいという前提に立って、犯行のトリックは、動機は、と進んでいく。つまり究極的に言えば、これはミステリーではなく、犯人の心情がテーマの一種の恋愛小説なのだろう。 だとすると、この犯人が、犯行後に自分を守ろうとするとは考えにくい(そのためのトリックではない)。自首するか自殺するか、どちらかだろう。 あえて罪を暴かれ逮捕されることが、自分への制裁だと犯人が考えたとしても、その場合の追及者は、湯川や草薙刑事の役回りではないような気がする。これは加賀恭一郎刑事の守備範囲だったのではないか。 そもそも犯行のトリック自体、湯川でなくては解けない謎ではない。きちんと鑑識がサポートすれば、「文系」の探偵でも解決できると思う。『容疑者Xの献身』もそうだったが、やはり「探偵ガリレオシリーズ」の長編である以上、まず、湯川でなくては解けないトリックを周到に準備する、というのが第一条件だと思うのだが。 | ||||
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期待の湯川学シリーズ、一気に読破しました。正直感想は、「『容疑者X』を超えなかった」です。今回登場する容疑者と周辺人物のキャラがいまいち明確でなく、警察側も、内海と草薙でお腹いっぱい感が。それに加え、湯川学。湯川の登場シーンも、以前ほど「アッ」と言わせるほどのものはなく。。。残念でした。新作の短編集を読んで、また評価したいと思います! | ||||
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一読して、東野圭吾の近作にしては珍しい本格ミステリーだと思った。しかし、何となく釈然とせず、もう一度読み返した。二度目は事件のポイントに的を絞って。 その結果、疑問に思ったこと。 第一に、最初の現場検証で、警察(鑑識)が〇〇〇を調べなかった(少なくとも証拠保全しなかった)のは不自然。犯人が後から証拠隠滅できるとは…(絶句)。 第二に、〇〇〇についての説明が微妙。注意深く読むと、痕跡を残さずにトリックを仕掛けることが本当に不可能なのか、明確に検証されたかどうかよくわからない書き方だと思う(作者が意図的にそうしたのだろうが)。 つまり、あえて言えば、湯川の推理が本当に正しいのか、厳密にはわからないのではないか? しかし、この作品はその点を問題にしておらず、湯川の推理は正しいという前提に立って、犯行のトリックは、動機は、と進んでいく。つまり究極的に言えば、これはミステリーではなく、犯人の心情がテーマの一種の恋愛小説なのだろう。 だとすると、この犯人が、犯行後に自分を守ろうとするとは考えにくい(そのためのトリックではない)。自首するか自殺するか、どちらかだろう。 あえて罪を暴かれ逮捕されることが、自分への制裁だと犯人が考えたとしても、その場合の追及者は、湯川や草薙刑事の役回りではないような気がする。これは加賀恭一郎刑事の守備範囲だったのではないか。 そもそも犯行のトリック自体、湯川でなくては解けない謎ではない。きちんと鑑識がサポートすれば、「文系」の探偵でも解決できると思う。『容疑者Xの献身』もそうだったが、やはり「探偵ガリレオシリーズ」の長編である以上、まず、湯川でなくては解けないトリックを周到に準備する、というのが第一条件だと思うのだが。 | ||||
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毒物と並んで最大のポイントとなる点の調査を事件直後に鑑識が見逃すことに矛盾を感じる。 TVや映画で主役級の人物像は読者の8割方にはできていると思うので、他の方も書いているとおりそのイメージで読み進む方が大半であろう。その中で被害者側の人物は「容疑者・・」と比較すれば印象が薄いと感じる。 | ||||
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