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古道具屋 皆塵堂
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古道具屋 皆塵堂の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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キャラクターが良いですね。 | ||||
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イラストが可愛らしくて、ほっこり怪奇ものかな?と思ってたんですけど、かなり怖い話もあっていい意味でビックリしました。えげつない話にゾッとしながらも、生前の悔いに縛られた幽霊たちのありように哀しくもなります。 でもまったく救いがないわけではなく、幽霊が見える己の体質に戸惑いながらも、幽霊たちの声なき声を聞きいれ、不器用ながらも応えてゆく…そんな主人公太一郎のすがたに、心がほっこりとあたたまる心地がします。そのほかの登場人物たちも個性的で、幽霊たちの暗い話と見事な対比を感じさせて読んでいてとても楽しかったです。 いまのところ蔵盗みまで読みましたけど、どれも外れなくおもしろい。ネコチャン可愛いです。 | ||||
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しゃばけ。シリーズ大好きで、江戸モノ、お化け物(しゃばけは妖怪ですが)、ということで手に取りました。 仁吉のような美形は出てこないですし、主人公も若旦那のように可愛いわけではない普通の青年。 しかもおばけの描写が怖い!ほんとに見える方が書いてるの?!というくらいなんか現実味があって、とても怖い! だけど、続きがとても気になり、どんどん読めてしまいました。 とてもよくできたストーリーで、面白かったです! | ||||
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立派な銀杏屋という道具屋の跡取り息子に生まれながら10を過ぎた頃から突然奉公に出され、店は弟が継ぐと決められた太一郎。親戚の道具屋ばかりでなく道具屋とは縁のない店まで転々と奉公先は変わり二十歳を過ぎ気が付くと経師屋の職人として修業していた。この道で一生食っていくと腹をくくって修行に専念していたらなんと跡取りの弟が急死。「この店は兄貴が継いでくれ」との最期の頼みで実家に戻ったものの、一定期間の修行に出ることに。二十三になる太一郎に父が見つけてきた奉公先は皆塵堂。まずは修行に先立ちと沢山の簪の中から1つを選ばされそれを枕の下に置き寝るようにと言われた。そのとおりにすると、夜中ふと目が覚めると見知らぬ女の顔が暗闇に浮かんでいた!そう!太一郎は幽霊が見える! 古道具についた怨念やら何やらにまつわる幽霊が見えるため父親が跡取りを諦めてよそへ奉公に出していたのだ。皆塵堂の主人伊平次に幽霊が見えるのを悟られ、それを逆手にとって奇怪な事件を解決していく太一郎と伊平次、そして幼馴染の巳之助。そんなある日、三人で猫屋敷の古道具を引き取りに行ったら・・・。太一郎の失われていた子供の頃の記憶がよみがえり、何故幽霊が見えるようになったのかが明らかになる!それは・・・。 | ||||
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個別に紹介しませんが登場人物すべてが個性的で面白い。 でも主人公は題名通り皆塵堂という曰く品を扱う古道具屋です。 古道具にまつわる怪談話はなかなか恐ろしいが、 登場人物の個性によって物語は面白く展開します。 このシリーズは楽しめそうです。 | ||||
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初めて購入した輪渡氏の本で文庫本を購入し、大変に面白く気に入り購入したところ内容が同じでがっかりしましたが 再度読み直しをしております。 他の皆塵堂シリーズを購入して読む予定です。(アマゾンにて購入予定) 是非とも皆さんも購読をお薦めします。 | ||||
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怪談時代劇です。主人公があまり目立たず共感するところも少ないのですが、幽霊の出るあたりが、生々しく恐怖の描写です。ひえ〜と思わず言いたくなる凄まじい描き方です。怖いのですが、それを引きずらずに次を読みたくなります。怪談ミステリーですか。面白い! | ||||
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2作目の「猫除け」から読んでしまいましたが、1作目に戻っても勿論内容は分かりました。 1冊同じ主人公の物語ですが、中身は短編になっているので、大変読みやすいです。 (「猫除け」ではこの主人公は脇役で登場してました) 主人公の太一郎はお化けが見える人な上、皆塵堂という古道具屋は曰く有り気な品物まで扱う店。 つまりそういう話です。 登場人物たちの造形でほのぼの人情話になっているようですが、結構酷い話もあるような。 私は、中の一編「その娘はやめておけ」という話が、「あ、そう来たか!」と思って面白かったです。 気軽に読める時代小説でした。 | ||||
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さっくりと面白かったです。 先入観や大きな期待もなく、なんとなく手に取ったせいもあろうかと思いますが 予想外にも、他のことをほったらかして読み切ってしまった。 文章が読みやすいせいもあって、主人公たちとすんなり筋に入っていける爽やかさ。 仰天するようなどんでん返しはありませんが、川の流れに乗るように、何かに導かれるように 丁寧に太一郎と古道具(と憑いてきた彼ら)の曰くを探っていける。 身震いするような怖さというよりも、落語の怪談のような空気感。 からりとした作風、手堅い筆運び、しつこくないキャラクターの扱いなども好印象。 「ほんのりおかしい人情怪談」というあたり、しゃばけシリーズが思い起こされますが、 個人的には、ライトノベル臭さが薄く、べたついたところの少ないこちらの テイストの方が読んでいて心地よいし、筋がよく入ってくる。 当方、初めての輪渡颯介だったのですが、 他の作品のレビューを拝見を拝見するに、どうも作風は一貫しているようだ。 他のも読んでみようかな、と思う反面、 もう一息、何かを超えたらブレイクするんではないかとの期待を感じるので 是非、次回は「こうきたか!」というのを! 楽しみにお待ちしております。 | ||||
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