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古道具屋 皆塵堂
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古道具屋 皆塵堂の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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1作目なので仕方がないのですが、特に盛り上がる話が少なかったかな~という印象。主人公のトラウマもも大体想像していた通りだったし、2作目からの展開に期待します。 | ||||
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11年02月の単行本からの文庫化で,五編を収めたシリーズの一作目にあたる作品です. 古道具に憑く『よくないもの』を,人々の思いを含めて解きほぐす…という内容は, 舞台や幽霊的な部分を除けば,流行りの『お仕事系日常の謎』に近いかもしれません. また,前半はグロテスクな場面も見られるなど,怪談寄りの雰囲気で進められますが, 徐々に『視える』体質である彼の物語へとシフト,自身が過去も含めすべてを受け入れ, 父とのわだかまり,さらにその父の『重し』をも取り除く穏やかな結末が印象に残ります. 人の感情や動き,状況など,少し分かりづらい描写があったのは気になりましたが, 小出しにされてきたいくつかの疑問が,次第に大きな一つへと収束していく話運びや, 自然に挟まれる江戸自体のちょっとした文化やうんちくが,読んでいて楽しかったです. なお,文庫版には『Webメフィスト』に掲載された『あとがきのあとがき』が収録され, 出版社のWebサイトの方でも『もうひとつのあとがき』といったものも公開されています. | ||||
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浪人左門シリーズではない作品としては、初めての作。ただ、舞台背景やテイストなどは変わらず、怪談アリのミステリ風といった感じ。そのため、これまでの浪人左門シリーズが気に入ったならば、こちらも問題なく入って行けるだろう(いつの間にか、文庫が出ている。個人的には、ソフトカバー&文庫版よりも、最初のノベルス版の表紙の方が好きだった)。 構成は、長編一本ではなく、短編集の形式で、それらの短編が集まって全体として、一つの長編を形成している作り。短編一つ一つで解決してるので、まとまった時間がなくとも読み進められるという点では、読み易いと言える。 作風が軽妙で、また、この作者の作品ならば、最後はキレイに終わってくれるだろう、という安心感があるので、楽しく読むことが出来る。その一方で、ややマンネリ感もある。今作は、浪人左門のシリーズではないが、では全く違うテイストかというと、そうでもない。似た筋書きの舞台を、違う役者で見ているような感じに近い。この作品のある人物の役割は、向こうのシリーズの誰某にあたる、などキャラクターの役割、機能が置き換わっただけで、大枠では変わっていないように見える。作風を壊さずに、その辺りをがらっと変えられると面白いかもしれない。 | ||||
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