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私が彼を殺した
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私が彼を殺したの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全111件 1~20 1/6ページ
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予想を裏切る展開が続き、最後まで緊張感が途切れません。物語が進むにつれて、主人公が抱える葛藤や秘密が徐々に明らかになり、読者を引き込んでいきます。 物語の中盤からラストにかけての衝撃的な展開は、思わず息を呑むほど。どんどん深みにはまり、謎が解ける瞬間には驚きとともに感情が揺さぶられます。ミステリー好きにはたまらない作品で、心に残る印象的な一冊です。 | ||||
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東野作品は大好きなので、ほぼ全て5点です | ||||
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登場人物がなんというか、全員頭がアレな人達ばかりで、読んでて不快でしたね。「全員が誰かの元恋人!?」なんていう陳腐なフレーズが浮かんできました。気持ち悪い。推理どころではありませんでした。 | ||||
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10年以上前の発行なので、多少のネタバレは許されると思うが、本書内では誰が犯人だったかは明示されていない。 なので、巻末には袋とじで「推理の手引き」なるものが挟まれており、教授と助手という二人の会話形式で事実上(若しくは指摘箇所を再読する事によって)の犯人がわかるというもの。 自分は誰が犯人か(叙述系だと叙述トリック)を探しながら読むより、「えっ!?そうだったの!?」と驚くような読み方が好きなので、本書の最終行に書かれた「犯人はあなたです」で終わる手法は好きになれない。更には推理の手引きなんて不要中の不要なやり方。 ネットの無い時代ならいざ知らず、ネットの時代では幾らでもネタバレサイトが乱立しており、犯人がわからなかったら質問サイトや「小説名 ネタバレ」で検索すれば、複数の解説サイトが出てくるはずだ。袋とじは不要と言うのは、そういうこと。 更に、犯人は意外な人というのが推理小説の醍醐味だと思うが、本書では探偵役の地方の刑事によって三人に絞られている。 そして、騙される読み方が好きな自分でさえ、「まぁ、犯人はこの人だろうな」と思った人物がそのまま犯人だったという点で、レビュー評価を下げた。 女たらしの人物が殺された。犯人として集められたのは三人。殺された人物の女関係の後始末をやらされて、自分が好意を持っていた女性を手籠めにされたマネージャー、過去に関係を持ち堕胎させられた女性、殺された人物と結婚する実の妹と、過去に肉体関係を持っていた妹を愛する実兄。 この三人の視点で語られる章が順番に出てくることで新鮮味は出てくるが、堕胎させられた女性の章でも実兄の章でも、両者の犯行動機につながる深い動機が地の文で明示されていない。だからどうしても推理しながら読まない自分でも、マネージャーが怪しいなと感じざるを得なかった。 | ||||
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東野圭吾のファンでもなんでもなく、この小説の中身についても全く知らずに読んだので、結論が無い、というのには驚いてしまい、「ここまで読んできた時間を返して欲しい」と思ったくらい。 推理クラブで推理ゲームをやっているのではない。 「小説」を読んでいるのだから、「結末」はきちんと書いて欲しい。 さらに、兄妹の関係設定など気持ちが悪く、読んでいて最初から最後まで不快で、どこかで「本当の兄妹ではない」という話が出てくるのかと思いきやそれもない。 個人的には、「読まなければ良かった」本の、今のところベスト1。 | ||||
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今回も数々の「捜査場面」を堪能できました。やっぱり「加賀」です。 | ||||
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東野圭吾ファンですが、、 うーん、これはちょっと… 題材が、、気持ち悪い。 | ||||
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加賀恭一郎シリーズの5作目です 「どちらかが彼女を殺した」と同じ読者が犯人を推理するパターンです 自分で考えたいタイプではないので、最後まで犯人が解らないのは好きではないです でも全体的なストーリーは楽しめましたが、好き嫌いがわかれると思います | ||||
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母に買ってあげたんですが母が喜んでおりました。 | ||||
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届いて中身を見たら、帯の一部が破れていた…少し残念な気持ちにりました。 | ||||
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最後まで、犯人を記述しない小説、第二弾です。 巻末に「袋とじ」付録があり、はさみで切って、中を読むと、まあまあわかります。 でも、この袋とじを見ずに、犯人捜しをしてください、というのが著者からの挑戦でしょう。 おためしください。 | ||||
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前回の犯人当ての『どちらかが彼女を殺した』では、何気なく書かれていた「缶を持つ手」が重要なヒントになっていたと思ったけど、それを読んだ時には全く私には気が付かなかったです。 本作は最初から心して注意深く読みました。本文を読んだ時点では、(この人が夕食の時に一つ毒いりを瓶に入れたんじゃないかな)と思った。 袋とじ解説を読んでも途中までは、そう思っていた。でも、最後の最後での教授のヒントで(それじゃあ、犯人はこの人しかないじゃん)とわかりました。 まだ確かめてはないのですが・・・ ひねった作りはさすがですね。 西上さんの解説で、助手の言った「はい。なんでも容姿はいいんですけど、性格がとっても悪い作家だそうで、最後まで読んでも犯人を書いてないんです。~」との冗談が、一番笑えました。 | ||||
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他の方のレビューにもあるけど、自分で推理するんじゃなくて最後に答えがわかる物語の方が読んでて感動がある。解説読んでもわからずググってわかった。なんだかモヤモヤした。そこまで細かい情報とか描写とかまで覚えてないよ。 | ||||
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またまた犯人がわからない。犯人を仮にAとすると最後に「犯人はあなたです」で???になります。このAは最後の現場に居たのでしょうか?モヤモヤする! | ||||
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東野さんの作品は大好きで色々と読んでいますが、中でも本作は、否応なく読者も参加させられる謎解きミステリーとして、とても楽しめ、結論に納得感もありました! 本編の最後では、おなじみの加賀刑事が「犯人はあなたです」というセリフを吐いたきり、容疑者3人のうちの誰が「あなた」なのかが明記されないまま終わってしまいます。。そこで、読者としては、巻末に袋綴じになって付いている「推理の手引き」も頼りにしながら、加賀刑事が割り出した犯人が一体誰なのかを自らあぶり出さざるを得ないハメに陥ります。 「推理の手引き」で示唆されている伏線の全部を初読で読み解くのは至難の技と思いますが(その一部は自分でも発見していたのですけどね。。)、手引き中でも敢えて頁数が明記されていない最重要箇所は、後から見返してみると、確かに全部存在していました。それらを発見した際には、思わず、「おー、なるほどなぁー!」と唸ってしまいましたし、初読者が気付きにくい形でそのような伏線を上手く散りばめていた、謎解き作品の作者としての著者の力量に、とても感嘆してしまいました! なお、描かれている人間模様については、他のよりシリアスな東野作品と比べると、深みがないと言えなくもないです。しかし、いずれも殺人の動機があって、被害者が殺された直後にはみな、自分が計画を守備良く成し遂げた一大成功者であるかのように誇っていた3人の容疑者が、最後の段になって加賀刑事からグイグイと追い詰められて行くに連れ、今度は、自ら罪を被りたくないがために、他の容疑者に何とか罪を着せようと猛然とあがく様は、人間の浅ましさを上手く表現しており、その辺りはさすが東野さんだなと思いました。 これはオススメできます!! | ||||
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普通でした。 | ||||
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派手で上昇志向、華やかな作家だが、実は自分のことしか考えていないイヤなヤツ穂高が結婚式当日に毒殺された。とりあえず怪しい容疑者は3人。穂高と一緒に事務所を共同経営していたが、彼にこき使われるばかりなのに辟易していた駿河。最愛の妹が穂高のような男と結婚するのが許せなかった神林。以前、穂高と関係があるも利用されただけに終わってしまった編集者の雪笹。そしてほかに登場するのは、穂高と結婚することになっていた美和子と、穂高に捨てられた準子。どろどろとした人間関係がそれぞれの視点から交互に描かれ、加賀刑事が登場して犯人を追い詰めていきます。 ラストは加賀の「犯人はあなたです。」の言葉で終わり、犯人と真相は明らかにされていません。1999年の作品ですが、当時はトリック追求メインのパズル的な新本格ミステリが流行っていたと記憶しています。有栖川有栖作品などもそうですが、このような”読者への挑戦”形式のものも多かったと思います。ここではあとがきにヒントが書かれています。 どちらかというと細かいトリックよりも人間ドラマや背景に興味があるので、最後まで読んでも犯人がわからなくて消化不良になりました。ネットでネタばれ検索しても、個人のサイトで2通りの真相がみつかり、いまだに誰が犯人か確信が持てません。たとえば公式サイトで真相を明かしてくれるとか、作家本人が種明かしをしてくれるといいのですが・・・。個人的にはこういう形式は今ひとつでした。途中の経過がおもしろかっただけに残念です。 | ||||
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容疑者3人の中の誰が殺人犯かを探り当てることに焦点を絞った推理小説です。 「どちらかが彼女を殺した」に続いて書かれた読者に犯人を捜させるシリーズの続編らしいですが、こちらの作品の方が格段に難易度が高かった印象を持ちました。 最後の加賀刑事による謎解きの部分で、いったん3人すべての容疑がはれて、犯人がいないじゃないかと思わせたところから一転して、今度はあらためて3人共に毒を入れられる可能性があったとなるあたり、凝った作りになっています。 私は本編だけではもちろん、袋綴じの解説を読んでも、まだ犯人を確信をもって当てることができませんでした。 結局WEBで「私が彼女を殺した 犯人はだれ?」と検索して、やっと犯人を知ることができました。 犯人がわかってみれば、なるほどそういう記述があったと思い当たりましたが、なかなかそこまで注意して読むのは難しいと感じました。 犯人捜しだけが推理小説の唯一の価値や楽しみでもないでしょうが、そこにこだわって東野圭吾が本気で書くとこういう作品が出来上がると、世の中に知らしめる作品になった気がします。 他の方のレビューの中に、袋綴じ解説に解説している本文の箇所がわからなかったという内容がありましたが、次のページだと思います。 (ネタバレになるので、これから小説を読む方は注意) ピルケースが二つあったことは、P.57に前の奥さんとペアで買ったと書いてあります。 また、駿河の家に穂高の前妻の荷物が置いてあること、そしてその荷物を警察の人間が見ていることは、P.181に書いてあります。 | ||||
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美和子の婚約者の前彼女の自殺、そして婚約者が結婚式最中に変死するところから物語が展開します。解剖の結果いずれも同じ薬物が検出され、婚約者(穂高)が常用している鼻炎薬を入れたピルケースに誰が薬をすり替えたのか! 加賀恭一郎が解明に挑みます。 前半は美和子と兄の近親相姦に少し嫌悪感を感じました。せめて腹違いの兄妹とかの設定なら気にならないのですが…さすがに実の妹の結婚式には気持ち良く見送るものじゃないかな、結婚式当日におよんで「もうどうなってもいいと思った」と兄(貴弘)が強引にキスする場面は気持ち良くは感じませんでした。 中盤からは加賀刑事の登場により、容疑者三人に何時もの如く鋭く斬り込みます。それぞれの章(例:駿河直之の章)として、個々で章別けして検証していくのは、読み易くそれぞれの立場で考えれたので良かった。 クライマックスは容疑者三人と加賀刑事を美和子がこっそり穂高邸に呼び出し最後の犯人探しが始まります。それぞれに動機があるなか、皆が言い逃れする場面は泥臭さくもあり追い込まれた人間の究極って感じで見物です。 ただ私的には、前々作「どちらかが彼女を殺した」と今作のような犯人は解らないままにして、伏線を頼りに犯人を探してみて!的な感じよりは、しっかり加賀刑事が解明して最後は「そうゆう事だったのか~」って感じで終わる作品の方が好きです。結局犯人が気になってネットで調べちゃいました。 今回も愉しく拝読させて頂きました。 | ||||
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面白いね。しかも挑戦的。 袋とじの解決編を見てもまだ犯人は明確には書かれていない。いやぁ、難解。 昔は、海外の本格推理小説をよく読んでいた時期があったが、日本の作品は食わず嫌いだった。でも、今更ながら認識を改めなくてはいけないと思わされました。 物語の構成が登場人物視点で持ち回りで描写されていくのも新鮮で良かったし、容疑者が複数いて、それぞれの後ろめたい事情があるというのや、何より薬の数というデジタルな証拠を追求していくという点が現代的でこの作者的だと思えた。 それにしても、加賀刑事は阿部寛しか映像的に浮かんでこなかった。はまり役だな。 | ||||
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