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眠りの森
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眠りの森の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.04pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全101件 81~100 5/6ページ
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| 加賀シリーズ2作目、とあるバレエ団で起きた悲劇の物語。 加賀刑事がバレリーナの1人である浅岡美緒という女性に恋をするのだが、 刑事としての彼の魅力と、1人の男性としての彼の魅力、その双方がたっぷり描かれている。 バレエってあまり馴染みのない世界だが、ダンサーたちの踊りに対するストイックな姿勢や人間関係、 それらの独特な空気がすごく分かりやすく書かれていて夢中になって読んだ。 想像を絶する努力で築きあげられた"プリマドンナ"の地位、 それはどんなことをしてでも、守らなければならないもの。 華やかな世界の裏側に隠された彼女たちの苦悩・・ちょっと悲しい物語だが、 加賀刑事の美緒に対するピュアな恋心がそれを大きく救ってくれているように感じた。 それがこの作品の醍醐味であり、全てである。 | ||||
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| 読み終わった後,とっても切なくて,でもとても綺麗な物語だと感じました。バレエの練習をしている風景や,発表の舞台,加賀刑事の表情などとても頭の中で思い描きやすかったです。加賀刑事のファンになってしましました★ 読みやすいし,何度も読みたいなと思える作品です。読んだことがない人は是非読んでみてください。 | ||||
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| 物静かなタイトルである。素人目には絢爛豪華に映るバレエの世界を舞台に起きる幾多の事件。このコントラストが読者を最初に惹きつけるのかもしれない。加賀恭一郎刑事の初の短編集『嘘をもうひとつだけ』で最初に扱われたる事件もバレリーナのそれであったことが想起され、本書にはもとより親近感があった。登場する地名が大泉学園や中村橋、そして富士見台といった西武池袋線上のものであっただけで、自分が住んでいる生活圏での物語であることが一層の「和み」を与えてくれた。 人気シリーズと呼称してよい加賀恭一郎であるが、最初に大学生として登場した『卒業―雪月花殺人ゲーム』から数えて本書は二回目の再出演で、大学卒業後、当時の中学教師から今は警視庁捜査一課の刑事となっている。本作品ではまだ自分自身のことを「自分」ではなく「俺」と呼んでいることにあたりに、何となく初々しさを感じるのである。加賀自身の身体的特徴をことさらに強調する記述も本書では少なかったように感じられた。 「加賀恭一郎は進化する」という帯のフレーズに違和感はない。それ以降の作品も何冊か読んでいるか、間違いなく刑事・男性としての魅力さを増している。陰鬱な終わり方であるよりは、自分が好きな(愛した)女性にきちんとした想いを告げるという清々しい締めくくりに読者はある種の安堵感を得られる。刑事としてだけでなく一人の魅力ある男性としての進化にも必然的に興味が湧くであろう。本書の内容には触れない。読んで決して損はない作品だ。 | ||||
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| バレエ団を舞台にした悲劇です。「眠れる森の美女」のレッスン、ゲネプロ、公演の様子を背景に、バレリーナの自己管理の厳しさを横糸に織り交ぜながら、不可解な殺人事件が続きます。半分まで読んでも誰が犯人なのか私には分からず、解決したい一心で一息に読んでしまいました。最後はパズルが上手くはまったように、謎が解き明かされ、安堵。ストーリも魅力ですが、刑事役の加賀恭一郎の目線で描かれたバレリーナの日常や舞台の風景もこの本の面白さかも? | ||||
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| 名刑事加賀恭一郎シリーズです。 私は「私が彼を殺した」「どちらかが彼女を殺した」から読んだので, 熟成した加賀刑事しか知らなかったのですが, 硬派で,内心なにを考えてるのか全然見えない加賀刑事を もっと知りたいと思っていたら,なんと恋物語篇があると聞き,本書を購入。 バレリーナとの静かな恋愛で,ちょっと悲しい雰囲気も漂います。 加賀の内心描写を積極的にしないスタイルを保っているので, やっぱりミステリアスなんですが,男性特有の不器用な愛情表現もかいま見えて なかなかよかったです。 もちろんこの作品も,恋愛はサイドストーリーにすぎず,メインはバリバリの推理小説。 しかもバレエの世界を色々研究して書き上げているようで, ダンサーたちのそれぞれの悩みや思惑が動機となって交錯し,謎を複雑にしています。 残念ながら犯人は読む前から知っていたのですが, それでも十分おもしろく,一気読みしました。 | ||||
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| 東野作品に共通な律儀な感じに組み立てられて、堅く結びあわされた謎が、最後のバレエの舞台の進行につれて解けていくところは読んでいてすごく快感だ。 最初の事件と二つ目の事件の関係は何か、登場人物同士の因果関係や利害関係は何かという推理小説の基本的な構成がしっかりできていて、読んでいても小気味よい。しかし、海外での因果関係というような読者には分かりにくい部分に手がかりがあるのは、読者探偵には厳しい。 クラシックバレエにはまったく縁がないが、本書ではひとつのバレエ作品のみならず、バレエ団の運営や、練習風景、バレエダンサーの私生活に至るまで詳しく取材したように見受けられる。作者の人格や作風に合致した印象だ。 登場人物の言葉で次の二つが特に心に残った 「ダンサーは他人との実力差を客観的に捉ええているものなんだ。自分より優れたものがいる時に、その者をおしのけて自分が踊るなんて言うことは本能的にできないんだよ」 「ダンサーは若いときにコンクールでいい成績を取っても、大人になったらまた鍛練を積んで基礎をつくって、今まで若さや子供の体でやっていたことを、大人の体を使って完成された技術によってできるようにすることによってプロになる」 | ||||
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| 美貌のバレリーナが男を殺したのは果たして正当防衛なのか?正当防衛なのか意図した殺しなのかを加賀恭一郎が追及するわけである。バレリーナのストイックさが際だっているなあという感じがします。一日練習をサボるとそれを取り戻すのが大変な世界なんだな。 加賀恭一郎は、真相を追究すると共に美女バレリーナの世界にどっぷりつかることになる。その中でも、浅岡美緒という女性に惹かれることになる。加賀は彼女を温かい視線で見守っているかのようなまなざしをしている。好きと言う気持ちと冷静に事件の真相を追究するという相反する気持ちを持つことになる。好きと言う気持ちが余りにも強すぎると、真実を曇らせることもある。正当防衛ならばいいなあと思っても、だんだんと真実が分かっていくともしかしたらという気持ちがよぎることになる。 本書は、バレリーナという独特の世界観を持つものを取り扱っていることから、ストイックだなとか閉じた世界だなという印象がある。その中でも、哀しい世界観ではあるけれども何か温かさを感じるのは、加賀恭一郎が浅岡美緒を見つめる視線の温かさを感じるからではないだろうか。 | ||||
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| えっ? 東野圭吾とバレエと最初は思いました。でも、おもしろさにひかれて最後まで一気に読んでしまいました。彼のよさは題材より、やはり中身の濃さにあります。『手紙』とはいっぷう変わった展開で、ミステリーと言うよりも、作者独自の小説の展開のおもしろさに、ただただ脱帽しました。読む価値は大いにありです。 | ||||
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| 東野さんの直木賞受賞後第一作「赤い指」の主人公、加賀刑事が出ているとても切ない物語で、 私の中では東野作品のベスト5に入る作品です。 この物語に出てくる登場人物は加賀刑事も含めてとてもピュアです。 それ故に、事件の内容・結末は悲劇的です。 東野さんは何度もバレエを観察されたそうですが、大阪府立大学でのアーチェリー部主将と しての経験も活かされた、恋愛物語としても、ミステリーとしても、スポーツ(バレエ)もの としても、誰もが楽しめる非常に安定した高品質な小説だと思います。 | ||||
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| バレリーナと刑事の儚い恋物語。ハッピーエンドというわけではなくても ある意味、納得のいく結末に収まるまで、加賀刑事という絶対的に安心できる 登場人物の存在感もあって、安心して読める。 そういう意味では、ライトノベル的なのだけれど、振り返ってみると、 プロット、登場人物の描写、ともに緻密で質は高い。 バレエ団という設定を十分に生かした犯行動機、読んでため息が出ます。 | ||||
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| 加賀刑事が男らしくて厭味が無く好感が持てる。 ヒロインへの想いもうまく描かれている。バレエ界という閉鎖された空間では、一蓮托生であるという実情もリアルに書かれていると思う。 私も完全にだまされてしまった一人だが、読み終えて意外なくらい爽快である。それは東野作品には珍しくハッピーエンドだからではなかろうか? 確かにああいう終わり方は切ないのだが、先に続く明るい希望が見えて来る気がしたのは私だけではあるまい。 | ||||
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| 事件の舞台となったバレエ団が予定している公演「眠れる森の美女」とこの小説「眠りの森」はシンクロしていると感じました。私はこの事件の元凶となった"あの人"のエゴと甘えが憎いと感じました。それさえなければ、犯人は罪を犯すことなどなかったと思います。若き敏腕刑事、加賀恭一郎が惹かれる浅岡未緒は公演ではフロリナ姫ですが、この物語の本当のオーロラ姫は浅岡未緒で、デシーレ王子は加賀恭一郎ではないかと思いました。 | ||||
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| 小説後半、犯人がわかっちゃいました。でも、動機は最後まで読まないとわからなかった。そして今回のは、本当偶然が重なった不幸というか、なんというか。なんか、切ないなあ~と思ってしまった。それにしても、クラシックバレエの世界って厳しいなあ。たった1日練習を休んだだけでも遅れがでるってなんてすごい世界なんだ!とそこが妙に印象に残っています。 | ||||
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| 今から約6年ほど前に、友人から借りて読んだ初めての東野圭吾さんの本。確か刑事さんとバレリーナの儚い恋物語だったなぁ…という朧気な記憶の中にしかなかった物語が、鮮やかに蘇ってきました。年を経て読むと、それぞれの個性がとても綿密に書かれていることに気づきます。バレエ団の団員達の思惑、感情や過去、事件を追う刑事達を惑わす様々な事件、そして加賀恭一郎の恋…なぜ、バレエ団という苦しく、そして狭い社会の中で彼女たちは踊り続けることをやめないのか。バレエという華やかな世界を描いていた私には衝撃的な作品でした。表舞台が華やかだからこそ、裏はとても厳しいのかもしれないと思わせる…高校生の時に読んでおもしろかったという記憶があるぐらいですから、エンターテイメント性は◎な作品。「卒業」「どちらかが彼女を殺した」で加賀恭一郎の魅力にもっとはまってみたいと思うきっかけになった作品。 | ||||
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| バレエ団で起きた殺人事件。正当防衛で決着するかと思われた事件であるが、そのバレエ団で次々と事件が起こる。過酷なバレエの世界で苦しみながらも夢をつかもうとするダンサー達の苦悩、そして事件とそれぞれも素晴らしいのだが、やはり心に残るのは、東野作品の中でも常連として出てくる加賀刑事のエピソードだろう。物語の真相に隠された悲しい恋の物語と、加賀刑事の恋愛物語…。2つの恋の物語が巧く生きて、ストーリー全体に緊張感を持たせているように思う。(加賀刑事は、その後の作品にも出ているわけだが)是非とも、その後も知りたいところではある。…ってそれは野暮な話かな? | ||||
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| 小粒なんだけど、最後のどんでん返しに「うまいな~」と唸らせてくれる作品。ここまでバッタバッタとひっくり返してくれちゃって、本当に気持ちよいというか。東野さんは、ほんとに読者をあっといわせる術が最高!途中、事件の検証がちんたらしてるなあと感じる部分もありますが、最後まで読んでください、絶対に! | ||||
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| バレエ団を舞台とした殺人事件。東野圭吾はこれ以外にも劇団を舞台とした作品をいくつか書いていますが、これは現代において謎解きものに不自然さを感じさせない為に有効な手法だと思います。犯人探しを面白くする為の重要な要素は人間関係が狭い範囲に限られていることですが、現代社会においてはそのような閉鎖的な人間関係が形成されにくいのが難点です。この難点をうまく回避できるのが劇団という閉鎖空間を舞台にすることなのでしょう。本作の探偵役は『卒業』に登場した加賀恭一郎。彼は大学卒業後に教師になったはずなのですが、どうやら教師に挫折したらしく、刑事に転職したという設定です。後に東野圭吾作品のシリーズ・キャラクターとして活躍する彼ですが、この時点ではまだ作者にそういう意識はなかったのだそうで、ちょっといたずら心を出して彼を登場させただけとのことです。ただ、彼の恋愛が大きな比重を占める作品なので、『卒業』を読んでから本作を読むことをお勧めします。 | ||||
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| バレエ事務所に押し入った男の死体が発見される。そばで倒れていたダンサーの女性の話からは正当防衛であるように思われたが、バレエ団の中でさらなる事件が起こる。著者の数少ないシリーズ(?)キャラである加賀恭一郎が、関係者の一人の女性に心惹かれながら真相に迫っていきます。事件そのものもとても切ないものですが、加賀さんの恋は、彼が誠実で潔い人であるだけに、さらに胸を締め付けられる想いがしました。読み進むうちに、音楽と映像が行間から湧き出てくるような、美しい小説だと思います。是非続編を!! | ||||
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| かつて、こんなに美しく悲しい物語を読んだことはない。隠された事実が1つずつ明らかになる度に、その人間の悲しみが浮かび上がってくる。しかしながら、主人公である2人の心の美しさに、魅せられてしまった。 | ||||
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| 加賀恭一郎刑事出演作第2段である。閉ざされた、きわめて濃密な人間関係であるバレエ団のなかの殺人事件。東野の本格推理を読みだしてこれで9作目なのだが、今だに推理を当てたことが無い。やっぱりメモと鉛筆を持ちながら時間かけて読まないとだめなのかな。ただ今回の推理少し無理があるような気がする。それはともかく、加賀恭一郎は今回も誠実で不器用な恋をする。 | ||||
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