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眠りの森の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全75件 1~20 1/4ページ
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華道に続く加賀シリーズの2作目。バレエの世界での事件、恋模様を描いている。最初から読み返すと、交通事故が無影響というミスリーディングから随所にヒントが散りばめられているのが分かった。加賀の教師時代も今後気になるところ。 | ||||
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加賀恭一郎シリーズをもう一度読み直したいなと思い手に取りました 初期の作品ということもあり、今ほど文章にスピード感なく少しまどろっこしい感じがします バレリーナという普段かかわりのない業界の話で面白いなと思うものの 関係者のちょっとづつの判断の狂いが大きな事件になったなぁ…と 人の弱さを感じた物語でした 前回の恋が上手くいかなかったようで、また恋愛が絡んできてたのが良かったです | ||||
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加賀恭一郎シリーズの第2弾。正当防衛を主張していた人物が、事件と関わっていなかった結末は想像外だった。そして最初の事件と、バレエ団内で起こった2つの毒殺による殺人事件。これらがどう結びついていくのかがポイントだった。 | ||||
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バレエの世界独特の事情からすると、いかにも起こりそうな事件。被害者はナイーブすぎたのでは? 踏み込んではいけない場所に踏み込んでしまったようだ。 | ||||
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東野作品ではあまり人気ではないような気がしますが、僕はトップクラスに好きです。結末には胸を打たれます。 | ||||
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名門バレエ団で、あるバレリーナが不法侵入した男性を殺してしまいます。最初は単純な正当防衛に見えた事件は、侵入者の身元がわからず動機も不明で、捜査が行き詰る中、加賀刑事はバレエ界の特殊な雰囲気とその閉鎖性、排他性に気がついて・・という始まりです。 執筆前に相当バレエ界のことを調べられたのだと思います。練習、公演、日々の生活、なにをめざしてバレエを続けるのか・・などなど。バレエは一種のスポーツであると同時に芸術でもありますが、他の要素、たとえば人並みの俗っぽい悩みや楽しみが入る余地のないくらい厳しい生活が伺え、それくらいバレエだけに集中しないと、たちまち技術は衰え一線からころがり落ちる過酷な世界のようです。そして今回の事件が起きてしまったのは、そんなバレエ界の体質のせいでもありました。 真相追求のほかに、このお話でもうひとつ大切なのは、バレリーナ未緒に対する加賀刑事の控えめで真摯な思いです。遠くからいつも見守っているような、大切なゆえに近づきすぎることを躊躇してしまうような臆病といってもいい恋。女性なら、こんなふうに大切に愛されたら本当にうれしいのではないでしょうか。 ミステリに恋愛の要素が入ることは賛否両論だと思いますが、この作品に限っては成功していると思います。というか、ラブ・ストーリーとして読んでも秀逸な出来だと思います。 作品ごとにまったく違うテーマを書くことができる東野氏ですが、ミステリ作家と言い切るにはあまりにも多彩で、エンターテイメント的な作家だと言っていいと思います。これは決して軽い意味ではなく、それだけ引き出しが広く器量が大きいのだと思います。映画化される作品が多いのもうなずけます。これからも他の作品を読んでいくのが楽しみです。 | ||||
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加賀恭一郎の刑事デビュー作品になるのでしょうか(学生の時を含めると2作品目)。 ダンサーの葉瑠子がバレエ団に忍び込んだ風間利之を殺してしまった正当防衛(?)事件と、演出家の梶田康成がリハーサル中に毒殺された事件。 この一見関係性がなさそうな二つの事件がどうつながっていくのか。 また複数のバレエ団関係者がニューヨークで死亡した風間と接触している事実が判明するも、海外のこととて、捜査はニューヨーク市警に委ねざるを得ず、このことが捜査の進展(=謎解きの展開)にちょうど良いブレーキ役となっています。 東野圭吾の作品は好きで何作品も読んでいるので、★3個以下という評価を付けたことはほとんどなく、といってよほど良くないと★5個は付けたくないので、どうしても★4個が多くなってしまうのですが、この作品は読み終わった後でかなり面白かったという印象を持ったので、★5個を付けさせてもらいました。 男も女もダンサーはみなストイックに完璧な踊りや、演出家の理想に近づくような美しい体形を求めて努力するなか、そんな特殊な環境ゆえに起こってしまうともいえる殺人事件。 読み応えがありました。 ただ加賀がダンサーの未緒に恋愛感情を抱いてしまうという設定は、ドラマや映画になったときはウケるのでしょうが、刑事が事件関係者に恋するということが現実的に考えるとリアリティーに欠けるので、小説としてはなくても良い設定のようにも思えました。 | ||||
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加賀恭一郎シリーズ二作目で、初々しい刑事としての加賀さんの姿を見ることができる。 ガリレオをすべて拝読したので、こちらにも手を伸ばすことに。 タイトルからもわかるように、『眠れる森の美女』をモチーフとした作品。閉塞感の強いダンサー業界を森に見立てるという表現のほか、巧みな比喩がふんだんに用いられている。針を使ったトリックなんかもその代表例だが、作品内で言及されるまでは、上手すぎて気づくこともできなかった。 加賀恭一郎は湯川学と真逆で、人間的情緒が人一倍強い性格らしい。今作においてはその性格がストーリーに色濃く反映されていて、捜査の幕間を彩るアクセントとなっている。ラストシーンの胸が熱くなるやりとりも必見。(僕はたまにラストシーンを見てから小説を読んでしまうのだが、今作はそれをしなくて正解だった。) 本作は、こじれた人間関係が少しずつ明かされる手法をとっているが、そのすべてに恋愛の要素が絡んでくる。恭一郎と未緒の恋模様の顛末は明かされずじまいだが、次回作以降で掘り下げられると期待したい。 | ||||
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この作品を読むきっかけになったのは、阿部寛さんの映像版を観てからです。加賀恭一郎シリーズの2作目で発行されたのももう四半世紀以上前。実際、映像化を観て、何だか?となった。だいたい、原作を超える映像化されたものは、あまりに少ない。だからこそ、東野圭吾作品で、これほど観終わってモヤモヤが残った。原作はどんな作品だろうと思い、今更ながら読んでみたら、加賀恭一郎の恋、父との関係の深さが、心を揺さぶる。まさか、ラストで彼が守るべきもの、愛するという意味。また、父親の会話。ネタバレするので書けないが、加賀恭一郎の心の優しさ、寛大さ、誠実さ。また、二転三転する連続事件、もし、映像化を観られている方でも、一読の価値があると思います。 | ||||
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閉ざされたバレリーナの世界に加賀恭一郎が立ち向かいます。 毎作品、それぞれの分野を解りやすく斬り込む東野圭吾さんの作品は素晴らしいです。 本作品、クライマックスで全ての真相は明らかになるのですが、ダンサーの心の奥に潜む野望や心情は刹那くもあり、その道で生きていくプロ魂も垣間見る事が出来ます。また硬派なイメージの加賀恭一郎のラヴロマンスに胸キュンな場面もあり、加賀恭一郎の意外な一面もみることが出来ます。 「俺があなたを守ってみせる」の一言にはジーンときました。格好いいですね! 東野圭吾さんの作品は泣ける作品が多いですね。こちらも最後泣けました。 | ||||
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ドラマ「新参者」で有名な加賀恭一郎シリーズの2作目。やはり東野圭吾様は初期作品からすごい才能を感じてしまう。出だしからワクワク、伏線回収しながらの結末は流石です。加賀刑事が女性に惚れっぽいのも良かった(^^) 読んだ後、この作品ドラマ化を観たがこれも良かった。3作目も楽しみです。 | ||||
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レッスン場に忍び込んだ男を殺害してしまったバレリーナ。正当防衛と思われる その事件の裏側に潜む真実に、加賀恭一郎が迫る。舞台はバレエ団という閉鎖的 な世界で起こり、現場の状況は正当防衛を匂わせる。正当防衛を立証するために 徹底的に相手の話を聴き、観察し、事実を整理する。いつもの加賀恭一郎だ。 華やかな舞台の裏側にある人間模様を浮かび上がらせ、事件の真相に迫るとき、 加賀自身が信じたくない真実に直面する。 加賀恭一郎シリーズは、順番に読まないと彼の年齢や経歴が良く理解できないと ころがある。本書は2作目であり、捜査1課、すなわち本店の刑事だ。しかし、 まだ30歳そこそこという若さであり、その後の作品に比べて、やや青臭い面も みられて、興味深い。ほろ苦い恋愛模様。こちらも作品に色合いを添えている。 | ||||
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28年前の作品。作風が最近の東野圭吾のリズム感の良い文章やシナリオと違う感じがする。 バレリーナという、それだけでは生活していく資金を得られないひとがほとんどだが、求められる芸術的表現力は一時も休憩や緊張から解放されることのない世界で起きた殺人事件。事件の解決は時間をかけてじわりじわりとしか進まない。 なかなか、すいすいと読み進められる物語ではなかった。 | ||||
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加賀恭一郎シリーズ第二弾。刑事になった加賀がバレエ団で起きた殺人の捜査で知り合ったバレリーナに恋をする。初めは殺してしまったバレリーナの正当防衛を認めるための捜査だったが、関係者の連続殺人が起きてしまうと言うストーリー。過酷とも思えるバレエダンサー達の芸術に情熱を傾ける日常や変わった人間模様が描かれてとても興味深い。名作「Xの悲劇」で使われた殺人のトリックが出て来て、ミステリファンの心をくすぐるが、殺人自体のトリックがメインではない。過去の外国での出来事にまで捜査の手が及ぶに連れて浮かび上がって来る、閉ざされた世界の中の複雑な人間関係から、「誰が犯人なのか」と言うのに主眼を置いて描かれている。そこで発揮される作者のミスリードが素晴らしい。ネタバレになるので書けないが、まさかこの人物が犯人なのではないかと言う興味で、どんどん読み進めることが出来た。、 真相を究明する加賀の恋心と辛い決断、そして未来への希望を感じさせるラストは感動的だった。「ミスリード」の意味は違っていると思うが、この人物が犯人ではないか、と読者の気持ちを誘導する手法の意味として使わせてもらった。 | ||||
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青年刑事が追う踊り子の美しくも哀しい秘事華麗な舞を舞うバレエ団のプリマが正当防衛とはいえ、レッスン場に忍び込んだ男を殺害してしまった。捜査に当った青年刑事は次第にあるバレリーナに魅かれていく。加賀恭一郎シリーズ 。 | ||||
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加賀恭一郎シリーズの二作目、内容がすんなり頭に入ってくる文章運びは流石、東野圭吾です。最後まで、どんな結末が待っているのか気になってすぐに読み終えてしまいました。間違いなくオススメです。 | ||||
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身命をかけ、情熱をかけ、すべてをなげうった上に、手に入れたものは何? 人を庇い、身代わりになることは、相手の為というより、単なる自己満足。 やんぬるかな! 努力をしても、誰でもが栄冠を手中に収めることができない。 それでも、思いの丈をぶつけなければ、才能の有無すら解らない。 人には、向きと向きしかない。 何にも向かない人はいない。 | ||||
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加賀恭一郎シリーズのひとつ。 いくつもの出版社を横断して展開されているシリーズなので、書店で見かけるたびに、そうか、そうでないか、確認している。 さて、本作品は、加賀がまだ捜査一課に所属しているころのエピソードである。 加賀恭一郎シリーズは「新参者」「赤い指」「麒麟の翼」劇場版など映像化されている。本作もスペシャルドラマとして映像化している。 レビュアーは、映像を観て、かなり時間が経過してから、原作である同書を手にすることができた。 頭の中では、実写ドラマのキャストたる阿部寛さんのイメージとともにストーリーが繰り広げられていった。ドラマ版ではなく、原作に忠実に、である。 そして、読後。とても切ない思いで胸がいっぱいになった。 ヒロインが置かれた不条理。それに向き合う加賀の思い。 刑事と被疑者。現実世界では、結ばれることはとても困難なケースではある。現実にこんなことがあったら…。それも思うと、より切なくなる。 時間が経ってから、贖罪が終わってから、ふたりがどうなったのか。願わくは、後日談を読みたい。 | ||||
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『卒業』に続く加賀恭一郎シリーズ第2弾。 加賀恭一郎については、従前はTVシリーズ「新参者」の阿部寛的イメージが強かったものの、少し前に『卒業』を読了し、若々しさ、お侍さん的で紳士的で、チームの一員で、モテそうな雰囲気を有する加賀恭一郎に触れ、この人物像にすっかり虜になってしまったワタクシ。 学生だった前作からは、様々に変化している加賀恭一郎。 本作のなかでは、この主人公の環境変化や心持ちに触れられている場面がいくつかあり、そういった部分に触れた際に、加賀恭一郎という作品上の人物ながら一人のヒトとの関係をより深められる喜びや、懐かしい人と再会したようななんとなくの安心感が得られる感覚があります。 個人的に好きなのは、美緒への恋心が見え隠れする部分はもちろんのこと、剣道について語る際の照れたような仕草、表面的には決して好意的でないもののなぜか自分が父親の語り口に似ていると気づく父親とのやり取り、そして、「俺が生徒のためだと信じてやったことは、何ひとつ彼等のためにはならなかった」との中学教師時代の振り返りなど。 女性への気遣い、目配り、仕草、ふるまい、しかも高身長など、異性に対するモテ度も相応に高いことは容易に想像できますが、推理の際の客観性・合理性や落ち着きぶりに加え、上記の男クサさや熱さ、ある種の可愛らしさ(?)などの人間の香りがする部分は、我々男性視点からのモテ度の高さにつながっているのでしょう。 ストーリーとしても、大好きな作品の一つとなりました。 講談社文庫版の解説で山前譲氏が書いておられるように、本作においては、「作中の犯人が仕掛けるトリック」とともに「作者が読者に仕掛ける小説上のトリック、いわゆる叙述のトリック」が用いられているとのこと。 密室や特殊な殺害方法といった複雑怪奇なトリックは、それはそれで解決への道筋をたどる、That' mystery的な興奮といったものがありますが、そのトリックが複雑怪奇であればあるほど、その解決に関する説得力を高めるための説明がどうしても多くなってしまい、その分、ストーリーの流れやリズムを崩してしまいがちなのではなかろうかとお察しします。 その点、個々の登場人物の心情・言動や登場人物同士のつながり、そしてその総体としての人間模様・ドラマを、より深く描写することによって、作品の広がりや深度がより一層高まるように感じます。 少なくともワタクシはそういった作品が好きです。 で、本作はそういった作品の一つではなかろうかと思います。 ひとつ前に読了した『十字屋敷のピエロ』で学んだ「視点」という観点においては、本作もおおまかには3つの視点(場、加賀恭一郎、浅岡美緒)で描かれており、その切り替わりによって、心地よいリズム感が生まれていたように思います。 あと、かのガリレオ先生の場合もそうですが、加賀恭一郎のような「ヒーロー」がいると、面白い現象が起きるなぁとあらためて実感しました。 それは、それほど名もない探偵の場合、彼らが行う推理についていくらかの説明を添えないと、読者に対して一定の説得性は与えにくいのではなかろうかと思われる反面、ヒーロー的探偵が語る推理は、それがヒーローから発せられるということだけを持って、ほぼ自動的に一定の説得性が与えられるということが少なからず点です。 おおっ!この時点でそんなことまで分かっちゃう(推理できちゃう)の!?的な(笑) これって、ワタクシがヒトを信じやすいタイプだからなのでしょうかねぇ。 でも、それを、何の疑いもなく許させてしまうのが、こういった魅力的なヒーローを軸にした作品なのでしょう。 いずれにせよ、よい作品に出逢いました。 加賀恭一郎シリーズはまだまだ続きがあるようですので、今後もますます楽しみです♪ | ||||
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ドラマにもなった加賀恭一郎が謎解き役を務めるシリーズの二作目です。私はドラマは見ておらず、シリーズ一作目の『卒業』を読んで興味を持ち、本作も読んでみました。 前作の『卒業』でどうやって殺人を犯したのかという点が犯人あてにも繋がる大きな謎でした。今作では犯人あてに主眼が置かれており、私の場合はわかった気で最後まで読んでいって外してしまいました。物理的なトリックなんて何もありませんが、うまくミスリードされてしまったという印象です。最後の最後に犯人が明かされるところもきちんと説得力があると思います。 他の東野圭吾作品とも共通していることだと思いますが、文章が読みやすく、主人公の加賀恭一郎や周りの人物の心や思考の動きがわかりやすい作品だと思います。また、前作と同様に加賀恭一郎の恋という要素も含まれており、エンターテイメントとして楽しみやすい作品になっていると思います。 | ||||
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