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眠りの森
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眠りの森の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全94件 1~20 1/5ページ
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トリックに凝りすぎて疲れてしまった「卒業」に続いて読んだ加賀恭一郎シリーズの第2弾でしたが、犯人なども「まぁそんなところかな」程度で、驚きは全く無かった。 そして、物語のクライマックスでタイトルにもリンクさせた加賀と美緒のその後が、続編も無く、おざなりにされていることも残念でしかない。 なんだよ、加賀は「守ってみせる」とか「君が好きだから」とか吐いたくせに、結局、捜査過程で関係者に一目惚れしただけで、その後は、いけしゃあしゃあと生きるような芯のない男だったのかと残念でならない… 加賀恭一郎シリーズはまだまだあるので読んでみるが、いつになったらその魅力に気づかせてくれるのだろうか… | ||||
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華道に続く加賀シリーズの2作目。バレエの世界での事件、恋模様を描いている。最初から読み返すと、交通事故が無影響というミスリーディングから随所にヒントが散りばめられているのが分かった。加賀の教師時代も今後気になるところ。 | ||||
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加賀恭一郎シリーズをもう一度読み直したいなと思い手に取りました 初期の作品ということもあり、今ほど文章にスピード感なく少しまどろっこしい感じがします バレリーナという普段かかわりのない業界の話で面白いなと思うものの 関係者のちょっとづつの判断の狂いが大きな事件になったなぁ…と 人の弱さを感じた物語でした 前回の恋が上手くいかなかったようで、また恋愛が絡んできてたのが良かったです | ||||
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バレエ事務所で男性が殺され、現場にいたバレリーナが正当防衛を言い立てる。ついで、そのバレエ団の関係者が二人連続して毒殺される。第一の事件の容疑者は拘束中で、第二、第三の事件とはどうかかわるのか。バレエ団員は相互にかばい合っているようでもあり、捜査は進まない。その中加賀恭一郎はバレリーナの麻生未緒にひかれていく。 第二・第三の事件の真相にくらべ、第一の事件の犯人を見抜くのは「ミステリの王道」からして簡単だ。パズラーとしてより、悲劇の心情小説としての価値が高いのではないか。 | ||||
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加賀恭一郎シリーズの第2弾。正当防衛を主張していた人物が、事件と関わっていなかった結末は想像外だった。そして最初の事件と、バレエ団内で起こった2つの毒殺による殺人事件。これらがどう結びついていくのかがポイントだった。 | ||||
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バレエの世界独特の事情からすると、いかにも起こりそうな事件。被害者はナイーブすぎたのでは? 踏み込んではいけない場所に踏み込んでしまったようだ。 | ||||
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東野作品ではあまり人気ではないような気がしますが、僕はトップクラスに好きです。結末には胸を打たれます。 | ||||
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バレーダンサーがいかに過酷なものかは、わかりましたが、ミステリーというか、安っぽいメロドラマでした。残念・・・ | ||||
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普通でした。 | ||||
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名門バレエ団で、あるバレリーナが不法侵入した男性を殺してしまいます。最初は単純な正当防衛に見えた事件は、侵入者の身元がわからず動機も不明で、捜査が行き詰る中、加賀刑事はバレエ界の特殊な雰囲気とその閉鎖性、排他性に気がついて・・という始まりです。 執筆前に相当バレエ界のことを調べられたのだと思います。練習、公演、日々の生活、なにをめざしてバレエを続けるのか・・などなど。バレエは一種のスポーツであると同時に芸術でもありますが、他の要素、たとえば人並みの俗っぽい悩みや楽しみが入る余地のないくらい厳しい生活が伺え、それくらいバレエだけに集中しないと、たちまち技術は衰え一線からころがり落ちる過酷な世界のようです。そして今回の事件が起きてしまったのは、そんなバレエ界の体質のせいでもありました。 真相追求のほかに、このお話でもうひとつ大切なのは、バレリーナ未緒に対する加賀刑事の控えめで真摯な思いです。遠くからいつも見守っているような、大切なゆえに近づきすぎることを躊躇してしまうような臆病といってもいい恋。女性なら、こんなふうに大切に愛されたら本当にうれしいのではないでしょうか。 ミステリに恋愛の要素が入ることは賛否両論だと思いますが、この作品に限っては成功していると思います。というか、ラブ・ストーリーとして読んでも秀逸な出来だと思います。 作品ごとにまったく違うテーマを書くことができる東野氏ですが、ミステリ作家と言い切るにはあまりにも多彩で、エンターテイメント的な作家だと言っていいと思います。これは決して軽い意味ではなく、それだけ引き出しが広く器量が大きいのだと思います。映画化される作品が多いのもうなずけます。これからも他の作品を読んでいくのが楽しみです。 | ||||
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加賀恭一郎の刑事デビュー作品になるのでしょうか(学生の時を含めると2作品目)。 ダンサーの葉瑠子がバレエ団に忍び込んだ風間利之を殺してしまった正当防衛(?)事件と、演出家の梶田康成がリハーサル中に毒殺された事件。 この一見関係性がなさそうな二つの事件がどうつながっていくのか。 また複数のバレエ団関係者がニューヨークで死亡した風間と接触している事実が判明するも、海外のこととて、捜査はニューヨーク市警に委ねざるを得ず、このことが捜査の進展(=謎解きの展開)にちょうど良いブレーキ役となっています。 東野圭吾の作品は好きで何作品も読んでいるので、★3個以下という評価を付けたことはほとんどなく、といってよほど良くないと★5個は付けたくないので、どうしても★4個が多くなってしまうのですが、この作品は読み終わった後でかなり面白かったという印象を持ったので、★5個を付けさせてもらいました。 男も女もダンサーはみなストイックに完璧な踊りや、演出家の理想に近づくような美しい体形を求めて努力するなか、そんな特殊な環境ゆえに起こってしまうともいえる殺人事件。 読み応えがありました。 ただ加賀がダンサーの未緒に恋愛感情を抱いてしまうという設定は、ドラマや映画になったときはウケるのでしょうが、刑事が事件関係者に恋するということが現実的に考えるとリアリティーに欠けるので、小説としてはなくても良い設定のようにも思えました。 | ||||
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加賀恭一郎シリーズ二作目で、初々しい刑事としての加賀さんの姿を見ることができる。 ガリレオをすべて拝読したので、こちらにも手を伸ばすことに。 タイトルからもわかるように、『眠れる森の美女』をモチーフとした作品。閉塞感の強いダンサー業界を森に見立てるという表現のほか、巧みな比喩がふんだんに用いられている。針を使ったトリックなんかもその代表例だが、作品内で言及されるまでは、上手すぎて気づくこともできなかった。 加賀恭一郎は湯川学と真逆で、人間的情緒が人一倍強い性格らしい。今作においてはその性格がストーリーに色濃く反映されていて、捜査の幕間を彩るアクセントとなっている。ラストシーンの胸が熱くなるやりとりも必見。(僕はたまにラストシーンを見てから小説を読んでしまうのだが、今作はそれをしなくて正解だった。) 本作は、こじれた人間関係が少しずつ明かされる手法をとっているが、そのすべてに恋愛の要素が絡んでくる。恭一郎と未緒の恋模様の顛末は明かされずじまいだが、次回作以降で掘り下げられると期待したい。 | ||||
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この作品を読むきっかけになったのは、阿部寛さんの映像版を観てからです。加賀恭一郎シリーズの2作目で発行されたのももう四半世紀以上前。実際、映像化を観て、何だか?となった。だいたい、原作を超える映像化されたものは、あまりに少ない。だからこそ、東野圭吾作品で、これほど観終わってモヤモヤが残った。原作はどんな作品だろうと思い、今更ながら読んでみたら、加賀恭一郎の恋、父との関係の深さが、心を揺さぶる。まさか、ラストで彼が守るべきもの、愛するという意味。また、父親の会話。ネタバレするので書けないが、加賀恭一郎の心の優しさ、寛大さ、誠実さ。また、二転三転する連続事件、もし、映像化を観られている方でも、一読の価値があると思います。 | ||||
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閉ざされたバレリーナの世界に加賀恭一郎が立ち向かいます。 毎作品、それぞれの分野を解りやすく斬り込む東野圭吾さんの作品は素晴らしいです。 本作品、クライマックスで全ての真相は明らかになるのですが、ダンサーの心の奥に潜む野望や心情は刹那くもあり、その道で生きていくプロ魂も垣間見る事が出来ます。また硬派なイメージの加賀恭一郎のラヴロマンスに胸キュンな場面もあり、加賀恭一郎の意外な一面もみることが出来ます。 「俺があなたを守ってみせる」の一言にはジーンときました。格好いいですね! 東野圭吾さんの作品は泣ける作品が多いですね。こちらも最後泣けました。 | ||||
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ドラマ「新参者」で有名な加賀恭一郎シリーズの2作目。やはり東野圭吾様は初期作品からすごい才能を感じてしまう。出だしからワクワク、伏線回収しながらの結末は流石です。加賀刑事が女性に惚れっぽいのも良かった(^^) 読んだ後、この作品ドラマ化を観たがこれも良かった。3作目も楽しみです。 | ||||
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レッスン場に忍び込んだ男を殺害してしまったバレリーナ。正当防衛と思われる その事件の裏側に潜む真実に、加賀恭一郎が迫る。舞台はバレエ団という閉鎖的 な世界で起こり、現場の状況は正当防衛を匂わせる。正当防衛を立証するために 徹底的に相手の話を聴き、観察し、事実を整理する。いつもの加賀恭一郎だ。 華やかな舞台の裏側にある人間模様を浮かび上がらせ、事件の真相に迫るとき、 加賀自身が信じたくない真実に直面する。 加賀恭一郎シリーズは、順番に読まないと彼の年齢や経歴が良く理解できないと ころがある。本書は2作目であり、捜査1課、すなわち本店の刑事だ。しかし、 まだ30歳そこそこという若さであり、その後の作品に比べて、やや青臭い面も みられて、興味深い。ほろ苦い恋愛模様。こちらも作品に色合いを添えている。 | ||||
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東野圭吾の加賀恭一路シリーズなので安定した何時もの様な面白さであった。 | ||||
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28年前の作品。作風が最近の東野圭吾のリズム感の良い文章やシナリオと違う感じがする。 バレリーナという、それだけでは生活していく資金を得られないひとがほとんどだが、求められる芸術的表現力は一時も休憩や緊張から解放されることのない世界で起きた殺人事件。事件の解決は時間をかけてじわりじわりとしか進まない。 なかなか、すいすいと読み進められる物語ではなかった。 | ||||
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加賀恭一郎シリーズ第二弾。刑事になった加賀がバレエ団で起きた殺人の捜査で知り合ったバレリーナに恋をする。初めは殺してしまったバレリーナの正当防衛を認めるための捜査だったが、関係者の連続殺人が起きてしまうと言うストーリー。過酷とも思えるバレエダンサー達の芸術に情熱を傾ける日常や変わった人間模様が描かれてとても興味深い。名作「Xの悲劇」で使われた殺人のトリックが出て来て、ミステリファンの心をくすぐるが、殺人自体のトリックがメインではない。過去の外国での出来事にまで捜査の手が及ぶに連れて浮かび上がって来る、閉ざされた世界の中の複雑な人間関係から、「誰が犯人なのか」と言うのに主眼を置いて描かれている。そこで発揮される作者のミスリードが素晴らしい。ネタバレになるので書けないが、まさかこの人物が犯人なのではないかと言う興味で、どんどん読み進めることが出来た。、 真相を究明する加賀の恋心と辛い決断、そして未来への希望を感じさせるラストは感動的だった。「ミスリード」の意味は違っていると思うが、この人物が犯人ではないか、と読者の気持ちを誘導する手法の意味として使わせてもらった。 | ||||
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青年刑事が追う踊り子の美しくも哀しい秘事華麗な舞を舞うバレエ団のプリマが正当防衛とはいえ、レッスン場に忍び込んだ男を殺害してしまった。捜査に当った青年刑事は次第にあるバレリーナに魅かれていく。加賀恭一郎シリーズ 。 | ||||
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