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亡国のゲーム
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亡国のゲームの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。 | ||||
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これはすごい。正直圧倒された。 このところのグレンミードにはちょっと違和感を持っていましたが。 この作品は、最高傑作と思っていた『雪の狼』とはまた違ってよりスケールの大きな、そのくせ発散しないなかなかのものにでき上がっていました。 そ、細部の具体性が怖いくらいです。 毒ガスによるテロに理不尽にも脅迫されるアメリカ。 何十万と言う人の死を目の前にした展開は、まさに手に汗握ります。 そのくせ、人物の書き込みも十分で、人と人との心理、男女の機微、これもないがしろにされていません。 最終的な結末ほか、これ以上はお楽しみで語れないのが辛い。 でも、ポリティカルパワーゲーム、サスペンス、ロマンス、等々様々な要素が大変うまく絡み合っています。 これは、グレンミードの最高傑作の一つとして数えられる作品でしょう。 | ||||
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周到に練りあげられた無駄のない構成。丹念に書き込まれた(まるで映画のカットをまるごと文章化したような)細部の積み重ね。適度に類型化されたわかりやすい人物群。物語の骨格をなす主要人物たちが奏でる対位法(ロシアの血が混じったチャチェン人テロリストのニコライ・ゴレフとパレスチナ人テロリストのカルラとその息子ヨセフ。FBI捜査官ジャック・コリンズと亡くなった妻子、そして現在の恋人ニッキとその息子ダニエル。これら二組もしくは三組の男女、親子の関係の対比。ロシア連邦保安局のクルスク少佐とゴレフとの友情。アル・カイーダのテロリスト、ラシフに対するジャックの憎悪。これら二つの感情の対比。高潔な合衆国大統領と邪悪なアル・カイーダの指導者との対比。)そのどれをとっても良くできた第一級の娯楽小説で、だから安心して著者の術中にはまり、時を忘れることができる。あらかじめ約束された大団円とカタルシスをめざし、緩急をつけながら頁を繰っていける。 | ||||
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中東や中央アジアなどの問題に興味がある私にとっては、最初はあまり期待してなかったけれども「深い」と感じました。上巻の範囲ではあまりその良さは感じないけど、最後まで読むと考えさせられるものがあります。 | ||||
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この本が、9.11米国同時多発テロの発生以前に書き上がっていた事に驚きを覚えました。作者がテロを目の当たりにしてこの本は余りにも生々しく、日の目を見ないだろうと感じた気持ちがよく分かります。まさにフィクションがノンフィクションになってしまった作品といえるでしょう。すじ書はテロ集団アルカイダを率いるハシム(ウサマビンラーディン)が大量破壊兵器でワシントンDCを死の町にすると脅し、数々の要求を突きつけ米国大統領を屈服させるという状況をマスコミにもれ住民がパニックになることを避け、政府が秘密裏に解決を図るというものです。読み進むにつれて、ブッシュ大統領の苦悩の表情、プーチンロシア大統領のポーカーフェース、ひげをなびかせ迷彩服に杖をつき山岳地帯の洞窟にいるラディン、全てのシーンが現実と重なりまるで映画を見ているように読み進んでしまいます。とても不思議な感覚を得られるオススメの一冊です。 | ||||
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