さよならバースディ

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さよならバースディの評価:

3.58/5点 レビュー 33件。 C ランク

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平均点3.58pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全52件 1〜20 1/3ページ
No.52
(5pt)

研究者という人種の頑なさと悲しさ

田中真という、珍しいくらい狭量な研究者の視点で描かれる。真は、研究と研究生活のことしか考えていない。学会の発表さえも、普段の研究に影響を及ぼすという理由で断るくらいである。これは初学者としては讃えられても、研究センターの助手としては失格である。途中、1年間、どこにも発表していないという件が出てくる。途中経過でも、仮説でも、方法論でもいいから、発表して、批判を受けるべきである。研究は発表して、なんぼである。なぜなら、他の専門家の目をくぐり抜けてない研究結果はゴミだからだ。発表は、偏見に基づいた研究の進め方を矯正するために、他者の目を借りるにすぎない。専門家の意地悪な意見に晒されても生き残ったものだけが研究結果として、世に残る価値がある。田中真には、そのことだけはきっちり言っておきたいが、研究がある財団の資金でなされていることと相まって、物語の大事な要素になっている。荻原さんは、そのことを承知で書いているんだろうと思う。
 物語は切ない。田中真という、研究バカの視野の狭さが生んだ悲劇と言っていい。
さよならバースディ (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: さよならバースディ (集英社文庫)より
4087462951
No.51
(5pt)

研究者という人種の頑なさと悲しさ

田中真という、珍しいくらい狭量な研究者の視点で描かれる。真は、研究と研究生活のことしか考えていない。学会の発表さえも、普段の研究に影響を及ぼすという理由で断るくらいである。これは初学者としては讃えられても、研究センターの助手としては失格である。途中、1年間、どこにも発表していないという件が出てくる。途中経過でも、仮説でも、方法論でもいいから、発表して、批判を受けるべきである。研究は発表して、なんぼである。なぜなら、他の専門家の目をくぐり抜けてない研究結果はゴミだからだ。発表は、偏見に基づいた研究の進め方を矯正するために、他者の目を借りるにすぎない。専門家の意地悪な意見に晒されても生き残ったものだけが研究結果として、世に残る価値がある。田中真には、そのことだけはきっちり言っておきたいが、研究がある財団の資金でなされていることと相まって、物語の大事な要素になっている。荻原さんは、そのことを承知で書いているんだろうと思う。
 物語は切ない。田中真という、研究バカの視野の狭さが生んだ悲劇と言っていい。
さよならバースディ Amazon書評・レビュー: さよならバースディより
4087747719
No.50
(5pt)

終わりのほうがよいミステリー

この物語にはよいところがたくさんありますが、特に終わりのほうがよいと思います。最後に、研究プロジェクトの二人の関係者のミステリアスな死が理解でき、読み終えると感動します。なお、主人公はとても同情しやすい人なので、推薦する本であります。
さよならバースディ (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: さよならバースディ (集英社文庫)より
4087462951
No.49
(5pt)

終わりのほうがよいミステリー

この物語にはよいところがたくさんありますが、特に終わりのほうがよいと思います。最後に、研究プロジェクトの二人の関係者のミステリアスな死が理解でき、読み終えると感動します。なお、主人公はとても同情しやすい人なので、推薦する本であります。
さよならバースディ Amazon書評・レビュー: さよならバースディより
4087747719
No.48
(3pt)

愛は霧のかなたに

愛は霧のかなたに
っていう映画があって
僕はこの映画が好きだったんだけれど
どうしても重なってしまって 
こちらはミステリー要素が濃いし
良く書けているけれども
映画と比べてしまって★三つ
さよならバースディ Amazon書評・レビュー: さよならバースディより
4087747719
No.47
(3pt)

愛は霧のかなたに

愛は霧のかなたに
っていう映画があって
僕はこの映画が好きだったんだけれど
どうしても重なってしまって 
こちらはミステリー要素が濃いし
良く書けているけれども
映画と比べてしまって★三つ
さよならバースディ (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: さよならバースディ (集英社文庫)より
4087462951
No.46
(1pt)

中古?

ほぼ新品、は偽りあり。中古と書いてくれてれば納得したのに。某チェーン店の値札が重ね貼りされてるは…さすがに。
さよならバースディ Amazon書評・レビュー: さよならバースディより
4087747719
No.45
(1pt)

中古?

ほぼ新品、は偽りあり。中古と書いてくれてれば納得したのに。某チェーン店の値札が重ね貼りされてるは…さすがに。
さよならバースディ (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: さよならバースディ (集英社文庫)より
4087462951
No.44
(5pt)

安く買えるし、家まで配達してもらえるのでとても気に入っています。

安く買えるし、家まで配達してもらえるのでとても気に入っています。
さよならバースディ Amazon書評・レビュー: さよならバースディより
4087747719
No.43
(5pt)

安く買えるし、家まで配達してもらえるのでとても気に入っています。

安く買えるし、家まで配達してもらえるのでとても気に入っています。
さよならバースディ (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: さよならバースディ (集英社文庫)より
4087462951
No.42
(4pt)

ミステリという感じではない

事件の目撃者が知能の高い言語学習中の猿というちょっと変わった作品で、
主人公は真相を知る為に彼との勉強にのめりこむ
猿とのやりとりはコミカルで面白いのだが話は中々進まず、ややもどかしい
ただラストの展開は悪くないのだが、その程度で自殺するだろうかと思ってしまった
まあそれなりに楽しめる作品だろう
さよならバースディ Amazon書評・レビュー: さよならバースディより
4087747719
No.41
(4pt)

ミステリという感じではない

事件の目撃者が知能の高い言語学習中の猿というちょっと変わった作品で、
主人公は真相を知る為に彼との勉強にのめりこむ
猿とのやりとりはコミカルで面白いのだが話は中々進まず、ややもどかしい
ただラストの展開は悪くないのだが、その程度で自殺するだろうかと思ってしまった
まあそれなりに楽しめる作品だろう
さよならバースディ (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: さよならバースディ (集英社文庫)より
4087462951
No.40
(3pt)

さよならバースデイ

なんとなくタイトルから結末は予想できていた。
せつないお話だったけど、特に何も残らない。
さよならバースディ Amazon書評・レビュー: さよならバースディより
4087747719
No.39
(3pt)

さよならバースデイ

なんとなくタイトルから結末は予想できていた。
せつないお話だったけど、特に何も残らない。
さよならバースディ (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: さよならバースディ (集英社文庫)より
4087462951
No.38
(4pt)

ラストシーンがマル

率直に言って、展開、設定は強引だと思います。
恐らく作者はラストシーンに全てをかけていたのでは
ないでしょうか。
ここに響く人は○。響かない人は×、の評価なのでしょう。
でも、単行本の時は酷評多数でした。(荻原さんの作品は
好きなので擁護に回ったくらい)
なのに、文庫になると随分評価が高いですね。
不思議です。
さよならバースディ Amazon書評・レビュー: さよならバースディより
4087747719
No.37
(4pt)

ラストシーンがマル

率直に言って、展開、設定は強引だと思います。
恐らく作者はラストシーンに全てをかけていたのでは
ないでしょうか。
ここに響く人は○。響かない人は×、の評価なのでしょう。
でも、単行本の時は酷評多数でした。(荻原さんの作品は
好きなので擁護に回ったくらい)
なのに、文庫になると随分評価が高いですね。
不思議です。
さよならバースディ (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: さよならバースディ (集英社文庫)より
4087462951
No.36
(4pt)

あいしてる

著者らしいパロディは一切抜きの、非常に切ないミステリー。
バースディと名付けられたチンパンジーと、会話が出来るかを研究するのだが、二人の研究者が死に、その事に関して謎が多い。

研究者間の繊細な恋心が全体を貫いているのだが、その恋人が、飛び降り自殺をしてしまう。
その真相を突き止めるべく、調べられるのだが、段々と気が重くなってくる。

しかし、このどんよりとした真相の中に、本当の真実がある。
その真実が、最終場面で、バースデーと会話をする形で明らかになる。

作品は、知りたくも無い現実を語りかけてくる。
それにしても、こんな結末も、それに至る過程も、悲し過ぎる。

緻密なミステリーではあるが、どんよりと気が重い。
決して清々しくはないが、読後感に、特別な重みを感じる。

あいしてる、そして、さよなら。
バースディにお疲れ様という言葉に代えて、レーズンバターをあげたい。
さよならバースディ (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: さよならバースディ (集英社文庫)より
4087462951
No.35
(4pt)

あいしてる

著者らしいパロディは一切抜きの、非常に切ないミステリー。
バースディと名付けられたチンパンジーと、会話が出来るかを研究するのだが、二人の研究者が死に、その事に関して謎が多い。

研究者間の繊細な恋心が全体を貫いているのだが、その恋人が、飛び降り自殺をしてしまう。
その真相を突き止めるべく、調べられるのだが、段々と気が重くなってくる。

しかし、このどんよりとした真相の中に、本当の真実がある。
その真実が、最終場面で、バースデーと会話をする形で明らかになる。

作品は、知りたくも無い現実を語りかけてくる。
それにしても、こんな結末も、それに至る過程も、悲し過ぎる。

緻密なミステリーではあるが、どんよりと気が重い。
決して清々しくはないが、読後感に、特別な重みを感じる。

あいしてる、そして、さよなら。
バースディにお疲れ様という言葉に代えて、レーズンバターをあげたい。
さよならバースディ Amazon書評・レビュー: さよならバースディより
4087747719
No.34
(5pt)

霊長類学に最近興味があったので

「霊長類」という言葉は「primates(第一のもの)」という英語の和訳であり、キリスト教的な、ヒトが他の生物に比べて特別なものである、という考えが表れていてあまり好きではない。
かつてヒトのみが行いうる行為(ヒトと他の類人猿との違い)として数十の項目が挙げられていたが、そのうちのいくつかは否定されている。
たとえば現在では、野生において道具を作成するチンパンジーや、ある種の植物を薬として使用するもの、自然火災で生じた火を使用するもの、高度な心理機能といわれる虚偽表示を行うものも確認されているという。
言語の使用もヒトを特徴づけるもののひとつであるが、類人猿も訓練を施すことで手話や文字による言語習得が可能であることは広く知られている。
この本は霊長類研究センターを舞台とし、ボノボのバースディに言語習得プログラムを行う研究者が主人公である。
ひとりの大学院生の自殺を期に、一年前の助教授の自殺、研究所の暗部などを絡めストーリーが進行していく。
彼女はなぜ死んだのか―バースディが見た真相を解き明かしていくミステリーといえる。
理科系の研究が話の重要なポイントになっているが、理系くさい小説ではなく(筆者は理系じゃないし主人公も文学部出身)読みやすい。
ミステリーとしてはやや深みにかけ、先も読めてしまうところがあるが、ラストはなかなか感動的だ。
私は筆者の他の作品も知らないし、そもそもミステリーだと思って読まなかったので面白かった。
解説に、現在の世の中では「愛している」という言葉のリアリティーは失われている、とある。
確かに巷ではやたら「愛してる」と連呼する歌が多いが、本来高尚な「愛している」という言葉がひどく薄っぺらな安っぽい言葉になってしまっていると思う。
だが解説者と同じく私にとっても、この本における「あいしてる」という言葉は真の感動をともなうものであった。
さよならバースディ Amazon書評・レビュー: さよならバースディより
4087747719
No.33
(5pt)

霊長類学に最近興味があったので

「霊長類」という言葉は「primates(第一のもの)」という英語の和訳であり、キリスト教的な、ヒトが他の生物に比べて特別なものである、という考えが表れていてあまり好きではない。
かつてヒトのみが行いうる行為(ヒトと他の類人猿との違い)として数十の項目が挙げられていたが、そのうちのいくつかは否定されている。
たとえば現在では、野生において道具を作成するチンパンジーや、ある種の植物を薬として使用するもの、自然火災で生じた火を使用するもの、高度な心理機能といわれる虚偽表示を行うものも確認されているという。
言語の使用もヒトを特徴づけるもののひとつであるが、類人猿も訓練を施すことで手話や文字による言語習得が可能であることは広く知られている。
この本は霊長類研究センターを舞台とし、ボノボのバースディに言語習得プログラムを行う研究者が主人公である。
ひとりの大学院生の自殺を期に、一年前の助教授の自殺、研究所の暗部などを絡めストーリーが進行していく。
彼女はなぜ死んだのか―バースディが見た真相を解き明かしていくミステリーといえる。
理科系の研究が話の重要なポイントになっているが、理系くさい小説ではなく(筆者は理系じゃないし主人公も文学部出身)読みやすい。
ミステリーとしてはやや深みにかけ、先も読めてしまうところがあるが、ラストはなかなか感動的だ。
私は筆者の他の作品も知らないし、そもそもミステリーだと思って読まなかったので面白かった。
解説に、現在の世の中では「愛している」という言葉のリアリティーは失われている、とある。
確かに巷ではやたら「愛してる」と連呼する歌が多いが、本来高尚な「愛している」という言葉がひどく薄っぺらな安っぽい言葉になってしまっていると思う。
だが解説者と同じく私にとっても、この本における「あいしてる」という言葉は真の感動をともなうものであった。
さよならバースディ (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: さよならバースディ (集英社文庫)より
4087462951