■スポンサードリンク
コールドゲーム
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
コールドゲームの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.30pt | ||||||||
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 1~20 1/2ページ
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| どうも既視感があると思って、こちらを読み返しました。もちろん、異なる部分も多々あり、どちらも一級のエンタメないしホラーと言えるのですが、やはり、「原作」表記が必要な程度に似ているのではないかと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 中二の時にイジメてた子が4年後パワーアップしてリベンジしに帰って来た。 次々にやられていくクラスメートたち。 親や警察に言ったらイジメてた事が分かってしまうので団結して闘おう。的なストーリー 死者も出て被害が拡大していくがヤベーヤベー言いながら、登場人物達は明るく振る舞う姿が何かリアル 個々でイジメについて後悔や反省もしてるのだろうが、仲間が集まれば雰囲気を良くしようとするのが自然か なので暗い雰囲気は少な目で、冒険活劇風に物語は進む リベンジ側は容赦なく、ちょっと爽快 本当はそうでなかったと言うオチだとしても 途中は怪力モンスターに追われるホラー小説として読んでいた | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 古本なのにたいへん綺麗な本でした。 また迅速に対応していただきほんとうにありがとうございます。 良い買い物ができたと喜んでおります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 高校3年生の夏 中学時代の元同級生が大なり小なり程度の差があれ 被害を受ける出来事が次々と起きる。 それは中学時代、クラスでイジメられていたトロ吉の クラスメイトへの復讐なのではないかと 主人公たちが思い始め物語が進んでいく。 大怪我するもの、そして死者まで出た。 次は誰がやられるのか、、、。 トロ吉はどこにいるのか。 会って話すことができるのか。 会う前に自分が襲われてしまうのか。 イジメるもの。 見て見ぬ振りするもの。 自分はやっていないといい子ぶるもの。 担任の先生の態度。 「やめろよ」 その一言が4年前に言えていたら、、、。 トロ吉の復讐劇に終わりは来るのか。 絶対許さないだろう。 考えさせられる本だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 高3の夏、復讐は突然はじまった。中2時代のクラスメートが、一人また一人と襲われていく……。 犯行予告から、4年前にクラス中のイジメの標的だったトロ吉が犯人ではないかと浮かび上がるものの、転校したトロ吉の行方は誰も知らなかった。 主人公と親友たちは、「北中防衛隊」をつくり、トロ吉を捜しはじめるのだが――。 やるせない真実、驚愕の結末。高3の終らない夏休みを描く青春ミステリ。 以上、そんな内容の、虐め被害者が加害者たちへ復讐しまくるサスペンス作品でありつつ、 復讐の驚愕の結末の恐怖を何とか乗り切る青春ミステリとして、すっきり終わり面白いのは間違いなしでした。 ただ、あの終わりかたはあくまでもまだまだ加害者側の視点であり、 虐め被害の深刻さや、因果応報は誰にでも起きうる教訓を伝えるまでには達していなかったのが少し残念。 僕は作中の被害者よりは軽い虐めを中2~卒業までの2年受けましたが、後遺症は長引き、20歳位まで毎晩悪夢にうなされ続けたり、崩壊した自己肯定感はなかなか治らず、他者と接する怖さや不安やびびりを抱え、そこを漬け込まれて25歳位までは様々な人に使い走り等にされやすい状態でもあり、虐め加害者へ復讐を夢見た事だけは何度もありました。 それら全てが払拭されて、ごく普通の自己肯定感や自信が持てるようになるまでには10年以上かかりましたし、そうなるまでには、より良い新たな様々な出会いと人間関係があったからこそであり、それらと出会えたのは単に運であり、 そうでなければ引きこもりの人生を歩んでいた可能性も充分にあります。 それを踏まえると、あらゆる虐め被害者が作中のような復讐へ至る可能性は誰にでも有り得ると思いますし、 故に被害者の作中の人生が特別なものではないと、因果応報は誰にでも有り得るからこそ虐め加害をしてはいけないという教訓も、もっと深くして欲しかったなとは感じた次第です。 その点を除けば、怖さと痛みと苦しみと、それらを乗り越える冒険が面白く、怖いサスペンスが好きな方には楽しめると思います(^-^*)/ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 安く買えるし、家まで配達してもらえるのでとても気に入っています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 文章はとても読みやすく、展開が早いので作中にのめりこんだまま一気に読了。読後はすっきりとは決して言えないものの、主人公とその周囲の変化に少しは救われる。主人公側に感情移入出来れば良作、そうでなければ真逆の評価になり得る内容展開であり、私的には前者であったため非常に読み応えがある作品になった。被害者から突きつけられた罪状への主人公の反応がもっとも印象に残っている。少年課の警官とマスターのキャラクターも光っていた。他の登場人物も脳裏に想像ができるほどにキャラが立っていて、深刻でない場面での掛け合いも面白い。キャラクター造形の面も含めての星5つ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ほかの方のレビューを見ると、「主人公側に感情移入できない」など、登場人物たちに否定的な意見が多々ある。 確かに自分も読んでいて気分が悪くなったし、許せない気分がでたこともある。 このような作品をだした作家に否定的な意見を出す意見もわからないわけではない。 でも、そういう意見があることを含めても、やっぱりこの作品は社会的意義があると思う。 『いじめ』はなくさなくてはいけない、社会的問題のひとつだ。 しかし、それはもっとも難しい問題の一つでもある。 そして、いじめ問題で難しいのは、「いじめている」側がいじめている意識がほとんどないということだ。 だからこそこの作品を読んで、「いじめの酷さ」「いじめられた側がどう思っているのか」などいろんなことを感じて、学び、反省をしなければいけない。 この小説は映画化されるべき作品だと思う。 そしてもっと広く知られるべきだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| やっぱ好きです。 荻原浩のミステリー。 もう、人間の書き方がうますぎて、 人間味が肉汁のようにじんわりと滲み出てて、 その味にハマる。 ハラハラドキドキだけじゃ物足りないし、 キャラの良さだけじゃつまんない。 この絶妙なさじ加減、やっぱりツボです。 しかもちょっと社会的ネタとか、 嫌味じゃない程度にスパイス効いてるし。 2008の新潮文庫で贔屓に取り上げられてるのも納得です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 読書は好きで適当に選んだ小説本が 「コールドゲーム」でした。 電車に乗る機械が増えたのでその際に読んでいたのですが。 物語の展開が面白くなり また、登場してくる学生などが色々な事情の持ち主なところ。 ハラハラさせられるし 微妙に頷けてリアリティーな所が面白い内容になってます。 「何か本とない?」と友人に聞かれたのなら 「これ、結構面白いミステリーだよ」 と進められる内容だと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| イジメられた少年が月日をえて自分をイジメて来たクラスメートに対して報復する小説。 全体としてはまとまった感じでとてもよい感じしました。今も社会問題になってる『イジメ』。やってはいけないのだが、変な集団心理が掛かってしまい、根絶なんて出来るのか考えてしまいます。 イジメられるヒロヨシに対する描写はイジメる側の方が多く、ヒロヨシの心境は後からじわじわと暗く重く伝わってきます。 感想としては、少しばかり主人公やその仲間に対する恐怖や最後の結末の衝撃が弱かったと感じます。イジメを取り上げてる作品にいちいち咎めるのもどうかと思いますけど…。 私は他の萩原浩作品を読んでないので、なんとも言えませんが、この作品はちょっとだけ物足りませんでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 虐められていた少年の復讐劇です。読み終えた感想は、ほんとあっという間だったという感じです。あんまり難しいトリックも無く、文章も硬くないので、ミステリーは好きじゃない人もスラスラ読めるんじゃないでしょうか? 虐めについても色々考えさせられる作品ですが受け取り方は人それぞれだと思います。虐めていた人、虐められた人、それぞれが何か、思うところはないか考えさせてくれる機会をくれる作品でもあると思います。若い方もぜひ一読してみてください。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 今の世の中だとありそうな話。 一気の読ませる文章力はすごいですね。 ミステリーとしても面白いですが、主人公の成長記としても読めてgood! 実際にこのようなことが起こったときのしたり顔でコメントするコメンテーターを思いながら読むとさらに面白いw ←不謹慎ですが・・・ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| かなりのめり込めました。あまりミステリー(?)系は読まないからかな。光也と亮太との会話のやり取りだけを見れば、なんだか重松清の青春モノに近い感じがしたけど。ミステリーが苦手な人もぜひ読んでみてほしいです。一読の価値有り。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 荻原浩は私の好きな作家の一人です。 荻原作品といえば人情味たっぷりであり、ユーモアありの作品が多いですが、この作品はまったく違います。 人情味やユーモアは全くありません。 いじめの復讐で、同級生が次々と襲われていきます。 その復讐が、恐ろしく計画的です。いじめの度合いで、復讐のされ方が変わってきます。 中には殺されてしまう同級生 も・・・。 ラストまで目が離せません。 必読の価値ありです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 一揆読みでした。 ラストの犯人はちょっとあっけない感じだったけど、途中経過が面白い。 これはまさしくホラーでしょう。 いじめ問題が深刻かしている昨今、ありえそうな題材だけに、恐ろしい! 彼らの苛め方は、目をそむけたなるものがあったけど、現実にこういういじめで 自殺している少年少女たちが沢山いることを考えさせられました。 荻原ワールド奥深し、幅広し、いろいろ楽しめますねえ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 今までの荻原作品と一変してホラーです。懐が深いというか、これからどう化けるのか本当に楽しみです。 高3の夏、復讐は突然はじまった。中2時代のクラスメートが、一人また一人と襲われていく…。 その過程が怖いこと。「13日の金曜日」の高校生版? しかし、読んでいて胸がチクチク痛いのは、過去にイジメを体験しているからだろうな。反省。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 「噂」と本書を続けて読んだが、共に救われない小説であると感じた。ある意味エンタテイメントとして完結している「噂」より、いじめを主題に置き、余裕のないエゴイストが多数登場する本作の方がテーマが現実的な分、結末ではより救われない感が残る。このような読後感は好きだが。 性格描写が丁寧であり、かつ設定が非現実的なので、客観的に集中することが可能である。またメディア畑出身の作者だけあって、マスコミに対する態度も表明されている。 作者はあくまでエンタテイメント作品として完結したものをつくる意図で書いたのだろうが、いじめについて考える糸口になる小説である。だが、これはいじめに心を痛め感情移入するようなものではなく、「いじめ」の構造(いじめる側、いじめられる側、親、マスコミなどの主体と行動)について客観的に考えさせられるという意味での糸口である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| いじめをした側、された側、復讐する側、される側。登場人物それぞれの立場に立ってみると、みんなの主張が理解できる。でも、逆の立場に立ってみると、誰の主張も受け入れられない。私にとって許せなかったのは、担任教師だけでした。そして、結局最後まで立場を越えて理解しあうことはできない。いじめに限らず、人間社会全体の本質を突かれているようで、とても後味の悪く、考えさせられる話でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 児童、教諭、家族、警察。 探偵役、犯人、被害者、容疑者。 あるいは、主人公、仲間、敵。 登場人物すべてが、一人の例外もなく、 徹底的に愚かで身勝手で、そして、存在感なく描かれています。(したがってやや読みづらいです。) 読者が登場人物の誰にも共感できない(するべきでない)という正視に耐えないリアリティによって、 人間のくだらなさが巧みに指摘されていると感じました。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!





