月光ゲーム Yの悲劇'88

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評判

月光ゲーム Yの悲劇'88の評価:

3.66/5点 レビュー 80件。 B ランク

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平均点3.66pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全139件 101〜120 6/7ページ
No.39
(3pt)

設定に無理

火山噴火によるクローズドサークルというのはあまり見ないので、
その点は面白いのですが、
どうも状況設定には無理があるような印象です。
登場人物が多すぎるというのも、読みやすさとしてはマイナスですね。
謎の解明についても、一応の理論的説明はついていますが、
如何せん動機が弱い気が、、。
まあ作者の処女作なので、こんなものでしょう。
月光ゲーム―Yの悲劇’88 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 月光ゲーム―Yの悲劇’88 (創元推理文庫)より
448841401X
No.38
(5pt)

学生アリスシリーズ、最初の作品。

有栖川有栖さんの長編デビュー作であり、学生アリスシリーズと呼ばれるものの、一番最初の作品。
『孤島パズル』『双頭の悪魔』『女王国の城』へと続く、私の大好きなシリーズ。
夏休みを利用して、長野県のとあるキャンプ場に遊びに来た、英都大学推理研究会の4人。
そこで神戸や東京など各地から来た大学生と出会い、何となく集まってテントを張ることに。
食事当番を決めたり、キャンプファイヤーをしたり、和気あいあいと過ごしていたが、
一人の女子が置手紙をして、誰にも何も告げずに下山してしまったことから、不協和音が生じ始める。
そしてタイミング悪くおきる火山の噴火と、それに乗じたかの様に続く殺人。
火山弾と地鳴りによるパニックもものともせず、江神さんが理路整然と真相を追います。
有栖川有栖さんらしい、本格推理の魅力も十分に備えたまま、切なさも感じさせる独特の雰囲気を持った素敵な作品です。
月光ゲーム―Yの悲劇’88 (鮎川哲也と十三の謎) Amazon書評・レビュー: 月光ゲーム―Yの悲劇’88 (鮎川哲也と十三の謎)より
4488023142
No.37
(5pt)

学生アリスシリーズ、最初の作品。

有栖川有栖さんの長編デビュー作であり、学生アリスシリーズと呼ばれるものの、一番最初の作品。
『孤島パズル』『双頭の悪魔』『女王国の城』へと続く、私の大好きなシリーズ。
夏休みを利用して、長野県のとあるキャンプ場に遊びに来た、英都大学推理研究会の4人。
そこで神戸や東京など各地から来た大学生と出会い、何となく集まってテントを張ることに。
食事当番を決めたり、キャンプファイヤーをしたり、和気あいあいと過ごしていたが、
一人の女子が置手紙をして、誰にも何も告げずに下山してしまったことから、不協和音が生じ始める。
そしてタイミング悪くおきる火山の噴火と、それに乗じたかの様に続く殺人。
火山弾と地鳴りによるパニックもものともせず、江神さんが理路整然と真相を追います。
有栖川有栖さんらしい、本格推理の魅力も十分に備えたまま、切なさも感じさせる独特の雰囲気を持った素敵な作品です。
月光ゲーム―Yの悲劇’88 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 月光ゲーム―Yの悲劇’88 (創元推理文庫)より
448841401X
No.36
(4pt)

繊細だが些細すぎるきらいもある

江神シリーズの第一作。
有栖川氏の作品では、いくつかの些細な手掛かりが与えられ、
その手掛かりから過去を論理的に再構成するという探偵手法が
採用されている。このデビュー作も例外ではない。
江神探偵の推理の過程、手掛かりの提示は周到に練られており、
ミステリーとして十分に楽しめる作品になっている。
惜しむらくは、論理的な推理を支える手掛かりが些細過ぎて
すこし劇的要素に欠ける点であろうか。この欠点ゆえにやや
印象が薄い作品になっている気がしないでもないが、
実現性の低い大仕掛けなトリックに辟易しているミステリー
ファンにとっては、改めて「推理」とは何かを考えさせてくれる
清涼剤的な作品になっているとも思う。
月光ゲーム―Yの悲劇’88 (鮎川哲也と十三の謎) Amazon書評・レビュー: 月光ゲーム―Yの悲劇’88 (鮎川哲也と十三の謎)より
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No.35
(4pt)

繊細だが些細すぎるきらいもある

江神シリーズの第一作。
有栖川氏の作品では、いくつかの些細な手掛かりが与えられ、
その手掛かりから過去を論理的に再構成するという探偵手法が
採用されている。このデビュー作も例外ではない。
江神探偵の推理の過程、手掛かりの提示は周到に練られており、
ミステリーとして十分に楽しめる作品になっている。
惜しむらくは、論理的な推理を支える手掛かりが些細過ぎて
すこし劇的要素に欠ける点であろうか。この欠点ゆえにやや
印象が薄い作品になっている気がしないでもないが、
実現性の低い大仕掛けなトリックに辟易しているミステリー
ファンにとっては、改めて「推理」とは何かを考えさせてくれる
清涼剤的な作品になっているとも思う。
月光ゲーム―Yの悲劇’88 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 月光ゲーム―Yの悲劇’88 (創元推理文庫)より
448841401X
No.34
(4pt)

柔らかな論理の意外性と美しさ

 有栖川有栖のデビュー作。
 初めて読んだのはいわゆる新本格の推理小説を乱読していた時期だったので、クローズドサークル(本作では火山のキャンプ場)にも連続殺人にも慣れていて(!)目新しい驚きは感じなかったのですが。
 時を置いて読み返してみると、大学生らしいキャンプ光景、噴火と殺人で一転する緊迫感、途中途中の推理合戦など、かなり引き込まれる作りで面白さを再認識しました。
 論理のひとつひとつを積み重ねる謎解き部分は推理小説のクライマックスですが、探偵の江神さんが「やったのはお前だ!」と指を突きつけるのではなく、「もう終わりにしよう」という柔らかなスタンスなのが救われます。
 一つ難を言えば、(驚きを感じないと上述しましたが)登場人物が多くて一度ではなかなか把握できないこと。
 そのため犯人が明らかになっても「それってどんな人だっけ?」となってしまうかも…。
 ただ、この小説のミステリとしての魅力は意外な犯人ではなく、犯人を指し示す論理の意外性と美しさだと私は思っています。
月光ゲーム―Yの悲劇’88 (鮎川哲也と十三の謎) Amazon書評・レビュー: 月光ゲーム―Yの悲劇’88 (鮎川哲也と十三の謎)より
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No.33
(4pt)

柔らかな論理の意外性と美しさ

 有栖川有栖のデビュー作。
 初めて読んだのはいわゆる新本格の推理小説を乱読していた時期だったので、クローズドサークル(本作では火山のキャンプ場)にも連続殺人にも慣れていて(!)目新しい驚きは感じなかったのですが。
 時を置いて読み返してみると、大学生らしいキャンプ光景、噴火と殺人で一転する緊迫感、途中途中の推理合戦など、かなり引き込まれる作りで面白さを再認識しました。
 論理のひとつひとつを積み重ねる謎解き部分は推理小説のクライマックスですが、探偵の江神さんが「やったのはお前だ!」と指を突きつけるのではなく、「もう終わりにしよう」という柔らかなスタンスなのが救われます。
 一つ難を言えば、(驚きを感じないと上述しましたが)登場人物が多くて一度ではなかなか把握できないこと。
 そのため犯人が明らかになっても「それってどんな人だっけ?」となってしまうかも…。
 ただ、この小説のミステリとしての魅力は意外な犯人ではなく、犯人を指し示す論理の意外性と美しさだと私は思っています。
月光ゲーム―Yの悲劇’88 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 月光ゲーム―Yの悲劇’88 (創元推理文庫)より
448841401X
No.32
(4pt)

江神二郎の透明感ある論理に吸い込まれる

有栖川の処女長編である。まさに本格推理のお手本みたいな〈流れ〉があり、尚且つ構成も
しっかりしているので、ちょっくら本格モノとやらを読んでみようかしら...なんて思ってる
方から、黄金時代が好きなその筋の玄人まで満足できる秀作でしょう。
特に犯人指摘の場面では快刀乱麻を断つようにというよりも、論理の帰結に吸い込まれていく
ような素晴らしい柔軟性があって心地よく、そのままこの一冊の地下水脈に流れてる若々しい
精神が付随してくるのである種のカタルシスが味わえます。
読後感も何かしら甘酸っぱく爽やかで、きっとこのシリーズの次回作にも手をのばしたくなる
気持ちにさせてくれるでしょう。オススメ。
月光ゲーム―Yの悲劇’88 (鮎川哲也と十三の謎) Amazon書評・レビュー: 月光ゲーム―Yの悲劇’88 (鮎川哲也と十三の謎)より
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No.31
(4pt)

江神二郎の透明感ある論理に吸い込まれる

有栖川の処女長編である。まさに本格推理のお手本みたいな〈流れ〉があり、尚且つ構成も
しっかりしているので、ちょっくら本格モノとやらを読んでみようかしら...なんて思ってる
方から、黄金時代が好きなその筋の玄人まで満足できる秀作でしょう。
特に犯人指摘の場面では快刀乱麻を断つようにというよりも、論理の帰結に吸い込まれていく
ような素晴らしい柔軟性があって心地よく、そのままこの一冊の地下水脈に流れてる若々しい
精神が付随してくるのである種のカタルシスが味わえます。
読後感も何かしら甘酸っぱく爽やかで、きっとこのシリーズの次回作にも手をのばしたくなる
気持ちにさせてくれるでしょう。オススメ。
月光ゲーム―Yの悲劇’88 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 月光ゲーム―Yの悲劇’88 (創元推理文庫)より
448841401X
No.30
(4pt)

こだわり

 僕が著者の本を読んだのはこの作品が初めてですが、本格推理に対するこだわりが感じられました。デビュー作としては良い出来ではないかと思います。
月光ゲーム―Yの悲劇’88 (鮎川哲也と十三の謎) Amazon書評・レビュー: 月光ゲーム―Yの悲劇’88 (鮎川哲也と十三の謎)より
4488023142
No.29
(4pt)

こだわり

 僕が著者の本を読んだのはこの作品が初めてですが、本格推理に対するこだわりが感じられました。デビュー作としては良い出来ではないかと思います。
月光ゲーム―Yの悲劇’88 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 月光ゲーム―Yの悲劇’88 (創元推理文庫)より
448841401X
No.28
(2pt)

読んでてちょっと困っちゃう

 有栖川有栖の作品を読むのは初めて。
 子供が小学校の高学年くらいになって、少し色気づいてきたら、薦めてみようかなぁ。でも、最近の子供では、いかがなものかと言われてしまうかなぁ?
 デビュー作だから、しょうがないのか、もともと子供向けなのでということなのか。悪くないところも、少しはあるんだけど、2冊目、3冊目を読んだときに、より深い失望に陥れられるのは御免なんだよなぁ。
月光ゲーム―Yの悲劇’88 (鮎川哲也と十三の謎) Amazon書評・レビュー: 月光ゲーム―Yの悲劇’88 (鮎川哲也と十三の謎)より
4488023142
No.27
(2pt)

読んでてちょっと困っちゃう

 有栖川有栖の作品を読むのは初めて。
 子供が小学校の高学年くらいになって、少し色気づいてきたら、薦めてみようかなぁ。でも、最近の子供では、いかがなものかと言われてしまうかなぁ?
 デビュー作だから、しょうがないのか、もともと子供向けなのでということなのか。悪くないところも、少しはあるんだけど、2冊目、3冊目を読んだときに、より深い失望に陥れられるのは御免なんだよなぁ。
月光ゲーム―Yの悲劇’88 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 月光ゲーム―Yの悲劇’88 (創元推理文庫)より
448841401X
No.26
(4pt)

設定がいい

有栖川初期作品。
大学生たちが、キャンプ場で遭難。
そこで起こる数々の殺人事件。
意外な糸口から犯人が。
フェアーな犯人さがし。
爽快感あるキャラクター。
俺の好きな設定。
最近の重厚な小説(特に動機などに焦点を当てたもの)に疲れ気味ならば、
このライトな感覚は逆に新鮮。
たぶん、次(孤島パズル)も読みたくなりますよ。
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4488023142
No.25
(4pt)

設定がいい

有栖川初期作品。
大学生たちが、キャンプ場で遭難。
そこで起こる数々の殺人事件。
意外な糸口から犯人が。
フェアーな犯人さがし。
爽快感あるキャラクター。
俺の好きな設定。
最近の重厚な小説(特に動機などに焦点を当てたもの)に疲れ気味ならば、
このライトな感覚は逆に新鮮。
たぶん、次(孤島パズル)も読みたくなりますよ。
月光ゲーム―Yの悲劇’88 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 月光ゲーム―Yの悲劇’88 (創元推理文庫)より
448841401X
No.24
(5pt)

クローズドサークル

面白かったです。設定は少し無理があると思いますがそれでも良いです。アリスや江神さんのキャラ設定がこの後の3作とは微妙に違う気がするのもまた味だと思います(私は双頭から読み始めました)。アリスの恋愛事情も楽しめました。
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4488023142
No.23
(5pt)

クローズドサークル

面白かったです。設定は少し無理があると思いますがそれでも良いです。アリスや江神さんのキャラ設定がこの後の3作とは微妙に違う気がするのもまた味だと思います(私は双頭から読み始めました)。アリスの恋愛事情も楽しめました。
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448841401X
No.22
(4pt)

《江神》シリーズの第一長編

物的証拠を起点にクイーン流の犯人特定の
ロジックを構築していくのが特長である本作。
犯人が遺したマッチの燃えかす十本とマッチ箱という手がかりが、推理の
起点となるのですが、それらの何に着目すれば犯人特定に繋がるのかを
読者に勘付かせないように巧みにミスリードしているのが素晴らしいです。
また、犯人が書いた“犯行終結宣言”も重要な手がかりとなっており、現場にあった
有り合せのものを使い、犯人がどのようにしてそれを作成したかが焦点となります。
一方、被害者が遺した“Y”というダイイング・メッセージは、読者を誤誘導するための
目くらましで、犯人特定の手がかりとしては機能していないのですが、クイーンへの
オマージュとしては、欠かすことのできない要件であるといえると思います。
月光ゲーム―Yの悲劇’88 (鮎川哲也と十三の謎) Amazon書評・レビュー: 月光ゲーム―Yの悲劇’88 (鮎川哲也と十三の謎)より
4488023142
No.21
(4pt)

青春ミステリの金字塔

▼概要
 
 東京創元社の叢書〈鮎川哲也と十三の謎〉から刊行された長編第一作。
 火山の噴火により、キャンプ場に閉じ込められた三つの学生グループ。
 噴火に脅えながら、救助を待つ彼らの中で、連続殺人が発生する。
▼感想
 クローズド・サークル、ダイイングメッセージ、読者への挑戦など、古式ゆかしい「本格」の作法に則った、
 今や現代の古典といってもいい作品です。
 
 登場人物がすべて学生、ということから青春小説の側面もある本作。
 青春ミステリーにおいて、謎を内包した作品世界と、ままならぬ自意識を抱えた若者というのは、
 きわめて相似的なものです。
 閉鎖空間が外側からは噴火によって、内側からは殺人によって脅かされる様は、
 「現実」と自意識の狭間で懊悩する若者の姿に他なりません。
▼付記
 1989年、「平成」という時代の始まりに刊行された本作。
 学生たちの牧歌的な関わりや純情さ、いかにも80年代的な韜晦など、
 バブル崩壊以前のやさしい情景が、ここにはあります。
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448841401X
No.20
(4pt)

「本格」の新しい古典

▼概要
 
 東京創元社の叢書〈鮎川哲也と十三の謎〉から刊行された長編第一作。
 火山の噴火により、キャンプ場に閉じ込められた三つの学生グループ。
 噴火に脅えながら、救助を待つ彼らの中で、連続殺人が発生する。
▼感想
 クローズド・サークル、ダイイングメッセージ、読者への挑戦など、古式ゆかしい「本格」の作法に則った、
 今や現代の古典といってもいい作品です。
 
 登場人物がすべて学生、ということから青春小説の側面もある本作。
 青春ミステリーにおいて、謎を内包した作品世界と、ままならぬ自意識を抱えた若者というのは、
 きわめて相似的なものです。
 閉鎖空間が外側からは噴火によって、内側からは殺人によって脅かされる様は、
 「現実」と自意識の狭間で懊悩する若者の姿に他なりません。
▼付記
 1989年、「平成」という時代の始まりに刊行された本作。
 学生たちの牧歌的な関わりや純情さ、いかにも80年代的な韜晦など、
 バブル崩壊以前のやさしい情景が、ここにはあります。
 
 
月光ゲーム―Yの悲劇’88 (鮎川哲也と十三の謎) Amazon書評・レビュー: 月光ゲーム―Yの悲劇’88 (鮎川哲也と十三の謎)より
4488023142