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(アンソロジー)

トロピカル―異形コレクション



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【この小説が収録されている参考書籍】
トロピカル―異形コレクション〈11〉 (広済堂文庫)

トロピカル―異形コレクションの評価: 3.50/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

粘着系のドロドロとした怪異が多いです

テーマは”トロピカル”ということで、当然、南洋、南国を舞台にしたものが多いです。そのためか、全般的にいかにも高温多湿で(笑)、じめじめ、ヌメヌメ、ベタベタ、ぬるぬる、ドロドロした話が多く・・・これは比喩ではなく、出てくる怪異が粘着系そのもので、生理的にかなり気持ちの悪い話が多かったです。しかも南国なのに(ホラーだから当然かもしれませんが)暗く鬱々として、読んでいてだんだん気がめいってきました(^^;。個人的にはシリーズの中ではあまりおすすめではありません。すいません。

そんな中で気に入ったのは、速水れい「不死の人」と篠田真由美「Flora」。誰もが知っている有名作家が登場し、最後にあっと言わせます。藤川圭介「赤い月」は宮古島の伝説に取材して神話のような迫力があり圧倒的な魅力。竹河聖「干し首」は、かつて干し首を作る習慣があったミクロネシアの部族の話に女の怨念がからまって怖いです。
トロピカル―異形コレクション〈11〉 (広済堂文庫)Amazon書評・レビュー:トロピカル―異形コレクション〈11〉 (広済堂文庫)より
4331607623
No.1:
(4pt)

生命の楽園は…

「トロピカル」がテーマのアンソロジー。
イメージされるのは極彩色の植物やうねるような熱気、楽園という言葉だろう。
だが、それは同時に生々しい生命をも内包していることに気づく。
収録されているのは楽園の持つ本当の顔、おぞましい生命力を持つ原始の生物などなど…
今回の異形コレクションは、生々しくて、怖いです。
トロピカル―異形コレクション〈11〉 (広済堂文庫)Amazon書評・レビュー:トロピカル―異形コレクション〈11〉 (広済堂文庫)より
4331607623

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