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ユダの柩



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【この小説が収録されている参考書籍】
ユダの柩

ユダの柩の評価: 5.00/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

スパイモノみたいだが、実は叙情的な作品。

日本とはほとんど縁がなく現地に大使館もない南アフリカの砂漠ばかりの小国マムリア(ナミビアとアンゴラに挟まれた架空の国)から来日したマムリア人が次々に殺されていく。日本に滞在するマムリア人は留学生を含めて20人程度しかいない。観光客も含めて日本にいるマムリア人全員を調べたが何もわからない。沖縄出身で警視庁公安部の友利守は、同郷の幼なじみで今は都内の大学で准教授をつとめる知念可奈を通して日本に帰化した唯一のマムリア人バイサコ教授に会って話を聞くうちに犯人をつきとめる。守は既婚者だが独身の可奈は初恋の女性でもあった。硬派な内容に思えますが、女性が読んでも感動できる名作だと思います。
ユダの柩Amazon書評・レビュー:ユダの柩より
4022510919
No.1:
(5pt)

表紙の絵が語るもの

誰もレビューを書いてなかったので、読む前に迷いました。

嵐の夜沖縄の小学生が米軍基地に忍び込み、カサブランカの花を盗もうとする。
長じて警視庁公安に配属され、
南アフリカの極小国マムリアからの入国者達を監視することになるのだが、
なぜか彼らは次々に自殺もしくは他殺と見られる方法で死んでしまう。

一方、大使館もないマムリアで、大手商社の出向員は、
一日の大半を遠い川から水汲みに明け暮れる子供達を、学校に通わせるべく
マムリアの唯一かつ主要産業ウランから、海水を真水に変える事業を推し進めようとする。

テロ、殺人、愛情、人とは、故郷とは読み応えのある要素がいっぱいです。

読み終わって表紙を改めて見ると、じーんとします。
ユダの柩Amazon書評・レビュー:ユダの柩より
4022510919

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