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ギフテッド
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ギフテッドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 1~20 1/2ページ
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新人類の誕生を匂わせるストーリーの展開を過去、現在、未来の構図で描いている。読む者をどんどん本の中に引き込んで、先を知らねばならなくなってしまう。 | ||||
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腎臓の新臓器にたいした意味はなく、ただの超能力モノ。新臓器が原因なら幼児期に外科手術で摘出してしまえばいいだけで、なにも大騒ぎすることはまったくないのでは。肝心の超能力発動もほとんど描写されておらず、肩透かし。 | ||||
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小説を読みたいと思ったので読みました. 本作品は,時間軸に沿って様々な話が平行して進みます.その中で,ギフテッドの秘密が徐々に明かされていきます.登場人物の様々な視点で物語が展開していくため,最後まで飽きずに読めました. ドラマ化しても面白くなる,そんな予感のする内容でした. ほかのレビューで書かれている方がいらっしゃいますが,伏線の別の回収方法があったのかなとも思いました. | ||||
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山田宗樹さんの本です。 世界中で、未知の臓器を持つ子どもたちが、ぞろぞろと発見される。その臓器を持つ子どもは「ギフテッド」と呼ばれ、差別される。 どうやら「ギフテッド」には超能力があるらしいことが判明。人々は怖れ、差別する人が続出。しかし、ギフテッドたちは共存を望む…。 はたして、ギフテッドたちは…? というような感じです。 まあ、ツッコミ所しかないような感じの物語ではあるのですが、マンガだと思えば、さらっと読めます。 それなりに面白くて、ギフテッドたちが社会に牙を向けるところなんかは、それなりにスリリングです。 展開とか、マンガっぽいので、ぶ厚いですが、さらっと読めます。 | ||||
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アメリカのテレビドラマ『HEROES』を思い出した。 こうした特殊能力を持つ、いわゆる新人類が現れる時代は本当に来るかもしれない・・。かな。 | ||||
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これからです!この様な人達が増えてます! 良く書かれています! | ||||
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緊迫感だけでなくスピード感もあり、一気に読んでしまいました! | ||||
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ヤバい面白い!! こんなに面白い小説を読んだのは久し振りだ。 山田さんの本には毎回衝撃を受けるが、この本は別格だった。 色んな感情が沸き起こって来て楽しめる。 | ||||
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『百年法』を読んで以来、山田宗樹さんの世界観にハマってしまい、 その流れでこの『ギフテッド』も読んでみました。 山田さんの著書の面白いところは、SFミステリー的な要素で話を展開させ、 それが政治的、社会的側面からも描かれている点だと思います。 『百年法』も『ギフテッド』もSF的な問題を、 現代の政治や社会の視点から取り扱っており、 「実際のこんな問題がおこったら、今の社会はどうなるのか?」 という想像をかきたてられます。 この本も最終的な構図は 力はあるが少数派のギフテッドVS力はないが多数派の非ギフテッドとなります。 多数派の非ギフテッド(一般国民)は自分たちより力のあるギフテッドを社会的にどう受け入れるのかという、 SF的な話から複雑で政治的な問題へと発展します。(“力”についてはネタバレに近いので、詳細な説明は省略します。) 読んだ感想としてはラスト以外は最高でした。 ラスト以前はSF的要素と政治的要素が上手く絡み合い、 ボリュームのあるページ数ながらも、それを感じさせないほどの 面白さがありました。 時系列を微妙に入れ替えて、より話の起伏が激しくしてある点も面白かったです。 しかしラストは「力のある少数派の意見を多数派はどう扱うのか?」という問題についての、 山田宗樹さんの持論が展開されるのを期待したのですが、 明後日の方向に話が展開され、ポカーンとしているままに終わってしまいました。 ある意味SF的な終わり方でした。 あそこは賛否両論起こることを前提として、もう少しSF的な終わり方ではなく、 政治的な結末を描いて欲しかったです。 | ||||
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たまだ図書館で目について一気読みしたのですが、内容はヤングジャンプで連載されていた「デストロイ」に酷似してましたね。どちらが先かは知りませんが。 タイトルのギフテッドから天才の孤立と苦悩などを描いたのかと思ったら、SFでした。 | ||||
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1ページ目から9割目位のいよいよラストという辺りまで文句なしに読み易く面白かった。 ただ最後の締めくくりの1割だけが何か惜しい・・という気がしてならない。 火星へテレポートが飛躍しすぎで、全人類ギフテッド化へという方向で決着をつけるのも無理がありすぎるような。 ギフテッドたちをもはや旧人類には全く理解できない異質の新人類としてクールに描き切ったものが アーサ−Cクラークの幼年期の終わりだとすると、 こちらはアイデンティティや選民意識といった旧人類的価値観を捨て切れていない、 「理解できる」新人類たちのドラマ、その胸の内を堪能できる。 一日で完読してしまう作品は久しぶり。 | ||||
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百年法、代体と読み、今現在はありえないと思うが、将来あるかもしれないと思わせる物語に惹かれてギフテッドも読みました。本来ギフテッドとは天才として生まれて来た人のことを指すようですが、この本では確かに与えられた才能ではあるが、天才として祝福されるものではなく、あまりに超越しすぎて逆に異物として扱われてしまった「ギフテッド」の苦悩、また普通の人の恐怖、恐慌が描かれています。 先の物語でも同じようにこうなったらどうしますか?という問題が突きつけられ、その問題がありえないなと思いながらもスッと入ってくるので読みやすく、ページも進みます。 いずれの本でも主人公と思われる人(どの角度でも見やすいのが山田宗樹の書き方だと思います)が非常に真摯でひたむきな人間像なので、どうしようもない問題であってもなんとなく解決気味にできるのが読みやすいのではと思います。 あくまで解決気味で、物語が将来あるかもと思わせるぐらいしっかりした展開をするので、実際、万一こういった問題が起きたらこれでは終わらないだろうと思ってしまうのが好みの別れるところかも知れません。 特にこのギフテッドはなんとなくハッピーエンド的にしていますが、根本の部分では解決していないと思います。悪意とは言いませんが、もっと強い思想を持ってギフテッドが動いていたらもっと強烈に振り切るはずですが、それを書き出すと終わらない創世記話になりかねない物語になってしまいます。 私を含め、性善説な方にはおすすめな物語だと思います。 | ||||
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ある時から機能不明の未知の臓器「ギフテッド」を持つ子供が続々生まれ、その臓器を持たない旧人類と臓器を持つ新人類の対立を描いたSF風味の小説。こう書くと壮大ですがSF要素は極端に薄く、自分と違う人種を仲間として受け入れられるか否かという論争が本作のメイン。 未知の臓器という言葉に惹かれ購入しましたがこの臓器に関して詳細はまったく明かされなかったのが残念。この臓器があると超能力が使えるよ!(多分)という程度です。 超能力者vs非超能力者という構図、命の危険に晒されると超能力が飛躍的に進化するという設定、超能力による大虐殺…その他もろもろ別作家ではありますが「新世界より」を彷彿とさせる設定・展開でした。しかし超能力という派手な設定を取り入れているわりに始終地味~な感じで話は進みます。料理の仕方によっては壮大なスケールで展開できそうな題材だったのに、最初から最後まで「ギフテッドというだけで差別されるなんてしくしく」とやっているだけなのが惜しい。 人種差別ものとして読もうにも差別が始まるまでの流れが不自然すぎていまいち没入できなかった。未知の臓器を持つとはいえ国はギフテッドを優遇しすぎだし、いざ超能力が危険視されるとギフテッドは排除すべきという意見で全国民が一致するのも極端な反応すぎる。第一ギフテッドは全世界で生まれ続けているのに、日本国内でしか大きな問題が起きておらず他の国は静観しているという状況も無理がある。銃社会やテロなどで常に命の危機と隣り合わせの外国の方が覚醒者が出やすい気がするのですが…。 未知の臓器をひとつ持つだけで差別されるという葛藤を早く書きたいあまりに細部の設定を煮詰めるのを作者が放棄したという印象。ツッコミどころはわんさかあります。そして肝心のストーリーは尻切れトンボ気味のまま終わりました。黒幕・アレックスとはいったいなんだったのか、ギフテッドと判明した途端に我が子を差別する親しか出てこない点(親子愛ってそんなに薄っぺらなもんじゃないと思うのですが…)、総じてリアリティが圧倒的に足りなさすぎます。総括して☆2。SFとして読むにも共存がテーマの社会派小説として読むにも中途半端でした。 | ||||
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ストーリーはSFチックなのだが、人間同士の差別というテーマに重きを置いた小説のようだ。『ギフテッド』の正体も曖昧で現実味が感じられず、山田宗樹ほどの腕のある作家なら、何もSFチックなストーリーに仕立てなくとも良かったのではと思う。最新作の『代体』もSFチックなストーリーであったが、こちらの方はまだ現実味があった。 世界中で人間の体内から見付かった未知の臓器『ギフテッド』を巡り、人間同士の差別が始まるが… | ||||
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ギフテッドと非ギフテッドとの争いや国会議事堂でのシーンはページを読む手が止まらなくなりました。この本で山田氏のファンになりました。SFが好きなら是非ともおすすめします。唯一、欠点を挙げるとするなら、回想が頻繁に入るので時系列を掴みにくいかもしれません。 実写化してほしいですね〜。 | ||||
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秀逸な設定故に自分の中でハードルを上げすぎてしまったのか物語としては普通。もう少し危機感を煽るというか盛り上がりがほしかったのが正直な感想で、超能力SFとしては貫志祐介の「新世界より」の下位互換という印象。 | ||||
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主人公の颯斗は小学校六年生で全日本人が受ける検査で ギフテッドであることがわかり そのことで差別というか苛めをうけて ギフテッドを集めた学校に行くのですが・・・ ギフテッドは臓器が多いだけではなく 超能力があることがわかり ギフテッドとそうでない人との間の軋轢というか 区別?差別? そしてギフテッドは人類の進化系なのか? やたらスプーン曲げがでてくるのが ちょっと笑えて 最後は火星でちょっぴり後味すっきりしなかったけど それなりに一気に読めて楽しめました | ||||
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最初はよかった。うん、最初は。 しかし、途中から穴抜け穴抜け。 もうちょっと骨太な物語を所望していたのだが、、 SFチックな情景を描かせるとこの人はGOOD! | ||||
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やっぱり「百年法」以降の山田宗樹は飛び抜けている。 山田宗樹が描く物語の設定のは、自分にとってはどんぴしゃりとハマる。ここまで、自分の趣味にハマる作家さんはいない。 今作品も、とても楽しくエンターテインメントとして一気に読破した。このスケールの作品ならば、百年法と同量のページ数で読みたかった。それだけが悔しい。ただ、それ程にのめり込める作品だということを皆さんにも知っていただきたい。 | ||||
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正直、臓器が1つ多く生まれた(=ギフテッド)という理由だけで、ここまで日本が過敏になるようには、とても思えず、リアリティに欠ける様々な設定に疑問を持ちながら読みました。 「学力も身体能力にも、その他の子供たちと差はない。その差があるとすれば、未知の臓器を1つ持って生まれたということ(しかし、どうゆう機能があるとかはまったく不明。) ただ「他の臓器にくっついている良性腫瘍なもの」と、大規模な調査でわかったにも関わらず、全寮制の学費が無料になったり(それも、かなりレベルの高い学校?)、ギフテッド専用の学校が存在したり、周りの人々からエリート扱いされる理由がサッパリ分からず、正直、消化不良のまま読み進めた。 これなら、ハッキリと「ギフテッドは、他の人よりIQが高い」とか、そうゆう設定にした方が良かったのでは? 臓器が1つ多く持って生まれたところで(見た目も能力的も何の変化もない子供)を、ここまで日本が財政を投じて手厚く特別扱いするワケがなく、子供や学校の先生も過剰反応しすぎな場面たびたび見られて、正直後半はうんざりぎみでした。 あと、やたらスプーンを曲げるシーンを核に前半のストーリーが進みすぎな印象ですが、ビートたけしが某番組で「スプーン曲げって、ペンチで曲げた方が早いんじゃないの。ん~なんて唸っちゃってさ、早くしろよと思っちゃうよ」なんて言ったりしてましたが、ギフテッドの核として登場する超能力としては、あまりにベタで面白みやリアリティに欠ける感じがしてしまいました。 30代の男性が大真面目にスプーンを持って、ん~!と、念力で曲げようとするシーンとか、冷静に見てどうなんでしょうか。しかも、このシーン、何回も出てくる。 幼少期も30代になった大人になっても出てくる。「僕は、超能力なんてない。信じたくないんだ…!」みたいな深刻な感じで言いながら、けっこう内心はノリノリなのかと冷めてしまう。 こんな感じで登場人物全員がやたら「深刻」なんです。 繰り返しになりますが、臓器が1つ多いことやスプーン曲げができたことは、私の感覚なら、小学6年生から大人(32才)になったら忘れてますね。「思い出レベル」です。そんなに重要なこと?と、ここでもまた消化不良で読み進めました。 あと、3階から飛び降りたら骨折で済んだことって、そんな珍しいことですか??? どうせなら、14階からとかにすれば良かったのに…。 なのに30代になったギフテッドの同級生は、いつまでたっても、こんなことに深刻にとらわれて物語が進みます。 「もしかしたら、自分には特別な超能力があるのかもしれない・・・・・!(いや、でもまさか信じたくない…!)」みたいなノリで。 なんか腹立ってくるんですよね、1人くらいはノリノリで超能力を楽しむリア充のギフテッドいたっていいと思うんですが、全員が全員イイ奴で真面目で深刻で、考えすぎで、超能力なんてない…!いや、あるわけない…!(どっちでもいいけど早くしろよ、と思ってしまうw) とにかく物語の進み方が遅くて、そうゆう意味でしんどかった。 もうちょっと尺を短くして、短編小説にする気持ちで書いた方がこの作者さんは余計なものがそぎ落とされた良い物語が書けるのではないかな、と思いました。 | ||||
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