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極秘偵察
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極秘偵察の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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発行はおおよそ10年ほど前だが、物語が面白く読みやすい為に なかなか途中でやめられない。 終わり方も良かった。ただ、ラストを読んでいると続きがありそう なので、出ていたら日本語版も出して欲しい。 | ||||
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ドルトン・フュアリーは、軍隊活劇のものを出版しているが、数が少ない。 | ||||
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以前読んだ同じアメリカ軍の特殊部隊であるネービー・シールズのノンフィクション作品には、 佐官クラスの隊員が現場に出ることはないとありましたが、本作品では佐官クラスのデルタ隊員でも現場に出張ります。 英国のSASモノとちがって学歴社会のアメリカでは、やはり将校のほうが箔がつくのでしょうか? 元グリーンベレーのJ.C.ポロックの作品は、そうでもなかったけれど。 しかし、やはり元デルタの実戦経験者であるので、戦闘シーンの描写が秀逸でした。 物語もマーク・グリーニーの力添えもあるためか、とくに中盤からグイグイ引き込まれました。 ただラストがラストなだけに、ぜひ責任をもって続編を出していただきたい。 登場人物のデルタの隊員T.Jが、オサマ・ビン・ラディンの討伐部隊が、 シールズのさらに精鋭であるDEVGRUだと知り残念がっていたように、 映画「ブラックホークダウン」以降ネービー・シールズに押され気味なデルタですが、 コルトの今後の活躍が気になります。 | ||||
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元・デルタフォース隊員は手痛い失敗によって部下と救出チームの9名を失ってしまった。責任を問われ軍を追われて、アルコールの淵に深く沈んでしまう。紹介された貨物船警備の仕事も、保険金で解決するという「お約束」を守れず、海賊と完全対決してしまい失職。 しかし、救出チームが人質になっており生存しているとの情報がもたらされ、国境超えに正規軍を派遣できない政府は、単独での偵察をなかば強制的に命じる。ここからの訓練、偵察のリアル感、救出への道筋、脱出のスピード感がたいへんよくできており、ノンストップの面白さ。 年越しをしてしまったが2014年冒険小説の部では上位にランクされるべき作品でした。 | ||||
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ハヤカワ書房より見憶えのない外国人作家の名前があったので、書店で思わず購入。見れば著者は元デルタとの事、鼻息荒く読み進めさせて戴きました。 冒頭から幻想を抱かせる隙のない、生々しいが故の人間味。人の屑を屑として描くその潔さに、感銘を受けます。イスラム社会を真っ向から否定するのではなく、あくまで原理主義過激派の中でも自国への暴力さえいとわぬ者らへの怒りを表現している点も、大変に趣深い一作です。 唯一、翻訳者がトム・ウッドやマット・リンの作品を以前に訳しているにもかかわらず、全くミリタリー作品への造詣を感じられない点が非常に惜しい点となっております。世界でも類稀な味を持つ日本語が、何の面白みも含められておりません。翻訳としては直訳を如何に意味通り伝えるかが大事というジンクスがあるのでしょうが、余りにも味気ありません。小説の訳としては及第点とは到底思えません。 ただ、アメリカ特有の主人公=万能といったスーパーマンは描かれておりません。どちらかといえば悲観的なイギリス人作家的な作品となっております。初めて読むミリタリー冒険小説としてはお薦めできませんが、幾らかミリタリー知識に精通した方であれば訳の稚拙さを以てしても楽しめる作品です。既に本国で続編が三篇出来ているので、原書を読みつつそちらの完成を待つのも一考でしょう。 | ||||
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途中まで読んで、これはおもしろいと思ってここのレビューを見に来たら、レビュワーの方が これはマークグリーニーが協力した作品だとの事、思わず膝を打って納得しました。そうでしたか。 マークグリーニーとは「暗殺者の復習」等のいわゆる"グレイマンシリーズ"(ハヤカワ文庫)で 戦闘、諜報、それに伴う主人公の心象を見事に軽快にしかも重厚に描いている作家ですが、 この本はまさにその良さを持っています。しっかり心に残るストーリーラインで、しかもくどくない。 序盤で米国内での主人公の厳しい訓練が出てきます、これからダラダラと辛い訓練を読むのかなと 思ったら、数週間の訓練があっという間に終わります。しかもちゃんと楽しいおちがついています。 読者の心と頭が疲れていても、読んでいてひきこまれます。疲れたときに読める本。だからと 言ってけっして軽くない。また、脇役がしっかり良い味出してます。これもグリーニースタイル。 脇役もおいしいです。 そしてこの本の著者ドルトン・フューリー自身は実際に911後、2001年12月のトラボラの戦いで ビンラディン・ハントに参加した元デルタ指揮官です(英語版ウィキで"Battle of Tora Bora"を 参照のこと、著者自身によるトラボラ作戦失敗原因、オサマを逃した原因の分析が出ています)。 Dalton Furyはもちろんペンネームです。 だからだと思うけど、戦闘員の仕事中の肉体と心の疲労やあせり、不安、疑心暗鬼、仕事に 失敗した時の絶望感、それを引きずる弱さ、目的達成への執念、なんとしても主導権を握り 続けたい欲求、仕事にからむ人間関係にまつわるいろいろな感情、危機の中でのふとした 心の安らぎなどの描写がたいへんリアルです。しかも、(グリーニーのおかげだと思うけど) そういった描写がくどくない。記述がおしつけがましくない。めそめそ、ねちねちしていない。 この、グリーニー(この本の協力者、一流の作家)とフューリー(この本の著者、元デルタ)の 組み合わせ、すばらしく成功していると思います。これからもこのコンビで本出して欲しいなと 思いました。 疲れたけれど疲れを忘れられるような本を読みたい方に、また特殊部隊という職業の人たちが 仕事中どんな気分なのかのぞいて見たい方にお勧めです。 | ||||
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マーク・グリーニーも協力しているせいか、しっかりとした内容になっている。 恋愛シーンはないどころか、主要登場人物が結婚しているかどうかの記述もほとんどないんだけど、ヒロイン?のパムは魅力的。 ただ、デルタの隊員(Operator)を「工作員」って、訳が直訳過ぎというか硬いというか・・・。 「1機のRPG」校正ミスも何箇所か。 訳者が下手ってことはないんだろうけど、次回作が出るならその辺は考慮してほしい。 | ||||
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自分のミスで同僚を死に追いやってしまったアメリカ兵、コルト。 実はその同僚が生きていることを知り、自堕落な生活を正して民間警備会社の身分で救出作戦に参加する。 他方、同僚を捕獲しているテロリストたちは恐ろし計画を進めていた・・・、という話。 自堕落な戦士が復活して同僚を救う話は、ランボー以来手垢のついた話。 しかし、訓練などのつまらないシーンは最小限で、色恋沙汰もほぼないので読みやすい。 戦闘シーンが序盤はあまりないが、後半は一気に加速する感じだし、スーパーマン主人公ではないのが良い。 敵の作戦もなかなか捻りが利いています。続編も期待しています。 ついでに、トム・ウッドやロジャー・スミスの続編も是非翻訳して欲しい。 | ||||
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