(短編集)

今だけのあの子

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評判

今だけのあの子の評価:

4.13/5点 レビュー 15件。 C ランク

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平均点4.13pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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未読の方はご注意ください

全23件 21〜23 2/2ページ
No.3
(5pt)

神か

芦沢央3作目。
なんというか、この作家自分にとっては神ではないかと思えるくらいすごい作家だと思う。
デビュー作からしてここ数年の新人作品のなかでも出色の出来だったが、2作目は2014年度
全作品のベスト作品といえるくらいの出来だし、本作は短編集として、また「日常の謎」系ミステリとしても
今後長く読み継がれるべき傑作といえよう。
冒頭の「届かない招待状」からして推協賞も十分狙えるレベルだし、続く4篇も高レベルの心理ドラマが続く。

まだ刊行ペースがそれほど早くないため次の作品が待ち遠しいが、いずれこの作家は日本ミステリ界の至宝として
君臨するに違いない。
ただただ感服するのみである。
今だけのあの子 (ミステリ・フロンティア) Amazon書評・レビュー: 今だけのあの子 (ミステリ・フロンティア)より
448801786X
No.2
(4pt)

イヤミスと見せかけて…

初めての連作短編集らしく今までとはちょっと違った読み口だった。
今までの2作が黒芦沢なら今作は白芦沢という感じ?

自分だけ結婚式によばれなかったとか、ママ友同士の微妙な関係とか、義母を怒らせちゃったかもとか、イヤ~なシチュエーションで心理描写も上手さも健在なんだけど、そこからのどんでん返しにびっくり。
イヤミスかと見せかけて全然違う角度から切り込んでくるのも登場人物のリンクのさせ方も心憎いし、なんか一作ごとに上手くなっている感じがする。

個人的には2作目の方が好きだけど人に薦めるならこっちかなー
今だけのあの子 (ミステリ・フロンティア) Amazon書評・レビュー: 今だけのあの子 (ミステリ・フロンティア)より
448801786X
No.1
(5pt)

真意は何処に

それぞれ異なる年代の二人の女性が
様々な感情に振り回されながら気付く真の友情の5編。

親友だと思っていた。
何でも理解し合っていると思っていた。
本当は上辺しか見ていなかったのだ。
彼女の心の奥底に何で気付かなかったんだろうー。

友情がテーマですが、かなり心の奥まで踏み込んでいるので
それがリアリティさを生み怖さを感じる場面もありました。
ほんの些細なことから変化してしまう女性の友情は
実は脆くて時には危ういものだと教えてくれます。

「届かない招待状」「帰らない理由」
「答えない子供」「願わない少女」「正しくない言葉」

5編全て面白かったですが個人的には「届かない招待状」が
一番、好きです。
同じ大学、同じサークルだった女子6人。
中でも親友だと思っていた彼女の結婚式の招待状が
自分にだけ届かない。その線引きは何なのか。
彼女との過去、最近の会話、その一つ一つを思い出してみるが
彼女を怒らせるような心当たりが無い。
思いを巡らせているうちに疑いの矛先が思ってもみない人物に
辿り着きます。

表現が、とても分かりやすく、それでいて繊細で
年代が異なっていても同じ女性として共感出来る部分が
沢山ありました。
先が気になって読み進めてしまうストーリーの展開に
引き込まれます。
初めて読んだ作家さんですが、この方の他の作品も
もっと読んでみたいと思いました。
とても面白かったです。
今だけのあの子 (ミステリ・フロンティア) Amazon書評・レビュー: 今だけのあの子 (ミステリ・フロンティア)より
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