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豆腐小僧双六道中ふりだし本朝妖怪盛衰録
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豆腐小僧双六道中ふりだし本朝妖怪盛衰録の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 21~26 2/2ページ
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落語のような文体で,世の中のあらゆる不思議を説明してゆく。 読後には想像力の大切を痛感,人間讃歌・妖怪フォーエバー!! | ||||
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いやもう、これを読まねばどうするというぐらいに面白い。 軽妙な語り口は文字を読んでいるにも拘らず、リズムよろしくこちらに語りかける声や姿がリアルに浮かび、且つ、不思議な事に豆腐小僧を始めとする登場人物(いや登場概念か?)も同時に目の前で動き回るというすばらしい構造!!! 本当は難しいであろう妖怪についてこれほど楽しんで理解できるなんて、他にはないと思います。 星が10あれば10付けたいぐらいです。 余談ながら、これを読んだら、《どすこい(仮)もしくは(安)》を毛嫌いしていた人も是非読むべき。氏のとてつもないユーモア感覚と構成力を改めて感じる事が出来るでしょう。 | ||||
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本が届いた時、ちょっと複雑だった。可愛らしいくて、凝った装丁は魅力的だったが、予想より重かったので、いつも電車で本を読む私にはつらいなあ、と思ったのだ。しかし、別の意味で電車で読む本ではなかった。おかしくて、おかしくて、笑いが止まらなくなったのだ。 とにかく、豆腐小僧の可愛らしいこと。思いっきり作者の術中にはまり、楽しいひと時を過させていただきました。もちろん、ただ面白おかしいだけではない。「京極妖怪ワールド」全開です。ファンなら、是非お勧め! | ||||
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京極夏彦が、妖怪というものの成り立ちそのものを題材に描き出したエンターテインメント作品。豆腐小僧というキャラクターを通して、人間と闇との共生の有り様を、面白おかしく紡ぎ出すその技量には、感服せざるを得ない。語り口の絶妙さ、人々と妖怪達の微妙な関係など著者ならではと言える楽しみもある。そして、豆腐小僧の冒険譚という物語性もまた面白い。単なる蘊蓄だけではなく物語としての面白さを兼ね備えている秀作。著者のシリーズものの中に登場する妖怪についての解説も興味深い。 | ||||
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~ですな、っていう語り口がいい!!豆腐小僧の絶妙なボケ!!新感覚の京極ワールド。説明がけっこう多いけど、「豆腐サイズ」の本書は妖怪好きにはたまらんですな。……帯に付いている応募権を送ると、妖怪狂言「豆腐小僧」の豆本が!!こりゃあ、買うしかありませんな。 | ||||
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まず、装丁が素敵です。絵巻物のように長い表紙には、恐ろしくも可愛らしい妖怪の絵がたくさん描かれてます。カバーを取ると、本自体はまるで一丁の豆腐みたいです。凝ってる。 豆腐を持ってただ突っ立っているだけの妖怪、豆腐小僧が己のアイデンティティ(というとなんとも大仰ですが 笑)を求めて色々な妖怪に出会う、という話です。 なんつっても豆腐小僧が可愛い。出てくる妖怪が可愛い。妖怪とかよくわからねぇよ、というひとにもおすすめです。妖怪というものについて、すこしわかったような気分になれます。 | ||||
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