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定年ゴジラ



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定年ゴジラの評価: 4.09/5点 レビュー 68件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.09pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全68件 1~20 1/4ページ
No.68:
(3pt)

定年後悩んでいるのに参考になりました。

定年後悩んでいるのに参考になりました。
定年ゴジラAmazon書評・レビュー:定年ゴジラより
4062088142
No.67:
(4pt)

父の世代の定年者への哀歓が優しく描かれてゐる!!

私にとって重松清四冊目の作品を二日半程かけて読み終へました。今度は、私の年恰好に近いテーマの本を読んでもいいかなと思って本書を選びました。
 併し乍ら、読み始めのチェックで分かった事ですが、あとがき、解説、帯の文章によれば筆者の父の世代の定年人生を描いた作品でありました。昭和一桁世代の戦後、高度成長、ニュータウン人生を振り返り、エールを送るものであり、読ませる文章の優れた作品ではあります。さう言った人々の定年人生の振り返り考察はかなり緻密で、漫画家の弘兼憲史のタッチに似ててゐるのではないかと感じました。  
 唯、ニュータウン造成、入居者の類型からつくられるストーリー内容には、ある種のパターン化を感じて私としてはやや違和感がありました。六十歳定年者が感じる振り返り感、アッパーミドル的な階層が持ってゐる豊かさと空虚感はもう少し違って描かれてもいいと感じました。更には、私の世代に向けて直接書かれたものではなかったのは少し思ひ入れを籠めにくかったと思ひます。これは本作品発表から二十年以上が経過してしまってゐますのでやむを得ないですが、解説者の絶賛とは異なる新たな小説が描かれていいのではないかと思ひます。
 作品の中には、主人公の故郷や母親への思ひがとても印象的に描かれてゐました。そして、育って行く子供達への揺れる思ひ描写と展開は優れてゐると思ひました。題名の「定年ゴジラ」ですが、ニュータウン人生を象徴する都市計画の模型をゴジラの如く破壊する五人の定年社会のルサンチマン表現は、誠に秀逸でありました。
 生きて来た人生を認め、肯定する文体を持ってゐる筆者の作品を素晴しいですし、引き続きフォローして行きたいと存じます。
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No.66:
(3pt)

津山市の人なので

とんびドラマ最高だった。
同じ津山市出身だから誇りっす。
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No.65:
(5pt)

父親を思い出す

父親を思い出した
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No.64:
(5pt)

満足の状態

良い状態の本です。注文後早く届きました。満足です。
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4062088142
No.63:
(2pt)

もう少し人物描写を深く掘り下げて欲しかった

1990年代後半に定年を迎えた世代にまつわるエピソードです。都心から1時間半のニュータウンに住む人たちで、街も住人も共に年老いていくというエピソードも盛り込んでありました。
登場人物が年金の少なさを語っていないように、年金切り下げ前の世代です。定年後のむなしさは伝わってきますが、類型的で、当時としてももう少しその世代へのリサーチが必要だったのではないでしょうか。

いわゆる戦時中に幼少期を過ごし、高度成長期に働き、バブル期に管理職を務め、退職金もでて、年金もしっかりともらえている世代ですので、今の定年組とは置かれている状況が大きく違うのには違和感がありました。
そう遠くない未来に完全リタイアする身としては何にも参考になりませんでした。趣味もなく、ただ散歩をして時間をつぶすわけですから。

登場人物の性格をもう少し明るく描かれていると少しは気が張れます。親子の在り方でもそうですが、最後まで分別のある年齢なのに、子供染みた感覚が見え隠れして、なかなか心情移入できなくて困りました。
あてが外れた小説です。
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No.62:
(4pt)

帰ってきたゴジラ、改題

定年後のことが気になり、読んでみました。
子供(娘2人)、妻の家族の元銀行員の話。
銀行の話は、出てきません。
娘、1人は結婚。もう1人は、妻子持ちの家庭に突っ込んでいきました。
奥さんは、夫が会社を辞めてもノーローゼなどにはならず、わき役。
町内会に似たような定年組がいて、いろいろな話をする...というあらすじ。
行先が不安で真っ暗というよりは、淡々として、まだ先があるという明るさを感じます。
スリルとサスペンスはありません。
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No.61:
(1pt)

流し読み

タイトル通り定年になった人たちの暮らしをただただ綴ってるだけで特になんの面白みもない。
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No.60:
(2pt)

退屈。。

著者の作品はこれまで本作含め7-8作読んできた。中では「ナイフ」がインパクトがあってとても良かったが、本作はそれに比べると随分とノッペリ退屈な出来。自分はもうすぐ還暦を迎える会社員で、定年後の生き方の参考になるかと期待して本作を買った。しかし残念ながら自分には全く参考にならず、なんとか我慢しながら読破した。
主人公を「山崎さん」とその「奥さん」と称するのも何かきっと著者のネライがあってのことだろうが、自分にはそれがかえって空々しく響き感情移入できない要因にもなった。
定年後の日々の退屈さを描き出すことが著者のネライだったのだとすれば、その点では成功している... かな。
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No.59:
(3pt)

こんな平和な老後をおくりたい

私は定年前に早期退職するので、第1の人生と第2の人生の間で第1.5の人生をしばらくおくることになる。そんな期待と不安が入り混じって本書を手に取った。
著者の松重清氏が、俳優の松重豊氏と重なってしまい、小説の中の山崎さんが松重豊氏に見えていた(笑)
登場人物はみなさん定年退職されている。それぞれが第2の人生をおくっている様が淡々と語られている。
とくに大きな事件が起きるわけでもない、極めて平和なニュータウンでの日常。
文章のテンポも語り口も私には合っていた。
私には家族はいないけれど、こんな平和な老後をおくりたいものだ。
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No.58:
(5pt)

定年後は…しようがない

おもしろかったです。

戦後日本の発展を支えてきた中産階級。
彼らが役目を終え、そしてむかえた老後の話です。

戦後日本の発展期、明確な夢がもてた時代でした。
それを追い夢中で働いているうちに、皆年をとります。

時代は確実に変わり、彼らのもつ理想や夢は、
虚構化し陳腐化していきます。
彼らが信じて疑わなかったリアリティーは、
徐々に意味を無くしていきます。
ゴジラに踏みつぶされます。

人は行為の中に何らかの意味を求めてあがきます。
しかし現代社会のもつ意味は、
ますます希薄で貧弱になっていきます。
求めても、そこにはもう虚構としての現実しかありません。

でもどんなに現実のもつ意味が希薄で貧弱になっても、
そこで生きていかなくてはなりません。
命ある限りは…

で、一見無意味な散歩がはじまるのです。

定年退職してすべて終わったのです。
現役時代なにものであっても、
いまはただの年寄り。
いまさらじたばたしても、どうしようもないのです。
どうせ何もないのだから、求めなくてもいいのです。
これでいいのでしょう、このままで。

でも、何かが、足りない…

そういったところが、
よく表現されていると思います。
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No.57:
(4pt)

定年後の生き方

定年後の生き方、第二の人生をどういきれば良いのか考えさせられるが、人生の巻く引きが短い。今やじゅみょうは100に近い。
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No.56:
(1pt)

定年ゴジラ

何を訴えたかったのかが弱く、最後のくだりは退屈だった。
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No.55:
(5pt)

曾孫の続編を望む

十数年前の時世と今が変わらないとは
さびしい
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No.54:
(3pt)

読んだけど”凡サラリーマン”の我儘なこと我儘なこと

妻にはケチは付けられるけど自分からは発想できない。
自分で買った街を定年したら今度は何もない街だ。と不満がる。
定年まで 仕事ができたわけでもないけど耐えてきた。と自分を自慢する。
会社でも勘違いおじさんさらば。としてせーせーしているかもしれない。
しごと以外なにも知らない定年さんはかなり増えましたね。 価値観をゆるーり、ゆるりと社会全体で日本橋の上を通る 
首都高速を取り壊すみたいに一度壊して作りなおす必要がありますね。今の考えなおす時代のための踏み台の世代なのでしょう。
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No.53:
(3pt)

暗くなる

サラリーマンというものは自分の人生を固定して考える。確かに、何歳で定年、その後の収入も決まっている。なんでも決まっていないと不安な人たちがサラリーマンを選択し、決まった人生が面白くない人が自営の路を選ぶ。散歩はウォーキングと違って筋肉はつかない。それだけでも、この本の主人公は甘い人間と思う。自分も俗に言われるハッピーリタイアが近づいているが、次に読む本をワクワクしながら探し、ビットコインの仕組みに興味をもたらされる。将来も、地域との関係も全く気にならない。最初に就職した会社を辞めた理由だが、将来の技術部長へのエスカレータの路が見えた途端に興味が無くなった。冒険者にとって、先の見える世界は絶望で、ワクワク感がある世界を求めてしまう。健康は大事だが、散歩では得られない。最近は定年に関する書を読んでいるが、サラリーマンはもともと社畜だから、どの本を読んでも暗い気分にさせられる。暗い気分を共有して互いに慰めあう部分のある人たちには共感を与える書と思う。
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No.52:
(4pt)

貴重な物語。  もっと深められたら・・・

定年を迎えて引退した初老の男たち。そんな、絵にもドラマにも
ならない人たちを主人公に据えて紡いだ、貴重な労作です。
彼らが引退したのは1990年代中頃から後半あたりのようですから、
団塊世代の、もひとつ前の人たちですね。
現役最後の頃は バブルに翻弄されたとはいえ、
高度成長時代に丸ごと浸かって人生を過ごし、
手厚い年金を享受できた世代、
その中でも、かなり恵まれた層の人たちのようです。
子どもたちとの行き違いや、息子夫婦との葛藤はあっても、
生活苦の臭いだけはまったく漂いません。
今現在の、この時代にリタイアした男たちを描けば、
だいぶ違った雰囲気になるんでしょうね。

この物語では、主人公たちの活動のメインは「散歩」です。
しかし、あの頃の猛烈企業戦士たちが、定年後は散歩だけで
日を過ごせるのか?! との違和感も大いに感じます。
最終章『帰ってきた定年ゴジラ』の中で、山崎さんが
「お父さんにだって、自分のやりたいことがあるんだ」と
見得を切る場面があります(p424)。
何をやりたいのか、誰も尋ねないまま終わりますが、
この、山崎さんがやりたかったことをとことん突き詰めれば、
さらに深い、渋い味わいの物語になるのでは・・・
そんな気がしました。
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4062088142
No.51:
(5pt)

エチゴヤサントス

定年後は散歩だけでは寂しい気がします。野村さんのように大学の生涯学習講座に参加することも良いと思います。専門家がコミュニティー3個を持ちなさいと推奨しています。認知症の予防になるそうです。
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No.50:
(3pt)

あと少しで、この年齢に。

53歳で読むと、この先が淋しくなった。むしろニュータウンの人の方が、楽しみの可能性が高いんだろうなぁ。都会は関係がうすいから。
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No.49:
(4pt)

感慨深いです。

50代の自分には近い将来であり、共感できる所も多々ありました。
定年を迎えた登場人物の様にまずは残りの10年を大事に過ごしたいと思いました。
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4062088142

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