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定年ゴジラ
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定年ゴジラの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全68件 21~40 2/4ページ
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開発から30年の老いたニュータウンで定年を迎えたサラリーマンの物語。主人公は僕と同年輩。作者は「とんび」で僕の感涙を絞った重松清。読まずばなるまい。 ところが8つの連作短編の初めの3編を読んでみると存外ピンと来ない。確かに悪い出来ではない。だが、そこに描かれているものは、定年組の心情を余すところなく伝えているとは言い難い。何だかちょっと違和感があるのである。本作の執筆当時、作者は30代半ば。親世代の心の機微を描くのには流石に若過ぎるのかも、とそう思った。 しかし、本作は第4章「夢はいまもめぐりて」から俄然いい感じになってくる。幼馴染の詐欺師と主人公との心の交流。それは決して単純ではないのに、実に細やかで、且つ温かい視線で描かれていて唸らされる。ここから先は重松清の独壇場。仕舞いには、当初はイマイチかと思われた最初の3編でさえも愛おしく感じられるようになるのだから、作者の筆力には端倪すべからざるものがある。「とんび」ほどの感動の嵐は期待できないかもしれないが、静かに深く沁みる作品である。 | ||||
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変わった題名に惹かれて何気なく買ったのですが、自分の環境に似たような内容でとても面白く読みました。 | ||||
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ずいぶん前に某TV番組で放送された。今自分が定年となって、それを思い出現本を購入。考えるものがあった | ||||
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aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa | ||||
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この団地にあるシルバー会に,ささげたい。65歳過ぎてもこの団地の人たちは、夏まつりの主役だ。平成元年から2年、さまざまの県からやってきた人たち、出会い別れがある。どっちを向いても老人ばかり、マンション建って良かったね。チビちゃん、子供会なんとか同居してるもの。楽しい本でした。 | ||||
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作中とよく似たニュータウン育ち、主人公達の孫世代になります。 ”勝ち続けた者だけが〜”の下りは自分も社会に出て、街を離れてから よそ者として育った街を見るとまさにその通りだと感じました。 ニュータウンで暮らして居られた方の作品だけあって、開発時のイメージや説明と実際のギャップ、 ニュータウン暮らしの息苦しさなどノンフィクションな描写もかなりあると感じます。 実家で暮らしていた作中時代を思い出しながら、まるでドキュメンタリー作品のように 引き込まれて一気に読んでしまいました。 リアリティのあるしっかりした設定の上で展開される人間模様だからこそ ストーリーに引き込まれます。 作中時代から約20年たった今、現実世界ではニュータウンの空き屋問題が深刻化して居ますが、 作中世代のニュータウンはまだよかった時代なのかなと感じずには居られません。 ラストにあったような住み替え、人の入れ替わりは現実のニュータウンではほとんど無くそのまま空き屋かしているので。 都心までの通勤時間や作中に度々登場する厳しい建築条件や広すぎる敷地(分割不可)が仇になっていますね。 | ||||
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非常に面白いです。主人公の気持ちと周りから見た状況がかかれていて引き込まれて行きます! | ||||
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定年退職を迎えた「おじさん」が、バリバリ働いていた頃は魅力的な街だと思っていたニュータウンが、実はとても退屈でつまらない街なんだと気が付くところから話は始まる。そして、それは自分達が造り上げてきた結果ということにも気が付く。 定年後に何もやることがなく奥さんに付いていくだけの人、奥さんを早く亡くした人、定年後に奥さんに離婚を言い渡される人、娘の結婚話、そして仲間の死、、、様々なストーリーが練りこまれている。 働くってなんなんだろう、人生ってなんなんだろう、といろいろ考えさせられました。 是非とも、現役でバリバリ働いている世代の人に読んでもらいたい漫画です。 | ||||
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定年になったら男は地域に戻る。地域に戻る気持ちのある男は、拒まれることはないだろう。しかしながら、地域に戻れる勇気のある男がどれだけいるのか。こどもと高齢者を支えられるのは、地域の力しか無い。行政は、残念ながら納税者以外には冷たい。 | ||||
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定年を迎えるものの参考になりました。今から目標をたてボケ老人にならぬようがんばります。 | ||||
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名作です。共感できます。日本のお父さんを描いた小説です。会社で、一生懸命働き、ニュータウンに夢を求めて、一戸建ての家を持ち、通勤電車で、毎日会社に通い、そして、定年。子どもたちからは、何となく疎まれ、妻からは、今さらという感じで過ごし、仕事以外にやることもなく、老後を持て余すというお話です。しかし、否定的でもありながら、それも人生と肯定的な見方も入れながらの作品で、うーんと考えさせられる作品だと思います。さすが、重松清さんと言えます。中年から高齢男性には、とてもよく共感できる作品だと思います。 | ||||
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汚れと折れが多少とは思われませんでした。 かなりの手垢がついてましたし、お尻4ページは折れまくりでした。 やはり安かろう悪かろうでした。 | ||||
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身につまされるお話だと思います。今後の自分のためにも必要なのでは | ||||
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最初の方はつまらない感じでしたが、終盤になって俄然面白くなってきました。フアンになりました。 | ||||
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これは見事な構成で綴られた作品です。もともとが月刊誌に掲載された作品です。したがって、様々なエピソードが見事な順番で話の起承転結を形作っています。そのエピソードも主人公だけでなく主人公を取り囲む家族をも含むことにより話題の幅を広げています。またエピソードの選択も様々な登場人物のこれまでの生き様を戦後日本の中で歴史的に扱うことにより、時間的な枠をも広げております。 話は当事者にとっては笑い事ではない日常の一シーンから始まります。そして基本的な登場人物の紹介が行われ、そこから先はもう最後まではページをめくるだけです。ストーリーは一年という時間でひとまず完結しますが、皮肉なことになんという充実した一年だったのでしょうか。そして人間が未来の社会や人生を設計するということの無謀さとおこがましさ。「後出しじゃんけん」とはいいえて妙です。最後に、付け加えられた「帰ってきた...」も、見事な「その後」になっています。 | ||||
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定年退職した4人組の日々の哀歓を温かく描いた作品、2年前に退職した 団塊の世代としては共感できる内容である、登場人物もそれぞれ魅力があ り、自分の居場所を探す姿は自分自身と重なり一気に読める、人それぞれ 違うが定年退職後の生活は自分で選択する生活であることは間違いない。 | ||||
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都心から2時間ほど離れたニュータウンで定年を迎える山崎とその友人の定年組。人生の最終章を迎えた男達とそれを 囲む家族や友人達の切実なそれでいて笑える物語。まるで定年男性をテーマにした短編集を読んでいるような丁寧な 筋の運び。まずは今まで企業戦士であった男達が企業を離れて、いかに時間を潰していくかという定年組の永遠の テーマから物語は始まる。そして親の物語、子供、孫、そして昔の友人。全てがニュータウンを舞台に、いかにそういった 住居がこの年代の男達にとって全てであり大事であったかということが隠し味で効いている。 | ||||
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退職直後の私に同感できる部分が多く面白かった、逆に共感できないところもあった。 | ||||
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定年した後の老後を考えさせられる非常にシリアスな物語だ…ある意味残酷 | ||||
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あー。考えちゃったな。定年後の自分どうなんだろうか。再雇用で5年延びるけれど、役職を外れて終わりを待つ今を思い返されています。 | ||||
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