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定年ゴジラ
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定年ゴジラの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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1990年代後半に定年を迎えた世代にまつわるエピソードです。都心から1時間半のニュータウンに住む人たちで、街も住人も共に年老いていくというエピソードも盛り込んでありました。 登場人物が年金の少なさを語っていないように、年金切り下げ前の世代です。定年後のむなしさは伝わってきますが、類型的で、当時としてももう少しその世代へのリサーチが必要だったのではないでしょうか。 いわゆる戦時中に幼少期を過ごし、高度成長期に働き、バブル期に管理職を務め、退職金もでて、年金もしっかりともらえている世代ですので、今の定年組とは置かれている状況が大きく違うのには違和感がありました。 そう遠くない未来に完全リタイアする身としては何にも参考になりませんでした。趣味もなく、ただ散歩をして時間をつぶすわけですから。 登場人物の性格をもう少し明るく描かれていると少しは気が張れます。親子の在り方でもそうですが、最後まで分別のある年齢なのに、子供染みた感覚が見え隠れして、なかなか心情移入できなくて困りました。 あてが外れた小説です。 | ||||
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タイトル通り定年になった人たちの暮らしをただただ綴ってるだけで特になんの面白みもない。 | ||||
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著者の作品はこれまで本作含め7-8作読んできた。中では「ナイフ」がインパクトがあってとても良かったが、本作はそれに比べると随分とノッペリ退屈な出来。自分はもうすぐ還暦を迎える会社員で、定年後の生き方の参考になるかと期待して本作を買った。しかし残念ながら自分には全く参考にならず、なんとか我慢しながら読破した。 主人公を「山崎さん」とその「奥さん」と称するのも何かきっと著者のネライがあってのことだろうが、自分にはそれがかえって空々しく響き感情移入できない要因にもなった。 定年後の日々の退屈さを描き出すことが著者のネライだったのだとすれば、その点では成功している... かな。 | ||||
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何を訴えたかったのかが弱く、最後のくだりは退屈だった。 | ||||
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汚れと折れが多少とは思われませんでした。 かなりの手垢がついてましたし、お尻4ページは折れまくりでした。 やはり安かろう悪かろうでした。 | ||||
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6章「くぬぎ台ツアー」が気に入らなかった。 なんで野村さんは、学生を殴ったあと謝らなかったのだろう? なんで山崎さんは、殴られた学生に対して、「君もいずれわかるようになる」などと説教めいたことを言えたのだろう? なんというか、読んでいてむかついた。これが定年を迎えた老人のとる態度かと思った。 自分はまだ20代なので、ここのレビューにあるようには共感できなかった。 年を取ると共感できるようになってしまうのだろうか。 6章以外の全体的な流れとしては、寂しさと哀愁漂う老人たちの日常が描かれている。 「濡れ落ち葉」という言葉を始めて目にしたが、うまい言葉だ。こう言われる老人にはなりたくないものだと思った。 登場した老人の中では、くぬぎ台を飛び立って新天地で新たな生活に挑戦するフーさんに一番共感できた。 | ||||
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