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ファミレス
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ファミレスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.78pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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「どうですか先生、今度グルメを絡めた本を一冊」 といわれて、編集会議で方針が決まって書き始めたのではないか?と思うぐらいの不作感。 確かに、重松氏ですから料理の文章はうまくできていますが、料理の説明部分を読みたいとは思えない。 また、読んだからって「食いてぇ」って感じにもならない。 ページ稼ぎしてんの?っていう感じしかしない。 エリカ先生じゃないけど「小手先小説」って感じ。 途中でエリカ先生のお嬢さんが「アプリで儲けてる」とかいう設定が出てきて唖然。 重松作品ってそういう飛び道具をあまりしないし、そういう使い方をした場合には、そこにその登場人物の「業」や「情」・小説の基本スタンスが載ってくる(急に応援団になれ、とか、親父がタイムスリップしてきた、とかの本質部分)のに、これは蛇足も蛇足。 登場人物毎のエピソードも広げるけど、「なんやそれ」って風呂敷のたたみかた。 弁当食って、不倫も丸く収まるって? 土鍋飯炊いて一番の笑顔? 被災地で離婚しないことに決めた? 重松氏は、そういう「とってつけた大団円」みたいなものを嫌い、予定調和を突き放した上で深く抉り、でも読後感はすばらしいってくる作家ではなかったか? ところどころにある「作者良い事いってるよ」っていうセリフも、使い古されているというか、飲みの席で誰かが語るようなもの。 とっ散らかったお話ですなぁ。 | ||||
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タイトル「ファミレス」と同じでいろんな題材を扱っているけど、どれも平凡な味わい そのわりに料理レシピ・うんちくの描写がうるさいくらいあって、「どうだすごいだろ感」があふれ出ている 結局それを披露したいだけなの? ってぐらいくどいし、リズムを悪くしている 以前はイチローみたいだった重松作品も最近は打率下がり気味だなぁ おまけ 主人公は中学校教師なのに弁当持ちだけど、生徒と一緒に給食食べないの? | ||||
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重松作品は、あまり当たり外れがないと思って読みましたがつまらなかったです。登場人物にもそれほどの魅力を感じないまま読了。正直、人に勧める作品ではありませんでした。 | ||||
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読みやすい文章なのに、続けて読もうという気が起きず、読了まで5日間かかってしまった。 序盤はなかなか本題に入っていかず、いつまでこんな感じで続くのか?との思いが強かった。途中から加速するかと思いきや、なんとなく迷走気味な流れ。何が言いたいの?との思いでいっぱいになった。どうも全体が上手くまとまっていないように感じてしまう。 確かに中年夫婦の危機を扱った小説を読むにあたり、読者である私が中年の夫側の立場にいるので、「そんなこと分かっているよ」の思いと、「奥さん方、それはないんじゃないの!」という思いが出て、個人的な拒否反応が出てしまったのかもしれない。 エリカ先生親子の身勝手さに対しても、それはどうなの?子供は母親だけのものじゃないでしょ、父親の立場はどうなるの?と、こちらも父親目線で腹立たしい。 でも本当に腹立たしいのは、出てくるネタの話に対してではなく、無駄に長いんじゃないかという長さに対してなんだと思う。 エピソードも本当は4つの小説に分けて書いた方がよかったのではないかと思うほど、あまり交わっていないように感じる。あるエピソードに関しては、次に出てくるまでの間が空きすぎて、そのエピソードの存在を忘れてしまっていたほど。 新聞連載ということなので、このまとまりの無さは、書き出し時のイメージと途中からの展開に齟齬が生じたのではないかと、勝手に妄想している。 | ||||
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