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恋愛中毒
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恋愛中毒の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 21~28 2/2ページ
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甘ったるいタイトルに惹かれて読んだ大半の読者は、ラストに向けて音を立てて捻じれていくあたりで身震いする。そのあたり、著者の真骨頂だろう。どうせ何かあるだろうと覚悟の上で読んだけど、やはり読後感は悪い(笑)。 自分の欠けた部分、壊れた部分に見向きもしないし、努力をするつもりも無い主人公には全く共感出来ないし、出来たら一生お会いしたく無い存在。しかし、世の中には必ず萩原や先生のようなお人よしもいる。厄介な事である。 面白いし、上手い小説だとは思うが、何も生み出さない話なので☆は削ります。 | ||||
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豊富な恋愛経験のある人じゃないと楽しめない本なのでしょうか? 私はどうにも煮え切らないラストへの不満が残りました。 あの流行作家はそんなにのめり込むほどの男には思えないし、 主人公のウジウジぶりもあまり共感できなくて。 女同士のバトルの場面とかは面白かったんですけど。 この主人公って強いのか弱いのかよくわかりませんね。 しかもしがみついてるのはこれまでの男全員? これもよくわからないです。不美人でも男を惹きつけるタイプなのか。 で、初めの若社員の悩みはどうなったの?むしろこっちが気になる。 とにかく期待していただけに肩透かしな印象が残念です。 | ||||
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日々に疲れ動かなくなった感情を、小説の世界で潤そうと本書を手に取った。恋愛小説かと期待したのに・・・これは、サイコホラーみたいなもんだと思う。とんだ裏切りです。恋愛小説の主人公=善という暗黙の常識のようなものにより読者は共感を期待して読み進める。すっかりだまされてしまった。ラストの未だ愛の病から抜けられないでいる主人公の姿を知ったとき頭を殴られたようなショックを受けた。 構成がすばらしく、ラストに主役が入れ替わり、読者は気づく。彼女の正体に。恋愛小説として読まなければ、面白いです。 | ||||
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精神的に成熟していない、被害者意識の強いネガティブ思考の女が主人公で、少女時代のトラウマに関する部分以外は全く共感を覚えなかった。心が成熟していない人に恋愛をする資格はないということを教えてくれる物語で、これを恋愛小説とはとても言えない。タイトルから恋愛小説を期待していた私にとっては期待はずれだった。自分はこの小説に関しては、相手のことを思いやることのできない人が下手に恋愛感情を持つと、このようにストーカーになってしまうのだなあという感想を持っただけだが、解説に「まるで自分のことを書かれているようでとてもつらかったと、多くの女性読者から支持された」と書いてある事の方が、この先ストーカー犯罪が益々増えるという暗示のようで怖かった。 | ||||
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私は中学生なのでこの話をよんでも大人の女性の感情や感覚がいまいち、というより全然理解できませんでした。 けれど物事の起こりかたなどはわかりやすいと思いました。 読みながらイライラした部分もありました。 良い本なんですけど読み返すという考えはあまりありません。 話のなかでの人たちの気持ちは理解しずらかったです。 驚いたのは、語り手(と言うんでしょうか?)が物語の始まりと終わりで変わってたことです。 結構読むのに夢中になってたんで男の人が語り始めていたのが、 女性が語っている形で終わっていたことです。 その移り変わりがすごい自然に感じました。 それがすごいと思いました! いいんだけど…読み終えたときの気持ちはすこし微妙な本でした | ||||
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恋愛などの個人的なことを語る場合普通一人称の私が主人公ですね。この小説の冒頭およそ主人公と思しく読者に紹介される青年は男で、彼にはストーカーまがいの行為を続ける元恋人がいるのです。そこでわれわれはこの「彼」があるいは「彼女」が主人公であると思わされるのですが、実際に小説の内容となっている「告白」をするのはこのどちらでもない第三者であったところの女性なのです。読み始めたと単にこういう文学的なトリックが始まっているという意味ですごく面白い実験です。 | ||||
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不幸好きな人、不倫ネタに抵抗のない人は適当に読める本だと思う。 ただ、主人公の感情の起伏が激しいので、中盤までは感情移入して読めたとしても、話が盛り上がるにつれて、客観的になってきてしまう帰来がややあります。 | ||||
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読みやすかったけど、 必要な描写も、そうでもない描写も同じ重さで 書かれていて、無駄な文面も多かった気がする。 はまり込んで読み進めることが出来たのは、 構成の巧みさだろう。 文章自体は決して巧いとは思えなかった。 それにしても、いやな女だ。 それが一番の感想なので、私の好みの範疇ではないのだろう。 こういう女もいるのね、と傍観することしかできないから、 面白さとしてはいまひとつ。 だけれど、読むことを止めたくなかった自分もいるから、 ある種の魔力がすごく強い本だとも思う。 | ||||
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